昔ながらの風習と今の暮らしをつなぐ「そなえ」の一歩
嫁いで30年近く。田舎の昔ながらの風習やしきたりにも、馴染んできた今日このごろ。私が住む地域には曹洞宗のお寺があり我が家もそのお寺の檀家です。葬儀があると和尚さんは玄関からではなく縁側から出入りされます。
棺も玄関を通すのは不幸が重なるといった理由で縁起が悪いため、縁側から出すのが慣例です。30年間で3度の葬儀では、義父(爺さん)が作った木製の台で和尚さんに出入りしてもらいました。

年月が経ち、台も老朽化してきたためステップ台を購入することにしたのです。
そしてコチラが買い求めたPanasonicのステップ台です。

古い台(爺さん手作り)と新しい台(楽天市場で購入)この違い!!サンダーをかければキレイになりそうだけど面倒ですもんね!笑。

重さは、5.6キロ。5.6キロをものにたとえるとスイカの重さだそうです。感覚的には、生後3ヶ月ぐらいの赤ちゃん!ズッシリと重いけど持ち運べない重さではありません。
50代女性(もうすぐ60代)腕力無い私ですが ヨッコラショと持ち運べる重量感です。
いざというとき慌てない「事前準備」
我が家には、70~80代の高齢家族が3人います。いつまでも長生きして欲しいけれど、いつかその日は必ず来る!葬儀のために事前準備をするなんて縁起が悪いと思われるかもしれませんが、いざというとき慌てたくありません。
安価なプラスティック製では安定感が無いため、高さ、横幅、重量感、材質、滑りにくさを条件にして探し求めました。

和尚さんが出入りするとき滑りにくく安定感がある台で縁側からの高低差を考えると高さ20センチの台が理想だな。
ありそうで無さそうな高さ20センチの台・・条件に合うものを見つけました!!!
選んだ理由
Panasonicのステップ台を選んだ6つの理由は・・

- 滑りにくい表面加工
- 木製で、しっかりした作りで安定感がある
- 和の雰囲気に合う落ち着いたデザイン
- 縁側(玄関)からの高さにちょうど良い
- 介護用品として作られているだけあり細かいところまで使う人への配慮が感じられる
- 角が丸くなっているのが良い
実際に置くと横幅が広く和尚さんが袈裟を着ていても余裕あるサイズ感でした。また角が丸くなったデザインもいい感じ。

60センチ幅と90センチ幅があり大きいほうが値段が高め。昇り降りだけなので60センチでも良かったのですが・・我が家の窓(サッシ)幅が90センチなので90センチ幅にしてみました。
サイズと重量
横幅は、90センチあります。ちなみに一般的な規格(標準)サイズは90センチ×180センチ。奥行きは35センチあります。35センチのサイズ感は、玄関の上がり框(かまち)の奥行きがあります。
そして高さは8cm、15cm、20cmと好みに応じて設定できます。コチラは最初に届いたときの高さ8センチの状態。

高さ設定は、簡単で数十秒で出来ます。一度、黒いのをクルクルさせて取り外します。

そして4本の支柱?があるので、それぞれ挿し込みグルグルします。

とりはずした黒いネジネジをグルグルさせれば完了です。


値段が高いだけあり しっかりしたつくり!
黒いキャップのようなものが底の部分となります。コチラの支柱(脚?)も重くてしっかりしたものでした。

全体の重量(重さ)は、5.6キロ。
いざというとき慌てない
今回のステップ台、「大きな出費」でしたがいざというとき絶対に慌てたくないので勢いに任せた買って良かったです。

古いステップ台は大型ごみとして処分
古いステップ台は、地域の環境センターに直接持ち込み、「大型ゴミ」として処分することにしました。台の上には、誰かが作った木の椅子。

年末まで使っていたべランダすのこ

他に、爺さんの壊れたコタツ。
私の車には乗らないので旦那の軽トラに積み込んでいきます。大型ゴミを運びこむ環境センターまで小一時間かかるのと利用できるのは平日だけです。
捨てるもの捨てる日を決めたうえでステップ台と季節はずれのコタツを購入・・コタツとステップ台は、同じぐらいの価格だったので・・どれだけ値段が高いんだ?と思いました。笑。
うわ~汚れてる~~