義母(認知症)の部屋を片付け若干途方にくれる

認知症の義母の部屋を片付けました。義母は、今年の2月にアルツハイマー認知症の診断を受けました。でも認知症になる10年も20年も前から冷蔵庫の中を腐らせる名人でした。買い物に行くと同じものをいくつも買います。「家にあるよ」と言っても買います。

いつもぎゅうぎゅうに詰まっている義母専用の冷蔵庫。冷蔵庫に詰め込むだけ詰め込んで腐らせてしまいます。私は、部屋を片付けられない女ですが、冷蔵庫の食べ物だけは腐らせたりしないように気をつけています。昔から認知症の傾向があったせいなのか?認知症になりやすい性格だったのかはわかりませんが、大量に買って溜め込むのがお得意です。昭和10年代生まれのせいかたくさん買わないと安心できないみたいです。

しかし毎回腐らせるのがお決まりのパターンなので家族でタイミングを見計らって捨てています。冷蔵庫に大量の食材があっても義父にも孫にも誰にも分けようとはしません。だから嫁の私も「盗んだ」と思われるのもいやなので極さわらないようにしています。留守のあいだに処分しないととんでもないことになります。食中毒も心配ですしね。

賞味期限

大量に買い大量にゴミになる食材たち・・お金も食べ物ももったいないです。作った方や売ってくださった方にも申し訳ないばかりです。・・人が買って腐らせたものとはいえ・・胸が痛みます。

大量の衣類で足の踏み場がない

大量のズボンと上着とシャツなどが散らかった汚部屋です。自分が住んでいる本家(ほんや)のお片付けは、順調なのに義母の住む隠居に食事を運ぶたびに「どうにかしないと」と思っていました。曽祖母が住んでいた部屋が義母の部屋になりました。義父は、何度も片付けに行くのですがすぐに散らかします。

片付けができないのは認知症のせいかも?

片付けができないから認知症というわけではないのですが、認知症の症状と置き換えると納得させられます。うちは、物を探せないというのが頻繁にあります。衣類を探せない。財布を探せない、靴下も探せない・・というかんじです。

記憶力の低下自分の衣類や食料品などを把握できない。タンスに衣類がたくさんあっても冷蔵庫に食料品がたくさんあっても繰り返し買い続けてしまう。買いすぎて量が増えるのでどんどん片付かなくなる、どこに何を入れたか忘れて探し回るうちに散らかしてしまう。
行うべき動作ができない、失語、失行、失認、高次脳機能障害部屋が散らかっても片付ける段取り(計画)をたてられない。掃除ができない、物事の予測をたてたり行動(遂行)が難しい。
 実行機能障害 同じパターン。同じ行動を繰り返す、段取り能力が極端に衰えている。ご飯を炊きながらおかずを作るなどができない(←今ここ)義母の場合、食欲だけが異常に旺盛で食べ物だけは、極端に溜め込む
 見当識障害 時間や季節感がずれており昼夜逆転している。自分の年がわからない(←今この状態で日めくりカレンダーが10月のはずなのに12月までめくられてしまっている)

見当識障害は、時間・場所・人など。見当識障害があらわれるとどこに何をしまったのかわからなくなる、片付けるつもりがよけいに散らかる

認知症が進行すると人間関係の見当識障害があらわれる、人の名前がいえなくなる。

 理解判断力の低下 考えるスピードが遅く理解までに時間がかかる。2つ以上のことが重なると上手く処理できない。2つ同時に行動できない、些細な変化が受け入れられない、葬儀で混乱。夫の入院で混乱(まさにこの状態)
 精神症状 物を盗られてしまうのではないか?物盗られ妄想。家や財産を狙われていると考えるようになる(うちの場合は、大丈夫)
 徘徊 目的の場所にたどりつけない、迷子(時々)

 

認知症になると片付けができなくなる

小ぎれいにしている人が、散らかすようになって認知症が判明することもあるようです。うちの義母は若いときから片付けられない人だったので境界線がわからないまま進行しているような状況です。自分が買ったものをお片付けするときは、自分の思考と向き合う時間ですが、認知症の家族のものを捨てるのは体力と気力の勝負です。私は、片付けられない女です。ようやく片付け方を理解してきたところですが義母の物まで片付けることになるとは思いませんでした。生前整理と思えば気が楽だし、今のところは「盗られた」とは言わないので良いかな?と思うようにします。

 

 

 

 

 

ディサービスに持ち物を自分で準備できない

ディサービスに行くときバスタオル・タオル2枚・靴下・シャツ・ズボン・上着・紙おむつをもたせなければいけなくなりました。持ち物を書いた紙を渡してもすべての物を準備するのに7~9往復必要です。靴下をペアにして持ってこれないなど困りごとが増えてきました。最後は、何を準備したらいいかわからなくて混乱しています。紙に書いたものを視覚で理解する能力も衰えているし耳から聞いて理解し記憶する能力も低下しているようです。結局私が探しにいかなければいけなくなるのですが認知症とはいってもプライドがあるので、部屋に入って物を探したりするのは難しいと思っていました。しかし最近は、私が準備しないといけません。しかし部屋が汚いし散らかっているので必要なシャツや衣類がどのタンスの引き出しに入っているのかわからないため探し出すのも一苦労です。いろいろな物の量が多くて(障害物w)目的地にたどりつけないみたいな感覚です。

管理しないと買い物に連れてってと頼まれる

ディサービスがおやすみになると決まって「服が1枚も無いから買いに連れてって!」としつこくお願いされます。床に散らかった衣類も靴下も大量にあっても買い物に連れていくまで座り込みを続けます。笑。でも部屋を探すと大量にあるので家族が衣類や下着・持ち物の数を理解しないといけないと痛感しています。

 

義母の衣類と食料品をお片付けする

義母の衣類と食料品をお片付けしました。しかし今回は、ほんの一部分です。タンスの中は、手付かずです。タンスの中も仕分けしたらとんでもない量なので今日は止めました。衣類の山の中から新品のシャツ2枚とパンツ1枚とズボン1枚をのぞいて衣類を処分しました。

服の山

廃品回収や大型ゴミが待ち遠しい

写真でみると袋の大きさがイメージしにくいのですが普通のゴミ袋の4倍分くらいあります。衣類とダンボールと衣類は、11月17日の廃品回収に持っていきます。壁が見える日が楽しみです。ダンボールと衣類で軽トラの荷台が埋まりそうです。11月17日の資源回収では、うちだけで軽トラ何台分??っていうぐらいの量になりそうです。どうしましょう??資源回収までにタンスの衣類を仕分けしてお片付けします。タンスも4つも5つも不要なので11月13日の大型ゴミの日に出すことができたらもっとスッキリすると思います。

廃品回収

衣類の片付けは、終わったわけではありません。部屋のタンスと衣装ケースの中には、まだ大量の衣類が入っています。一人分にしては適正な量をはるかに超えているのですが続きは、今度です。自分の住んでいる本家(ほんや)だけでもお片付けは、大変なのに・・義母の部屋まで片付けることになるとは、想像もしていませんでした。できれば人の部屋の荷物など片付けたくはありません。でも義父と一緒にこの状態まで片付けました。表向きだけでも片付いているように見えるまで頑張りました。(すぐに散らかすと思うけどw)

認知症の部屋の片付け

義母のおかあさんも食べ物や洋服や小物を溜め込む人でした。義母のおかあさんは、数年前に亡くなり衣類をもらい受けてきました。義母のおかあさんの名前がついた洋服が大量です。本当は、義母もまじえてお片付けをしたいのですが混乱しそうで難しいのかもしれません。8畳間にタンスが4つ、隣の部屋に洋服ダンスが2つ、籐の引き出し(チェスト)1つ、小さい引き出し1つ、衣装ケースが4つか5つか6つくらい・・・(;´Д`)・・もう把握しきれないww

認知症

洋服もズボンもシャツもタンスにいっぱい入っていても次々と買ったり増やしたりします。これも認知症の症状だから仕方ないと割り切るしかないし・・私が目指すミニマリストな暮らしとは方向性がまったく別な気がします。

認知症

義母の衣類は、私の10倍

義母の衣類をまのあたりにして思いました。私の衣類の10倍はありそうです。ものによっては100倍??すさまじい量です。自分のお片付けとは違いますね・・・気が滅入るしあまりの量で途方にくれます。業者さんをお呼びしたいレベルです。

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    西ちゃん押入れを改造したパソコン部屋でレビュー記事を得意とするブログを書く人、地元ライター
    岐阜県田舎村在住ブログ歴15年のブロガー。押入れを改造したパソコン部屋が私の仕事場♪当ブログは2016年8月に開設。 整理整頓が苦手で片付けられないまま一生終えそうだったけど、家族の葬儀をきっかけに、暮らしを整えるようになりました。カメラ、食べ歩き、ウォーキング、ラコニック手帳を愛する50代。 詳しいプロフィールはコチラ