マスクとアルコール消毒液、店頭から消えて2ヶ月経過。アベノマスクの郵送も始まり使い捨てマスクを洗って再利用している今日このごろです。何回も洗って干していたらシワクチャになってしまったのでアイロンをかけてみました。(アイロンの熱により使い捨てマスクがとけることが判明。使い捨てマスクはアイロン禁止ですw)入手困難ですが頭を使い色々試すのも今は大事なことですね。
経済産業省でもアルコール消毒液の代替消毒方法で有効とされる3つが紹介されていました。
アルコール消毒の代用品
- 界面活性剤(台所洗剤)
- 次亜塩素酸水(塩酸と食塩水を電気分解した)
- 第四級アンモニウム塩(ベンザルコニウム塩化物、逆性石けん、除菌ウェットティッシュ)
界面活性剤
界面活性剤は、食器用洗剤などに使われているもので手指の消毒には適用外でテーブルやノブなどの消毒に有効です。
次亜塩素酸水
次亜塩素酸水は、黄色ブドウ球菌、MRSA、レンサ球菌、ノロウィルス、メチシリン耐性ブドウ球菌、サルモネラ菌、腸炎ビブリオ菌、カンピロバクター菌、腸管出血性大腸菌、カンジダ、インフルエンザウィルス、猫カリシウイルスなどに高い殺菌効果が確認されています。
第四級アンモニウム塩=逆性石けん
第四級アンモニウム塩というのは(ベンザルコニウム塩化物)=逆性石けん(オスバンS)などです。
コロナが流行する前は、ドラッグストアに普通に売ってありましたがタケダのオスバンSも今は、入手困難です。逆性石けん(ベンザルコニウム塩化物液)と書いてあるものは第四級アンモニウム塩なので違うのはメーカー名だけ。どれも同じように殺菌効果があります。
次亜塩素酸水は、黄色ブドウ球菌、MRSA、レンサ球菌、ノロウィルス、メチシリン耐性ブドウ球菌、サルモネラ菌、腸炎ビブリオ菌、カンピロバクター菌、腸管出血性大腸菌、カンジダ、インフルエンザウィルス、猫カリシウイルスなどに高い殺菌効果が確認されています。
逆性石けんは、手荒れはしないのですが手指に直接つけて殺菌するものではなく衣類をつけおき殺菌して流水で洗い流すことで殺菌効果が期待できます。
業務用塩素系漂白剤
死んだ婆さん、何でも業務用を買う人でキッチンハイターも5キロサイズ。笑。一般家庭では使えね~?とツッコミを入れたりもしましたがコロナが流行ってからというもの、業務用キッチンハイターをすさまじく使っている私です。コスパが良いのでジャバジャバ使えることとキッチン泡ハイターに比べるとまな板やフキン台拭きがものすっごくキレイになるので、たぶん殺菌されまくっているはず。
塩素系漂白剤も直接手指を消毒するというより薄めて殺菌、その後洗い流さないといけません。
アルコール度77のお酒
また消毒用アルコールの代替品としてアルコール77度のお酒も売り出されています。厚生労働省が特例措置として販売を許可しているものです。
富山県若鶴酒造はアルコール77%の「砺波野スピリット77」。高知県菊水酒造はアルコール度数77%の「アルコール77」。山梨県大月市笹一酒造「笹一アルコール77」長野県の仙醸では「仙醸アルカス77 スピリッツ」。茨城県の明利酒類はアルコール度65%の「メイリの65%」などです。
アルコール度77%のパストリーゼ
アルコール77度のお酒には、医療関係者からも問い合わせが殺到しているようです。しかしお酒なので「消毒用」としては売ることができないそうです。同じアルコール77%の商品としては、除菌や強力な殺菌をうたっているパストリーゼが有名。こちらは厚生省認可の食品添加物で食品に噴霧することもできるしトイレや台所の殺菌もできます。(在庫なしで購入できないと思いますけどリンク貼っておきます)
戦後のはなし
食糧事情が悪い時代の代用食といえば死んだ婆ちゃんは、「女の子を二人産んだけど母乳が出なくて赤ちゃんに米のとぎ汁を与えてたら死んでしまった、父ちゃん(私の父親)は男の子やでもらい乳して死なせんように(死なないように)した」と言ってたことを思い出しました。
稲わらやくず米、を混ぜたご飯、おかくず(のこぎりくず)粉末にしたパンも食べた、どんぐりパンやすいとんが推奨された、芋やカボチャを作らなければいけなかった、戦後生まれの親世代になると「すいとん」や「雑穀米」を食べたようで爺さんは今でも「すいとん」好き。でも白米と雑穀米があったら絶対に白いごはんを食べています。
昭和12年に国民に制定されたのが以下のこと。
- 努めて歩くこと
- 戦死者の墓参りをすること
- 酒と煙草をやめること
- 遊興をやめること
- 節約したお金は貯金すること
- 食事は一汁一菜、日の丸弁当
- 女性のパーマネント禁止
戦後の話は、想像もできないひもじさで今の時代の我慢と比べたら物が無い時代なのであらゆる知恵を使って生きていかなければいけなかったのだろうなと思います。国民全員がコロナウィルスが収束するように長期にわたって外出自粛しなければいけないのと、今まで当たり前だった日常とは、かけ離れた生活になるけど我慢の時なんだろうな。