5月末、義父(爺さん)が急逝、通夜葬儀を終えました。
遺影用の写真、葬儀場で流れる映像に使われる写真、個人の経歴書、列席者など、あらかじめ用意していたこと、7年前の義母の葬儀に書いたメモも役立ったように思います。
目次
ご先祖様の額縁に目をやると・・
ふと、ご先祖さまの遺影に目をやると・・額縁が欠けていたり、写真がズレていたり・・額が違っていたのです。

一番古いのは、私が嫁ぐ前の40年前の額縁。

次に古いのは、嫁いだ30年前の額縁。

普段、まじまじと遺影写真を見ることはありませんが通夜葬儀の間、何度も見上げるせいか 気になってきました。


葬儀屋さん、金ラックの額ってさ・・どう思う?それに、古くて欠けてるのよね。

昔は、金ラック(賞状額と似た模様)が使われていましたけど・・
何気にホームセンターに売ってるかな?と聞いてみたもの別の話に切り替わったので
楽天市場のフエルショップで購入することにしました。フエルショップは、フエルアルバムで有名なナカバヤシのSHOPです。
遺影用額縁のサイズ
遺影用額縁のサイズは、太子判=たいしはん(八〇サイズ)=ハチマルサイズとは昭和天皇が皇太子になられたときの複製画の額のサイズがスタンダードになり寸法は288×379mm
外枠の大きさではなく内寸を確認します。
遺影用額縁の色
遺影用額縁の色は、黒色が一般的ですが浅沼商会のKingで扱っているハチマルサイズ(太子判)でも色々なカラー展開をしています。

黒が一般的だけど、パール調、アイボリー、グレー、パープル(薄紫、ラベンダー)ピンク(ベージュに近い)などがあるよ。
肖像額(葬儀用写真額縁)の種類
私が購入したのは、黒の内側に金色がアクセントのナカバヤシ 肖像額(葬儀用写真額縁) 黒線入(八○) フ-SS-20。葬儀屋さんと似たデザインにしました。決めてとなったのは手頃な価格で高級感がある点です。

コチラは、金ラックといって賞状額のような柄の額縁。
重厚感あるハクバの肖像額縁。
美しく高級感あふれるナカバヤシの遺影額縁(肖像額)
美しく高級感あふれるナカバヤシの遺影額縁。比較すると葬儀屋の肖像額のほうが軽くて安っぽい印象で、ナカバヤシの肖像額のほうが高級感がありますが、2種類を一緒に・・・並べても違和感無く統一感すら感じられ新しくして良かったと思いました。
ナカバヤシの肖像額フ-SS-20を選んだ理由
ナカバヤシの肖像額フ-SS-20を選んだ理由は・・ぶっちゃけサイズとデザインと値段です。葬儀屋の肖像額のデザインは黒線に金色のアクセントだったので統一感を持たせたくて同じような似たデザインを選びました。

- 値段が手頃
- 黒線と金のアクセントが上品
- 他の肖像額と同じような似たデザインで統一感がある
- 八○サイズで遺影写真がピタッとはまる。
- 長く飾っていても色褪せないナカバヤシの安心感
実際に使って感じたのは、写真が引き立つフレームだったこと。
実際に遺影写真を新しい額に貼り直したら遺影写真が今まで以上に美しく際立つと感じました。木製の黒が凛としておりゴールドがアクセントになり引き締まる印象。マット紙のグラデーションが上品で質感が良いので写真映えするかんじです。

ご先祖さまも喜んでくれてる気がする!良い気分♡
ナカバヤシ フ-SS-20の魅力
ナカバヤシフ-SS-20の魅力といえば・・ヤフーショッピング、楽天市場、Amazonで軒並み高評価だったことです。
- シンプルかつ、洗練された黒線で写真が引き立つ
- 木製フレームで重厚感がある
- 額の枠周りの黒と金、写真を引き立たせるマット部分のグラデーションが美しい
- 手頃な価格だったけど値段より高く見える
- 高級感が感じられ和室(仏間)に合う
- 白黒写真、カラー写真どんな遺影写真にも合うオールマイティな額縁。
- ナカバヤシ製で安心の品質
- お店で販売している肖像額より しっかりした作りだった
全部をナカバヤシフ-SS-20で統一したいと思うほど気に入りましたがデメリットをあげるとしたら、額縁の重さ。大地震が来たら・・と考えると心配には心配です。
我が家は、長押(なげし)や鴨居部分に引っ掛けるように写真を飾っていますが最近は、廻縁、長押(なげし)や鴨居(かもい)が無い造りも多いので住宅事情は考慮されると良いと思います。
最後の特別な写真にふさわしい額縁
遺影写真は、亡くなった人にとって最後の特別な写真です。家族にとって大切な存在だったこと、その人柄が伝わるような写真を選ぶとき、亡くなったあとも感謝の気持ちをしめすことができると思うのです。
最後の「特別な写真」にふさわしい額縁を選ぶことで、姿は見えなくても故人を感じられる気がします。
額縁で遺影の印象は大きく変わる
遺影写真の額縁を変えただけですが仏間の空間全体が整い雰囲気が大きく変わりました。

私にとって40年前に亡くなった旦那の曽祖母(ひいばば)は、写真でしか見たことがない存在30年前に亡くなった旦那の祖父とは、一言三言会話をしただけなのでほとんど思い出がありません。
しかし肖像額を変えたことでご先祖さまに思いを馳せるようになり心が落ちつくようになりました。気にする人は気にするけど、古い肖像額・・私は普通に燃えるゴミとして処分しました。

コチラの肖像額も可燃ゴミとして処分しましたが気になるようならお寺などで供養してもらっても良いかもしれないです。

我が家は、ご先祖様の写真4枚掛けていますが世代が変わったらお焚き上げをしてもらい小さい写真を残すつもり。
額縁がもたらす「静かな存在感」
私は、普段から深い信仰心があるわけではありません。しかし ご先祖さまへの敬意をあらわすことでご先祖さまをより近く感じることができ静かな存在感で家族を見守り続けてくださる気がするのです。
義父の父の額が欠けてるし・・義父の祖母の額だけ違う額だな