うららかな昼下がり・・爺さんが、「あそこで寝てる人が動いていないみたいなんやけど」と言い始めました。このあたりでは、酸素吸入器をつけている爺さんはいないけど「さっきから動いていない」というのです。気持ち良い昼下がりだったので「寝てるんじゃない?」と言いつつも20分ぐらいフリーズしているかのように動きません。見かけない人とはいえ・・心配になりました。うちの死んだ婆ちゃん(100才)が酸素吸入器をつけているときは、ほぼ寝たきりだったなと思いつつ・・どうしよう??大声で呼んでみる?石でも投げてみる??と言いながらとりあえず動くか動かないかわからないから写真撮っておくわ・・笑。
クローズアップしても動かない・・大丈夫か??
ちょうど家に郵便屋さんが通りかかったので「あそこのおじさん全然動かないけど大丈夫かな?このあたりじゃ見かけない顔だし酸素吸入器つけてるから心配なのよ。声かけてみて!!」とお願いすると・・ぐるりとまわって大きな声でよびかけてくださいました。
心配になり近寄ってみるとおじさんは、「知らぬ間に寝とった(寝ていた)あんたどこの人や?」というので私「○○の嫁」と答え「もうすぐ雨降りますからね、大丈夫??どこ行くとこ?」と聞いてみると隣の隣の区からサークルKで買い物をしてはるばるここまで来たとのこと、「今日はこのへんで帰るわ」と笑顔で帰っていかれました。1時間もしないうちにザーザー降りの大雨。おじさんちゃんと家に辿りつけたかな。
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