大地震が発生し敦賀原発や浜岡原発で事故が発生したらどうなる岐阜県

敦賀原発事故が発生したら岐阜県民100万人が避難対象

日本原子力発電所(福井県敦賀市)の原発が大事故を起こした場合、岐阜県に及ぶ影響

 

独自の被害予測によると敦賀原発事故が発生した場合、岐阜県と滋賀県の堺には伊吹山地があり三重県と岐阜県の堺には鈴鹿山脈などがあるため福井県から滋賀県を抜け山脈の間をぬうように東海地方に流入し被害が広がると考えられているそうです。事故の規模と気象条件にもよりますがもはや原発事故は、対岸の火事ではないと痛感させられます。

 


半径30キロ

 


半径80キロ

 


半径100キロ

 

仮に原発事故が発せした場合、放射能被ばく量は20ミリシーベルトと予測。岐阜県民200万人中の半数の100万人に影響が及びます。

 

夏に北西の風が吹いた場合、敦賀原発から放出された放射能物質は、岐阜滋賀の県境伊吹山地にぶつかり南下し鈴鹿山脈を抜けると予測されているそうです。さらに岐阜周辺に達したときに雨が降ると放射能物質が拡散します。被害が大きいのは、岐阜県美濃地方愛知県尾張北部。冬は伊吹おろしの影響で拡散状況が異なるのだそうです。

 

東日本大震災が発生したことで原子力汚染への不安が広がる

 

2011年(平成23年)に東日本大震災が発生したことで改めて見直された安全性や原子力汚染。岐阜県には、原子力発電所は無いものの停止や廃炉だから安心というっことではないのです。高レベル放射能廃棄物を埋め立て保管しているだけなので大地震が発生したら放射能が漏れる可能性のほうが高いのです。そういった放射能のゴミを日本のどこに捨てるのか?最終処分所をどこにするのか?(当然誰も手をあげない)の議論がされないまま・・チェルノブイリ原子力発電所事故 のように小児白血病、小児甲状腺がん、新生児の多発奇形、多指症(手足の指が普通より多い)、四肢減形成(手足がない)、乳がんの増加、膀胱がんの増加が見られたそうです。

 

福島原子力発電所の事故から6年、一部地域では避難勧告が解除されましたが、東京電力福島第1原発2号機の放射能レベルは、530Sv(シーベルト)という想像できない高線量なのだそうです。ちなみにその場にいたら数十妙で死亡するんだそうです。

 

震災当時は、放射能汚染に敏感になっていたのに喉元過ぎればあつさを忘れる日本人。被災地に住んでいないから・・自分の住んでいる地域に原発が無いから安心というわけではないことをもっと知るべきなのかもしれません。

浜岡原発事故が起きたら岐阜県の影響は?

浜岡原発

浜岡原発の再稼働や稼働しなくても廃炉にしたとしても・・大地震が発生した場合、5キロ圏内の御前崎市民はもちろんのこと、31キロ圏内に住んでいる磐田、袋井、掛川、島田、藤枝、焼津などの住民も避難せざるを得なくなります。ご存知のように静岡は、パルプ・紙・紙・お茶が日本1の県です。

 

東海地震が、発生しても岐阜県は遠いから安心と思うのは、間違いではないでしょうか?一度大地震が発生すると被災地は、甚大な被害が及びます。高速道路がとまりライフラインも途絶えると需要と供給のバランスが崩れるばかりか「不安」「パニック」で買いだめする人が増えるため日常的に必要なものが入手できなくなる可能性は、非常に高いです。

 

地図提供CraftMAP


トイレットペーパーやティッシュペーパーはローリーングストックしておきたい

昭和48年にオイルショックを象徴する一場面といえば・・トイレットペーパー買い占め騒動が有名です。原油の高騰によって不安に駆られた主婦たちがトイレットペーパーを買い占めたものです。買えなくなるかもしれないという不安感から買い占めてしまうのは、東日本大震災のときにも見られました。
水
福島の地震や津波の映像が流れた翌日、岐阜県でもコンビニから飲料水と電池が消えました。被災地以外でもコンビニやホームセンター・スーパーでは、マスク・飲料水(ペットボトルの水)・水タンク・カップラメーン・パン・紙おむつ・缶詰・お菓子などが売り切れ流通の混乱が起きていました。テレビで陳列棚が空っぽの映像が映しだされるとさらに不安にかられ買いだめする心理。

 

自分では防災意識が高いと思っている私でも震災直後は、言い知れぬ不安にかられました。震災直後は、商品が流通しなくなり売り切れ(在庫切れ)で入手できず震災後1ヶ月が経過したころにようやく購入をはじめました。1ヶ月間ずっと電池電池とコンビニやホームセンターで血眼になって探したものです。

 

電池などは液漏れするのでローリングストックで古いものを使いながら新しい物を保管していくのが正しい方法です。

 

震災後は、安定供給にいたらず半年かけて非常食や飲料水・保存食・電池・お米を購入していきました。震災直後は、皆不安にかられるのでとりあえずガソリンも満タンにしておこう。灯油も買いだめしておこうという人がふえます。日頃からガソリンは、半分以上は入れておく。灯油も切らさないようにシておく意識が大事です。

トイレットペーパーやティッシュペーパーは、皆が行列で並んでいるからとりあえずまとめて買いだめする人が増えます。普段は、そんなに使わないのに無いと困るから買いだめする心理は、
定価より値段が吊り上げられてもお構いなしです。

日常的に使うものは、安いときに多めに買ってストックしておく

藤枝製紙

皆さんの家庭でお使いのトイレットペーパーやティッシュペーパーは、どこのメーカーかご存知ですか?大手製紙メーカーといえば、日本製紙クレシア・大王製紙・王子ネピアが有名です。

 

クリネックスやスコッティで知られる日本製紙は、東京工場(埼玉県草加市)開成工場(神奈川県足柄上郡開成町)興陽工場(静岡県富士市)京都工場(京都府福知山市)。エリエールで知られる大王製紙の工場は、三島工場(愛媛県四国中央市)、可児工場(岐阜県可児市)。ネピアで知られる王子ネピアは、苫小牧工場(北海道苫小牧市)・名古屋工場(愛知県春日井市王子町)・徳島工場(徳島県阿南市辰巳町)・福島工場(福島県福島市)に工場があります。

 

日用品のメーカーを確認する

 

フェミニテ

 

大手製紙メーカーは、上記に工場があるので仮に被災地となった場合安定供給が難しくなります。被災女性が、「静岡県で東海地震が発生したら海沿いに紙の工場多いからトイレットペーパーが買えなくなることも考えられる」というお話をされたからです。実際に普段利用しているドラッグストアに行くと・・静岡の製紙メーカーが多く見受けられました。

 

東京都名古屋を結ぶ東名高速道路を走ると静岡県沿岸部に近づくと独特のニオイがします。トイレットペーパーなどの製紙工場から出るニオイだそうです。東海地震が発生したら・・東名高速道路は、通れなくなるでしょう。東京や名古屋の大都市に向けたトイレットペーパーやティッシュペーパーが買えなくなる可能性も出てくるかもしれません。

 

また東海地震が発生しなくても岐阜県は、A級活断層が3箇所もあるという事実。地震以外の災害時に家から出られなくなる状況など考えるとトイレットペーパーやティッシュペーパーは、普段から多めに購入しておきローリングストックしておくことが大切だと思いました。

 

保湿ティッシュは、河野製紙(高知県土佐市)

 

トイレットペーパーは、藤枝製紙(静岡県藤枝市)
 
鼻セレブは、王子ネピア(愛知兼春日井市)

 

花粉症の家族がいる我が家で使っているティッシュペーパーですが、ポケットティッシュは、河野製紙の保湿ティッシュ。BOXは、パッケージがカワイイ鼻セレブを使っています。保湿ティッシュは、高知県と埼玉県に工場があります。鼻セレブは、名古屋に工場がありました。いつも使っているトイレットペーパーは、藤枝製紙のものでした。藤枝製紙は、静岡県藤枝市に工場があります。

 

肌に合う合わないなどもあります。災害時は、買いだめする人が増えるので被災地以外でも流通のバランスが崩れます。日常的に使うものは、安いときに多めに買ってストックしなががら使いまわすのが大切です。体力が低下すると普段使っていないものに敏感に反応するものです。災害時に慌てないために日頃の「備え」が大切になります。