介護の認定調査で職員さんがやってきた

介護認定
こんにちは!西ちゃん(プロフィールはコチラ)です。

介護認定調査員

1年ぶりに介護認定の職員さんが、いらっしゃいました。去年と同じ職員さんです。婆さんは、何も覚えていませんでしたが職員さんは、去年と今年の比較をしながら調査をしていかれました。

昔は来客が苦手だった

去年は突然の来客は、相当なストレスでした。だって私は片付けられない女でしたから。

今も時間はかかりますが、少し前に誰かが来るとわかっていれば整理整頓できるレベルです。昔は、子どもたちを総動員して「お願い一緒に片付けて!!人が来るの!!!」と超絶焦りながら片付けたものです。

片付けは子ども頼み

長女は、とりあえず物を何でもかんでも引き出しの中に押し込むタイプ。一瞬でキレイになりますが生活する上で必要なものを探すのに手こずります。押し込み式の一瞬だけキレイになる片付けでもとりあえずは来客を前に恥をかかずに済むレベルに持っていきます。

しかし、この方法だと用が終わると速攻で元通り散らかり放題になるんですよね。長男は余分なものを持たない派なのでその点は、楽です。しかし次男は、置いたら置きっぱなしなので物がどんどん増えていきます。

自分が育てたように育った子どもたちは、何かしらズボラなのです。

介護認定

介護職員さんと予定を決める

介護職員さんが電話をくださったので「○日は、大丈夫ですか」「お時間どうしましょう」と聞かれたので「決めていただいた時間で大丈夫です」と答えました。朝9時半からにしました。子どもたちが登下校で出払うので午前中は、非常に静かなのです。

ゆっくり掃除しても9時半なら十分間に合うんですね。前は、人が来る=大慌てで片付けなければいけない環境、人が来る=ちらっと片付ければ良い環境になったのでストレスが軽減しました。

介護職員さんを前にしっかりしている風を装う婆さん

婆さんは、介護職員さんにいろいろ聞かれました。「お風呂で前の方をちゃんと洗えますか?」「はいしっかり洗っております」(実際は、大便をもらしてもお尻を洗うこともしないので爺さんがシャワーを持ち私が洗っています

便を漏らすことはありますか?」ちらっと私を見て「1回位あったかなかったか?」と答えていました。(実際には、毎月何回か便を漏らしています。)認知症の人は、プライドだけ高いみたいで大便を漏らすなんて恥ずかしいこと汚いことと思っているようです。

そして(自分が便を漏らすなんてありえない)という口ぶりで答えるんですね。漏らしたことを覚えていないというよりしっかりした良い人に見せたいようです。普段よりしっかりしているように見せるのは認知症あるあるなんですね。

自分はボケてなどいない

ディサービスが無い日の深夜ディサービスの車が来るのを外で待っていたという話をしたところ「あの日は、月が明るく見えた」と言っていてスーパームーンの日だったから月が大きいには違いが無かったのです。でも夜と朝の区別がつかないじてんで、少し症状が進んでいるということなんですね・

もはや賢いのか呆けているのか分からない状態です。介護職員さんに「ちょっと驚きますよね?いろいろな意味で・・」と言ったら笑っておられました。

認知症にも調子が良いときと悪い時の波がある

婆さんは、去年の介護認定のときも調子が良くて介護1の認定でした。今年は、どうなるか分かりません。お医者さんは、家の事情や本人の状態を良くご存知のせいか「介護度1じゃないよね?」と言っておられましたが職員さんは、頭を悩ませていました。

介護度は、本人の状態を診て決まるものですが認定調査の日は、調子が良かったけれど1年を通すと寝たきりになる頻度が増えていることや車椅子のおじさんとちがって腕の筋肉がないことなど波があることもお話させていただきました。

そして認知症の本人以外に身体障害者が在宅療養をしていることと精神障害者がいるため介護する側の負担が大きいことをお話いたしました。

介護度

介護度が上がるメリットとデメリット

介護度が上がると利用できるサービスは増えますが利用料金が上がります。

我が家の車椅子のおじさんは、介護度2です。健康な体で手足の自由がきいて視力も聴力も問題ない人からすると車椅子というだけで生活に支障があるし胃瘻で24時間点滴スタンドを持ち歩き常時尿道カテーテルを使い紙おむつが欠かせなくても(それでも介護度2なんですね)。

2人揃って介護認定をしたので1ヶ月後どのような結果になるのだろう?と介護認定調査が今年も終わりホッとしています。

    8件のコメント

    こんにちは~
    …義父が最初に体調崩して介護認定を受けるときに、部屋のあらゆる場所に紙袋・コンビニ袋が置かれていたことを思い出しました…中身はほとんど紙ごみ。
    みっともないから人を呼べない、片付け手伝ってって義母に言われてゴミ捨て作業をしましたっけ。
    (年より二人暮らしの現状を見ていただくのも、認定作業のうちだと思うのですが…)

    お義母さん、この間よりだいぶお加減良さそうで何よりです。
    認定調査の時にシャッキリするのは、ウチの年寄りたちも毎回同じです。
    本人の前でいろいろ言うと機嫌が悪くなるため、調査員さんに普段の様子の「密告文書」を手渡したりして、対応しています。

    もしも認定の時期が過ぎて急に具合が悪くなったら、介護の区分変更の手続きをして認定調査に来てもらうこともできます。
    実母の時も入院したばかりのころに介護保険の申請をして認定調査をし、退院前に(訪看さんを頼むほど状況が悪くなったので)もう一度お願いしてランクアップ前提でケアプランを組みました。確か退院前はケアマネさんに連絡してお任せしちゃったからちょっと記憶に残っておりません…

    介護保険、4月から基準が厳しくなるという話を聞いたのでどうなるのかな…(義父も実父も要支援)
    お薬カレンダーポケットが必要になって、近所の大手スーパーに行っても介護用品売り場が縮小されてしまっていて、あちこち探して調剤薬局にあって。
    数年のうちに何だか様子が変わってきたな、というのを感じています。
    以前はレンタル用品屋さんすごく羽振りがよさそう(ちょっとバブルっぽい)だった…今はちょっと「アレッ」って感じます。きまりが厳しくなってきたのかも。

    ちゃーちゃんさん、こんにちは。いつもコメントありがとうございます。

    >認定調査の時にシャッキリするのは、ウチの年寄りたちも毎回同じ。

    ふふふ!やはりそういうものなんですね。人間の脳の中にしっかりせんならんスイッチがあって突然入るみたいなものでしょうかね。うちの婆さんも妙にちゃんと受け答えします。親戚や自分の息子(義弟)が来たときも認知症と思えないようなかんじです。だから「どこもおかしくないんじゃないの」といわれます。爺さんだけは、毎日見ているので「いやいやいや・・なんともないように見えておかしいとこいっぱいある」と言っています。もし介護をしているのが私1人だったら「どこもおかしくないんじゃないの」とかいわれたら自分が嘘をついてるみたいで悲しくなったりすると思うのですが・・爺さんは、介護をする同志みたいな存在です。笑。

    >介護保険、4月から基準が厳しくなるという話を聞いたのでどうなるのかな…(義父も実父も要支援)

    ええ!そうなんですか!介護や福祉の制度ってなんだか難しくていろいろ説明してもらいながら・・ちょっとずつ理解しているかんじです。お薬カレンダー便利そうですね。私も買ってみようかな・・今のところは、朝ごはんのときに1日分のお薬を渡していますが本当は、一食分ずつ薬を渡さなければいけないぐらい本人では管理できていません。爺さんが、ごはんを食べて薬を飲ますをセットで見ていてくれるのでなんとかなっています。

    >以前はレンタル用品屋さんすごく羽振りがよさそう(ちょっとバブルっぽい)だった…今はちょっと「アレッ」って感じます。きまりが厳しくなってきたのかも。

    ああ!なんとなく分かる気がします。高いベッドとか介護用椅子とか高い車椅子とか電動車椅子とか「使わないと損」「利用しないと損」みたいな雰囲気だったと記憶しています。高齢者も認知症も増えるばかりだからつかわせないようにているのかもしれないですね。

    おはようございます~
    お薬の処方の調剤薬局が1か所なら、薬剤師さんに相談すると
    朝・昼・夜・寝る前で組み合わせて包装外して分けて袋(散薬を入れるあの袋)に入れてくれます。
    お年寄りの飲み忘れ・残薬対応なので、特別な手間とかではなく、普通にやってくれます。

    実家父のかかりつけ医が院内処方なのでそこでやってくれなくて、薬をシートのままくれるので…抗生剤もらったときに飲み忘れてこじらせました。
    …ひょっとすると処方薬局がひと手間かけてくれているので、お薬カレンダーって売れなくなったのかもしれないですね。

    ちゃーちゃんさん、こんにちは。いつもコメントありがとうございます。お薬の包装は、以前は2ヶ所の薬局だったので薬の管理が、面倒でしたが今は、1ヶ所でもらっています。今は、朝・昼・夕食後用ごとに分けてもらっていますが・・それを1日ごとに袋に入れてくださるってことでしょうか??ってことは紙の袋が28日分??

    知らないだけでいろいろなサービスがあるものなんですね・・いろいろ勉強になります。昨日はコメントのお返事を書いていたらなんでか猛烈な眠気に襲われて文章がおかしい気がしましたが(いつものことだからいいかw)それでは、本日も頑張っていきましょう。

    お薬の小分けの件、
    薬局で、一食分ずつ錠剤が組み合わされて、
    散薬の袋に 17日・朝 で一つ、 17日・昼 で一つ、 17日・夜 で一つ、 17日・就寝前、で一つ、
    …子供の、ラムネやビスケットが4袋一列に並んで売られているような、あの状態。が、28日分。
    すごーく嵩が増えるので、ポテチのファミリーパック買ったみたいな状態で、薬局からもらってきます。
    収納場所に困ったのですが、マジックで日付と朝・昼・夜・寝る前を書き入れ。
    …これでも飲み間違いや飲み忘れがあったのよ…本人には任せられないのが実情なのでしょう…
    袋から取り出し錠剤を掌に何粒も載せて、口に命中しないでベッドサイドにこぼれてる、とか(これは入院中で看護師さんが慌ててました)
    服薬は見守り、の状態でした。
    今日は天気が良いので、洗濯洗濯。何回回せるかな。

    ちゃーちゃんさん、こんにちは!!わかりやすい説明ありがとうございます。ラムネ4列とかポテチのファミリーパックなどの表現がわかり易すぎて笑ってしまいました。そんな方法のですね。私は、朝、朝、朝、朝、朝、朝で28日分。昼、昼、昼、昼、昼、昼で28日分というもらい方をしていたので家に帰ってから切り離しすのが(28×3)面倒だなと思っていました。

    薬

    うちの婆さんは、こういう↑粒の薬を自分では取り出せない人で・・1粒ずつ袋に入れてもらうようになりました。薬局によっては、「え?1粒なのに袋?」みたいな対応だったこともあります。今の薬局は、良い人揃いなので?要望なども聞いてもらえそうな雰囲気です。毎日となると一手間二手間かかってくるので良い情報をありがとうございます。

    >…これでも飲み間違いや飲み忘れがあったのよ…本人には任せられないのが実情なのでしょう…

    あああ!分かります。うちは、薬の袋がうまく開けれなくて・・以前は、小皿に開けてやらなければいけませんでした。今は、開封まではできるのか爺さんが開けているのか分かりませんが飲み残し飲み忘れがなくなりました。

    ご苦労ですね。お幾つのお舅、姑さんかわかりませんが
    うちの80代半ばの舅などは姑がまだ面倒を見てくれるだけ
    本当に幸せ監視れません。それだけに姑がどうかしたら
    と思うと今から頭が痛くなります。長寿な舅や姑一族に
    くらべてうちの一族は短命なので

    夢穂さんのおたくは、我が家より高齢なのでご苦労もお察しいたします。うちは、認知症の婆さん(75歳)を去年心筋梗塞で倒れた爺さん(78歳)と私在宅で支えながらの介護生活ですが、とにかく頼れるディサービスは、使いまくり家族が介護疲れでくたばらないように気をつけております。爺さん死んだら婆さんの介護をどうしたら良いんだろうといった不安も常にあります。それで自分の老後もどうなるんだ?とか笑。自分も含めて家族にも長生きはしてもらいたいけれど、一人ひとりが「明日自分が死んだら」ということを念頭に置きながら不要な物を片付けていかないといけないんだな~と思いますが、なかなか自分のものは処分できない私でした。

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