用意しておきたい定番の救急用品(ファーストエイド)
包帯(関節の固定、応急処置)
整腸剤(胃腸薬)
風邪薬・咳止め
うがい薬(口臭予防や風邪インフルエンザ対策)
包帯(関節の固定、応急処置)
下剤・便秘薬
ハサミ(包帯を切る、衣服を切る・支援物資で届いた衣類についたタグ取りもハサミが重宝する)
熱さまシート
絆創膏(切り傷・すり傷の保護に防水性や伸縮性が高いものが重宝する)
解熱剤(頭痛や歯痛・生理痛など普段よりストレスが加わる分不快症状も出やすい)
体温計、避難所のストレスなどで発熱や微熱などが続くことがある
医療用ポリ手袋(サイズを合わせて)汚物や血液など手にふれたくないものをカバー。介護中の高齢者・乳幼児がいる家庭では、準備しておきたい
安全ピン
とげ抜き(ピンセット)
消毒薬
爪切り
マスク(使い捨て、被災地は瓦礫のホコリなどがひどいので必須)
防虫スプレー
消毒綿
湿布
綿棒(個包装されたものが便利で衛生的)
三角巾 ねんざや骨折した際に使う。包帯やガーゼの代用品としても使える
 連絡先リスト
災害は、季節関係なく発生する、備えておきたいモノ
災害は、冬に発生するとは限りませんが、冬期避難所で集団生活をしているとストレスも加わり体力や抵抗力が落ちインフルエンザやノロウィルスなどに感染しやすいものです我が家では、疲れが出てくると口内炎ができてしまう子のために口腔用塗布剤を用意しています。
非常持ち出し袋は、家族1つずつが基本です。非常持ち出しなので必要最小限の量を用意しておきます。長期保存水・現金・ライター・マスク・皿・雨具・履物(スリッパやクロックス)レジャーシート・非常用簡易トイレ・カイロ・マウスウォッシュ・ウェットタオル・ポリ袋(大小)・ラップ・手袋(軍手)・ティッシュ・生理用品
避難所生活では、防塵マスク・軍手・ゴム手袋・ブルシート・ごみ袋・紙・鉛筆・ダンボール・防虫スプレーが重宝します。個人で必要なものをそろえておき救急用品は、家族の備えとして準備しておきましょう。
全国から被災地に送られる支援物資ですが、高速道路や被災地の被害状況によっては必要なものが届くまでに日数を要することも少なくありません。被災地のニーズは、災害発生直後から1週間と1ヶ月では変化していくものです。日常生活で無いと不便なモノを中心にそろえていきましょう。
防災に強いアウトドアグッズ
被災者の女性が、災害が発生したときアウトドアグッズを持っている家庭や使いこなせる人は、羨望のまなざしだったと話していらっしゃいました。アウトドア用品を揃えておけば安心というものではなく、いざという時使えないのでは意味がありません。
ベテランキャンパーは、電気もガスも水も風呂もトイレもない場所で一晩生活します。震災直後の停電は、屋外も屋内も真っ暗になるのでランタン1つあるだけで気持ちの上での不安も解消できます。ランタンを用意するのは、理想ですが難しいようならヘッドライトやネックライトで首や頭につける懐中電灯を用意します。これらは両手がふさがっていても足元を確保しやすいですし安価なのでできれば家族の人数分用意しておくのが理想です。
東日本大震災では、避難所となった冷たい体育館の床で過ごしました。被災者は、着の身着のまま逃げ出してきた避難所で新聞にくるまって眠ったそうです。寝袋があるの無いのでは大違いです。また避難所では、プライベートな空間は確保できないためストレスが溜まるので選択肢を広げる意味でも備えておくと安心です。
コンビニが災害時の拠点になる
セブンイレブンは、2017年(平成29年)1月の時点で19,171店舗に及びます。セイコーマート・ローソン・ファミマ・ミニストップ・デイリーヤマザキを大きく引き離しています。大規模災害が発生した場合、自治体と連携し地域救援や水道水・トイレ・災害情報を提供するシステムも構築しています。
南海トラフ巨大地震に備えて、高知・愛知・静岡のセブンイレブン3店舗には「津波救命艇」を設置したことが新聞にも掲載されました。阪神淡路大震災や東日本大震災では、避難所を拠点として生活していた被災者が熊本地震では、車中泊や公園でテント避難を選択した住民が少なからず存在しました。窮屈でストレスが多い避難所。たびかさなる余震で建物の中にいるより外の方が安心といった判断だったのかもしれません。また熊本地震では「仮設住宅」ではなく「みなし仮設住宅」といって従来からある賃貸住宅を借り受け住み始めた被災者も多く存在しました。これまでのように避難所を核とする従来の支援体制では、安全確認や状況把握がしにくい問題が発生しました。
セブンイレブンは「大規模災害時の被災者の支援モデル」として徳島県と合意することで行政との連携や災害対策システムの構築がすすんでいます。たとえば洪水や大雨・台風予報は、48時間前から取得し高速道路や周辺道路に影響するエリアの予測を立てます。ネット回線や停電・断水など災害状況をいち早く把握し製造・配送計画をたてるというもの。セブンイレブンを支援拠点としして店舗スペースを提供しながら実証実験をもとに評価、改善点をセブンイレブン側に提供することで今後の災害に生かしていきたい考えのようです。
被災者に聞いた!備えておきたい日用品記事一覧
低価格でカラバリ豊富なヘルメット
災害用ヘルメットとバイク用ヘルメットは、同じヘルメットでも目的も強度も違います。災害用ヘルメットは落下物に強くバイク用ヘルメットは衝突の衝撃に強くできています。東日本大震災が発生した直後品薄になったのが、ワークマンの工事用ヘルメット。安価なので災害が発生する前に準備しておきます。我が家では、子供のヘ...
児童用防災ヘルメット
防災頭巾やヘルメットが頭部への落下物から命を守ります。我が家では、自転車用ヘルメットを防災コーナーに備えていました。何年か経ち被ってみたところ成長して頭が大きくなった子供たちはヘルメットは被れなくなっていました。平時からサイズが合う合わないをチェックしておかなければいけないと痛感しましたヘルメットは...
非常持ち出し袋より機能的な登山用リュック
防災用の非常持ち出し袋といえば銀色。銀色の持ち出し袋は、水に強く燃えにくい素材を使っています。非常持ち出し袋は、オレンジ・赤・白などカラーバリエーションも豊富になってきましたが登山用リュックは、さらに色やデザインが選べるだけでなく雨天時も安心、耐久性にも優れています。中身もたっぷり入りポケットも多く...
24時間燃焼し続ける非常用ローソク
我が家では、ろうそくを準備していませんでした。いざというとき仏壇からろうそくを持ち出せば良いと思っていました。夏の午後落雷の影響で停電となり数分で復旧するだろうと思っていたら夜になっても復旧しませんでした。お盆の時期だったので仏壇からろうそくを持ってきて灯りをともしたのですが、当たり前ですが真っ暗闇...
寝袋・アウトドア用の寝具があると便利
購入したのは、奈良のショップだったせいか鹿の写真が入っていました(笑)我が家で防災用に購入したのは、安価な寝袋ロゴス neos フリースイン。子供たちのキャンプ用に購入しました。実際使って数回洗濯しましたが安いわりには、洗ってもヨレたりへたれたりしません。ロゴスはアウトドアブランドでも低価格なのでお...
シュラフ 保温 防水 防風 対策
シュラフとは袋状の携帯寝具で寝袋のこと。ドイツ語のシュラフザック(Schlafsack )からきています。英語では、スリーピングバッグ(sleeping bag )とよんでいます。アウトドア登山のほか防災用に用いられます。DOPPELGANGER(ドッペルギャンガー)のヒューマノイドスリーピングバッ...
自力で生き延びるために必要な水
実際に災害が発生したら市の職員も被災します。行政による 支援物資が始まるのは、早くても三日後といわれています。東日本大震災で被災された女性が「とりあえず避難所に行けばなんとかなる」と思っていってみたそうです。しかし災害が発生した当日は何も機能していなくて広い体育館にパイプ椅子が数個並んでいただけだっ...
一次避難用のリュック、二次避難用のスーツケース
非常袋には、リュックだけで販売してある商品と防災セットを詰め込んだ非常持出袋セットの2種類があります。セットには、保存(非常)食・保存水・AM/FMラジオ、LEDハンディライト、ホイッスル、滑り止め付軍手、マスク(3枚組)、防寒具(シート)、非常用給水袋、簡易トイレ(携帯ミニトイレ)・ カットバン、...
非常持ち出し袋に入れておきたいブラジャーブラ付きインナー
長引く避難所生活で1ヶ月間同じブラジャーを着続けた女性もいるそうです。ブラは、アンダーとトップのサイズが合わないと非常に困ります。他の下着と比べて厚みがあるので汗を吸着し臭いもつきやすいものです。しかし非常持ち出し袋にブラジャーを入れている女性は、本当に少ないのだそうです。災害が発生しても自分にあっ...
ガラスを掴んでも手が切れない防刃手袋
災害現場での危険を考慮して準備すると安心なのが刃物をつかんでも切れない手袋「防刃グローブ」「防刃手袋」です。DIY・アウトドア・園芸・農業・水産業・工業などあらゆる場面で手指を守ります。切れない理由は、高強度ポリエチレン繊維。ダイヤモンドのような強度で鉄の10倍、アラミド繊維の1.4倍の強度がある繊...
乾電池のまとめ買いローリングストック(循環備蓄)で備える
東日本大震災が発生した時、私が住む岐阜県は、被災地と離れているにも関わらずホームセンター・コンビニ・ドラッグストアから乾電池が消えました。ようやく必要だった単一電池を購入できたのは、震災から1ヶ月以上経った4月中旬でした。我が家では、普段単一電池は、使わないのですがガスコンロに単一電池が2本必要で電...
停電時に便利!カセットコンロとガスの準備
東日本大震災が発生し 被災された女性が震災のあと、「ボランティアの炊き出しやあたたかい食事は、気を張っている気持ちをリラックスさせることができほっとできる瞬間だった」「炊き出しで長い行列を並んでも子供たちを食べさせている間に冷めてしまうんですよ」電子レンジですぐあたためることができる生活がいかに便利...
非常時の防寒、エマージェンシーブランケット
東日本大震災では、自宅を流され住民たちは、避難所の体育館で一夜を過ごしました。写真で見る被災者たちは、毛布も布団も流され電気もつかない避難所で新聞紙を毛布代わりにしていました。敷くものもダンボールがあれば良いほうなんです。実際の避難所は、何もない状態からのスタートです。羽毛布団や毛布があればゆっくり...
ブランケット・毛布・ひざ掛け
災害は、季節や天候に関係なく発生します。ライフラインがストップすると電気も止まりガソリンや灯油が入手困難になります。停電するといつも使っている温風ヒーターなどの暖房器具が使えなくなります。石油ストーブがあれば唯一使える暖房となります。カイロは用意していてもやはり冬は、寒さをしのぐのが大変です。電気が...
洗い流し不要のメイク落としシート
東日本大震災の被災女性が拭き取るだけのメイク落としは、必需品だと話しておられました。被災地では、メイクをしないのでは?と思っていたので意外だなと思いました。被災地や避難所となる体育館はホコリが酷くマスクが必需品だそうです。断水中は、殆どの女性がスッピン。マスクや眼鏡はすっぴん隠しに重宝するそうです。...
陰部の洗浄、痒み・ヒリヒリ感・膣炎・膀胱炎予防
被災地では、水は貴重です。給水車で水がもらえるようになりますが、飲料水や食事に使っていると貴重な水を膣洗浄には、もったいなくて使えません。支援物資を配るスタッフさんは、男性が多いので「ビデがほしい」とは言いにくいですし男性の中には、「ビデって何?」という方も少なくありません。お風呂の水は、トイレを流...
髪ゴムやシュシュ
東日本大震災の被災女性が髪ゴムやシュシュがあると便利だと話しておられました。非常用品を入れたスーツケースの中には、ドライシャンプー(水のいらないシャンプー)を準備されていました。ドライシャンプードライシャンプーシート毎朝シャワーを浴びて夜は、毎日お風呂に入ってシャンプーをする日常。髪の毛が洗えない状...
災害時・停電時に重宝するアウトドアグッズ(ランタン)
世界でも地震国として知られている日本。マグニチュード6以上の大地震の2割は日本で発生しています。過去に阪神淡路大震災・東日本大震を経験しています。海に面した地域では大津波も発生しました。地震が発生しにくい地域と考えられていた熊本でも地震が発生しました。活火山の数は110あり阿蘇山や御嶽山も噴火し甚大...
飛散したガラスを片付けるときに必要な履物
首都直下型地震や南海トラフ地震は、発生リスクが高いといわれています。被害状況は、震度6から震度7に変わりいつ起こっても不思議ではありません。東日本大震災や熊本地震が発生した当初は、慌てて非常持ち出し袋を確認するのですが喉元過ぎれば熱さを忘れる日本人。被災直後の生活を左右するのが「備え」をしていたかど...