田舎で身内葬や家族葬は難しいのか?

白菊

今日も病院、明日も病院です。輸血やら透析やらの同意書を書きにいかなければいけなくて病院療養と在宅介護とは、また違った多忙な毎日です。
今日は、「家族葬」にした場合に最低限来てもらう方の確認をしました。しかし田舎で家族葬が行えるのか、悩むところ。

我が家は、車椅子のおじさん。精神障害のおじさん・・そして婆さん、爺さんと高齢者率が高めなので4パターン決めました。ただ実際 葬儀となったら親戚や近所のご意見ご意向をきいたうえで判断しなければならないのであくまで、予定。

爺さんと仲良しすぎる私は、「爺の喪主が私だったらチャン(旦那)より上手に挨拶できると思うわ、私の方が息子みたいやよな」と言ったら爺さんも笑いながらちょっと涙ぐんでいました。涙もろいのよ、爺さん。私は、この家に来ていろいろなことがあったけど、爺さんがいて本当に良かった、幸せな嫁でいられたのは、じいさんのおかげと思っています。旦那と結婚してよかったのは、子供たちが生まれたことと爺さんがいたことだなって。葬式の話しは、タブーなんだろうけど連日そんな話しばかりしています。私と爺さんが、お片付けに夢中になったときは二人でずっと何を捨てるという話ばかりしていて。最近は、爺さん野菜づくりに夢中で共通の話題がなかったんだけど今は「葬儀」が共通の話題。その日が決まっているわけではないけど避けて通れないところで・・いざというとき慌てないための毎日を送っています。

白菊

田舎の葬儀はお金がかかる

田舎の葬儀は、盛大でお金がかかります。曾祖母は、100歳だったので配偶者や友人・知人は既に他界。親戚や隣近所の方々と子と孫と結構な人数になりました。葬儀屋さんに「家族葬ってどうなの?」と聞いたら「家族葬の希望は増えているけど実際、田舎では地域のつながりや結びつきがつよく一般的な葬儀になることが多い」と話していました。爺さん婆さんは一般的な葬儀だったとしても、病気がちだったおじさん二人の近所付き合いを鑑みると「身内葬」や「家族葬」が良いような気がしています。人数を確認したら23人。家族だけでも大人数。田舎は、近所付き合いが濃厚でお世話になっていたりして非常に難しい問題。

家族葬にすればお金がかからないのか?

しかも家族葬?身内葬にしたところで参列者が少なくても通夜や葬儀にかかる費用が変わるだけなんですよね。

  • 葬儀料15万8000円
  • 使用料2万5000円
  • 司会1万円
  • 仏花(火葬場、棺上、祭壇用)5000円
  • 供え物1万5800円
  • 装具(骨壷やお棺)11万8000円
  • 仏具(位牌・線香・蝋燭・焼香具)1万5000円
  • 遺影写真2万2500円
  • 会葬礼状2万7900円
  • 祭壇用花5万円
  • 霊柩車1万5000円
  • ドライアイス遺体保存シート保存剤1万5000円
  • 諸経費(告別式出棺設営)6万3540円

最低限かかるものが76万8440円。そこに御礼(香典返し)と飲食費(接待費)は、人数に応じて変わります。うちは、63人で50万ちょいとかかりました。本来お葬式は、亡くなった人を弔うためのもので親族としては、静かに見送りたいところなのだけど家族葬はするけど香典だけ受け取る喪主の方もおられるし香典を辞退される喪主の方もおられるので家々でいろいろ決めていかれるものなのだと思います。爺さんとは、色々相談したけれど葬式ってとにかくお金がかかるものだしタダでは死ねないなと思います。

    2件のコメント

    おはようございます~
    病気の治療も、葬儀も、ご本人が希望していても家族(たいてい配偶者や直系の親族)が気が済むように物事が回って行ってしまいます。
    スパゲッティ症候群は嫌なので講習を聞きに行っても、さあ救急車で入院しちゃったらその時に病院に付き添った人の意見で…ということもありました。
    病院スタッフさんは最善を尽くしてくれるので、成り行きに任せるとどうしてもチューブにつながれるので…。
    葬儀も残された親族が、きちんとしたいと言えば、きちんとせざるを得なかった…。

    で、私の祖母が昔々存命中に葬儀屋さん呼んで予約し、戒名もあらかじめもらっておいて、戦死した壮年の夫とおばあさんの写真が並ぶのは嫌だと言って、若い頃の写真(と言っても、そこそこの年齢の)を指定して準備していた、のは…
    直後は親族からアレコレ言われて評判悪かったけど、ばあちゃんよくそこまで思い通りにしたな、って孫は尊敬いたします。
    家族葬なんて考えは無い時代だったし、みんなにサヨナラを言いたかったらしくて盛大な葬儀だったけど…子供も孫も多いしね。

    ちゃーちゃんさん、こんにちは。いつもありがとうございます。ブログ記事を書きながら、やっぱり車椅子のオジサンの方は病気がちでしたが昔から地元に住んでいたので規模を縮小しながらも一般葬で・・と爺さんと話しています。爺さんも最初は家族葬でやる!と言っていましたが、田舎なのでやっぱり色々難しいからということで話しがまとまりました。もう一人のおじさんの方は、長らく愛知県で暮らしていたこともありまったくの身内葬で行う予定であることをあらかじめ近い親戚の方に言っておこうか・・なんて話になりました。

    ちゃーちゃんさんのおばあさまは、今でいう終活?でもそうやって考えて行動していくことは、悲しいことではなく自分が生きている価値を高めることにもつながりそうですね。遺影に並ぶ写真も若くして戦死されたおじいさまとは、年齢差がありますものね。私は、そこまで考えたことが無かったけれど、親戚の人の意見も色々あるだろうけど本人や家族の意見が尊重されるのが良いなと思います。おばあさま、素敵です。お会いしたことがないけど私も尊敬いたします。

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    西ちゃん押入れを改造したパソコン部屋でレビュー記事を得意とするブログを書く人、地元ライター
    岐阜県田舎村在住ブログ歴15年のブロガー。押入れを改造したパソコン部屋が私の仕事場♪当ブログは2016年8月に開設。 整理整頓が苦手で片付けられないまま一生終えそうだったけど、家族の葬儀をきっかけに、暮らしを整えるようになりました。カメラ、食べ歩き、ウォーキング、ラコニック手帳を愛する50代。 詳しいプロフィールはコチラ