くどひろさんの本「医者には書けない! 認知症介護を後悔しないための54の心得」が届きました

医者には書けない! 認知症介護を後悔しないための54の心得
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認知症のお母様を「しれっと」遠距離介護している「くどひろ」さんこと工藤広伸(くどうひろのぶ)さんの本が届きました。認知症ランキング「くどひろさんのブログ」を初めて読ませていただい日に「NHKのあさイチに出演予定(12月26日)」の告知記事でテレビとブログ同時に「くどひろさん」という方を知りました。テレビに映ってる人=ブログ記事を書いている人=本の著者!本もどんな内容なのか読んでみたいと思っていました。

amazon欲しいものリストからお贈りいただきました

くどひろさんの本は、amazonの欲しいものリストからお贈りいただきました。匿名でのプレゼントに感謝しております。読みたいと思っていたので贈ってくださりありがとうございました。届いたその日に最後まで読ませていただきました。

医者には書けない! 認知症介護を後悔しないための54の心得

くどひろさんの著書は、2015年11月に出版の「医者には書けない! 認知症介護を後悔しないための54の心得」と2016年7月に出版の「医者は知らない! 認知症介護で倒れないための55の心得」の2冊ですが日々しれっと更新されているブログ記事も合わせてご覧になると良いかもしれません。以前からくどひろさんのブログは、ブログランキングに登場していたものの「遠距離介護」の人なんだ・・と引き気味に見ていました。

だって毎日認知症の人を見てる方が絶対に辛いもん!大変だもん!!そんなふうに思っていたからです。

「すぐそこにいる家族を毎日介護する私」と「遠距離介護は、楽なんじゃないか」という思い込み

「介護をする人」は、「遠距離介護をしている人」と「すぐそこに(近距離っていうか至近距離?)で介護しなければいけない家族がいる人」に分けられます。毎日介護に追われていると気持ちが荒むせいか?(遠くに住んでいるなら介護も楽なんじゃないか)とうがった見方をしておりました。でも本を読みながら・・はっとしました。なぜなら私にも遠距離介護の経験があったからです。

そうだったそうだった忘れてた忘れてた!!(いや忘れるなって)

精神障害者のおじさんは、私と旦那が結婚してすぐに義母に「実は、分裂症(統合失調症)で時々おかしくなる・・黙っていてごめん・・もしホントのこと言ったら嫁さ(私)が逃げてまうと思ったもんで・・」と知らされました。私の父親も躁鬱病だった経験があったので「全然ダイジョウブです。気にしてないから」と答えました。(でも実際全然大丈夫じゃなかったです。)名古屋市の守山区に住んでいたおじさんの分裂症(統合失調症)症状が出るたびに岐阜の山の中から愛知県の精神病院に連れて行ったこと、入院費や医療費も精神病院ってくそ高いんですね。それらの支払い、通帳のお金を当時の女?に全財産使われてゼロで女は、逃走。アパート代も電気代も水道代も引き落としできなくなってて。

請求書や督促状がドーンドーンと来ました。入院費とアパート代と生活費もろもろ退院したら退院したで・・幻聴で他人の車を蹴飛ばして警察から電話がかかってくるわ・・で・・そのたびに車を運転し修理やら何やらでもう・・完全に「死ねば良いのに」「むしろ死んでくれ」の世界でした。子供も小さいのにお先真っ暗で鬱っぽくなり毎日泣いてばかりいました。追いつめられたのは、自分1人で背負い込んでしまったからです。

でも仕方なかったんです。婆さんは、運転できないし書類も一切書いてくれないし電話も出ようとしません。とにかく手も出さなければ金も出さない知らんぷり状態でした・・あのときの二重生活は、本当にきつかったし15年ぐらい前の話だったので忘れてましたが遠距離介護も近距離介護も同じぐらいしんどいことでした。認知症と分裂症の違いはありますが、先が見えない完治しない、ゴールが見えない(その人が死んだときがゴール)離れてるから介護が楽だとか近くにいるから大変とか、そういう次元の話じゃないことだけは確かなのです。

「医者には書けない! 認知症介護を後悔しないための54の心得」

認知症の介護をするようになったら読みたい4つ本

認知症介護をしなければならなくなった・・あるいは最近親がちょっと変だと思っているなら医者が監修する「健康ライブラリーシリーズ」や「こころライブラリーシリーズ」は、浅く広く認知症が理解できます。健康ライブラリーシリーズやこころライブラリーシリーズは、認知症以外にもADHDやアスペルガー・双極性障害(躁うつ病)・不登校・便秘・拒食症・過食症などイラスト付きで解説してあるので非常にわかりやすい内容です。図書館で借りてほぼほぼ読んでいますが一様に良い内容です。認知症に関してお医者さんが監修しているは・・以下の3冊がよかったです。

  1. 小阪憲司監修、レビー小体型認知症がよくわかる本
  2. 杉山孝博監修、認知症の人のつらい気持ちがわかる本
  3. 清水栄司監修、認知行動療法のすべてがわかる本

2つめは、ペコロスの母に会いに行く・・漫画なのですぐ読めます。介護で疲れて行き詰ったときは懐かしくてホッとほのぼのしながら涙を流せば少し気が楽になります。

3つめは、認知症「不可解な行動」には理由があるです。介護する人が認知症の人に対して「どうしてこうなんだろう?」と困っていることや悩んでいることに光がさすような内容で私は、この本のおかげで気持ちが楽になりました。

4つめは、医者には書けない! 認知症介護を後悔しないための54の心得です。「認知症の人に殺意を感じてしまったら」と帯に書いてあります。私は、陰湿な性格なので「しれっと」どころかジトッとジメッとネガティブになります。くどひろさんが実践しておられるのは、お母様の性格を知った上でうまく自分で操縦しながら介護する方法です。相手よりも上手(うわて)でいることで介護される人も介護する人も良い関係性が保たれるのです。お医者さんが書いた本ではないので理想論でないところが良いです。あかまで介護者目線、介護者の視点にたった本介護者の視点にたっています。「不可解な行動」より「もっと要領よく」介護できるヒントが詰まっています。

認知症の人への殺意

「認知症の人への殺意」と帯に物騒なことが書いてあります。ぶっちゃけ介護している全員が「確かに」「わかる」と思ったはずです。笑。追い込まれていくと「相手が死なないなら」「自分が死ねば楽になるんじゃないか」という思いにさえ駆られます。テレビで老々介護のすえ事件が起こると「わかるわ」「追い込まれてしまったんだろうな」と思ってしまう。手が抜けない、要領よくできない、責任感が強い、頑張りすぎてしまう、頑張りすぎるから疲れて嫌になる、嫌になるから不平不満や愚痴が出る、介護職員に「もっと手を抜いて」「頑張りすぎないで」といわれても性格だから、よけいに腹が立つ。介護の視点を変えると多方向から物事が見えるようになります。円柱は、真上から見ると丸いけど真横から見ると四角い・・介護する人がつぶれてしまったらどうしようも無いのに介護する人のケアなんて誰にしてくれないものなんですよね?くどひろさんの本は、介護する人(介護する側からの)目線で書いてあるのですんなり入りやすいと思いました。

 

我が家には、認知症+精神障害者+身体障害者の家族がいます。うちの場合、ディサービスに行っている婆さんには、ケアマネさん、市の(介護認定の)?民生委員さん、職員さん、お医者さん、看護師さん、ディサービスの職員さん、ディサービスの看護職の方、相談員、機能訓練指導員、送迎の運転手さんなど様々な人が関わっているのがわかります。身体障害者のおじさんにも同様に訪問入浴、訪問看護師、病院の医師、看護師、市の(介護認定の)・・などさまざまな人が関わっているのがわかります。ケアをする人は、介護される人をみているので介護される人を中心に物事を話します。介護や福祉の仕事をされて立派な肩書や資格があっても結局は、「人」なんだと思うことが多いです。

「あなたの苦労は、人生の勉強だと思えばいいよ」

あんたに何が分かるというの??あんなに言われたくない!子育ても介護もしてないくせに・・(毒づく)

「介護は、休みがないからね」

私が、欲しいのはそんな言葉じゃない。

「介護するご家族もうまく気分転換してくださいね」

ふざけんな・・ふざけんな・・気分転換してどうになるもんぢゃね~ぞ!!

「お婆さんもう歩けないから老人ホームに入れたほうが良いんじゃないですか?」

電話でいうか?そんなこと軽々しく・・

「虐待しそうにならない?」

はあ??

「ニンチ」

子供の認知かよ!!省略するなw

「レビーじゃない?」

お前は医者じゃね~勝手に診断すんな

「お義母さん痴呆症だってね」

痴呆症なんて最近も使う人いることにびっくり、認知症より見下したような言葉ですよね?(言ったのは、他人の不幸話と噂話が大好きな人)

職員さんも周りの人も良い人もいればそうでない人もいるって話だわな。(怒りにふるえて言葉悪すぎw)逆撫でするような言葉に追い込まれる家族。私は、爺さんと2人で痛みわけしているし、子供たちや旦那も愚痴を聞いてくれるのでなんとか頑張っていられるけど。

ちょっと毒吐きましたけど、本は良かったです。ゆっくり読み直しレビュー記事を書きたいと思います。

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