忌々しく思ってた籐の引き出し(認知症婆さんの)を処分

こんにちは!西ちゃん(プロフィールはコチラ)です。

籐の引き出し

嫁に来て以来ずっと邪魔だな~捨てれば良いのにと思っていた婆さんの籐の引き出しを今日ようやく処分しました。とにかく邪魔くさいだけの籐の引き出しですが爺さんが「婆さんのお気に入り」と捨てないのもイライラの原因でした。

家を新築したのに居間にドカンと置いてあって邪魔なだけでした。引き出しの上もいろいろな物が置くので部屋も散らかって見えるのです。

引き出しにくい!置いているだけでテンション下がるわ~と思っていたので処分できて良かったです。

部屋のモノの配分で分かる夫婦や家族の関係性

部屋全体を見渡した時、自分が揃えた物とパトーナーが揃えたものがあります。同居なら姑や舅の物共有空間の居間は、子供も含めて家族のものが持ち込まれます。台所には、お嫁さんが買ったものや姑が持っていたものが置いてあるのですが、物の配分によって夫婦や家族のちから関係みたいなのがにじみ出ます。

インテリアも雑貨も小物もカーテンの色やテーブルもこたつ天板もコタツの上掛けも家族の誰かの好みで揃えられます。

自分も家族も心地良い部屋を作る

テレビの台、電話FAX台の色や素材なども誰かの好みのテイストが増えていくのですが、居心地の良さ悪さ、夫婦や嫁姑のバランスは、家の物によって決まると思うんですよね。

テレビでピンク色のカーテンにピンクの絨毯にピンクの家電にしている夫婦が映ると旦那さん落ち着かないだろうな~と勝手に心配になりますもん。

林家ペー、パー子さんみたいに2人揃ってピンクが好きなら問題ないのですが、妻(夫)の趣味の物ばかり持ち込まれた部屋に住むパートナーは落ち着かないと思うし、休まらない気がするんですよね。

だからあまりにも個性的な部屋の場合、一緒にいるパートナーにとっても居心地が良いか悪いか考えるべきなんでしょうね?

夫婦のことなので放っておいて!と言われそうですが物の量によって夫、妻、嫁、姑どちらが主導権を握っているのかわかるのです。

ベルメゾンのサイドボード

私は、嫁のくせにこだわりが強いので姑の引き出しを忌々しく思いベルメゾンでサイドボードを購入し強行突破で籐の引き出しを居間から排除しました。そしてついに家からも粗大ゴミとして出すことに成功しました。祝!

婆さんが何でもかんでもぶっ込んでいた籐の引き出しをいつか捨ててやろうと思い中を見たら15年間ほとんど片付けた形跡がありません。15年前の書類がわんさかでてきました。

籐の引き出し中身をカラにする

籐の引き出しを最終的に捨てるために、引き出しの中をカラにしました。カラにすると引き出しそのものが不要になってきて大型ごみとして捨てやすくなります。整理整頓しながら片付けましたが宝くじとか商品券とかビール券とか札束とか金目のものは、一切入っておらずほどんとゴミだったのでちょっとガッカリ。(笑)

1段目。空っぽ。

2段めも空っぽにして・・

三段目の封筒は、別の場所に移動。祝儀袋も香典袋も移動しました。婆さん一般ピーポーなのに月謝袋100枚も何に使うつもりだったのか謎です。

そして・・籐の引き出しを大型ごみに出した瞬間うれしいったらなかったです。うちみたいに大家族だと普通に物が多くなってしまうし性格もバラバラなのでお片付けもみんなに合わせながらになります。

籐の引き出し

雪が降っていたので爺さんが一輪車で運んでくれました。爺さん優しい!!私が知人に「うちの爺さんお片付け大魔王でさ~」と紹介したら大笑いされました。

籐の引き出し

同居してるとお嫁さんが舅姑の物を捨てるのって難しいことだと思います。

うちみたいにまんまと?認知症になったら~~こっそり捨てるっていうのもストレス発散になっていいもんです。(笑)

認知症ってマイナスなイメージだけど生きてるうちから生前整理ができるのでマイナスなことばかりじゃないと思いました。達成感でいっぱいです。笑。

うちの婆さんは、物があったことすら覚えていないし捨てたことにも気づかないので有り難いんだけど。

粘着質で「嫁が盗んだ」呼ばわりするタイプの認知症だとコッソリ捨てるの難しいかもしれません。自分のものでも家族のものでも容量用法をお間違いなく正しくお片付け!!というかんじです。

    8件のコメント

    おはようございます~
    昨日の茶箪笥の引き出しといい、今日の籐の引き出しといい、デジャヴュ。
    きっと障子やふすまを補修した時の袋に入った粉の糊とか糊チューブとか、
    値札安全ピンとかジェムクリップが引き出しの底からもれなく出てきたり、したのではないでしょうか…(実家がそうだった)
    片付け最初のころは母が一時退院した来た時で、小銭があちこちにあったんですが、
    ウチの娘に手伝わせて「小銭は発見者に所有権が移る!」ってやったら、すごく早く片付き小銭も多量。
    一度巾着袋に集めて、そのうちから500円くらいお手伝い賃を母から支払ってもらいました。
    そうしたら、小遣いはその袋から持ってけ、ってなりました。

    通帳行方不明はやはりありました。
    結局デスクからタンスからすべて片付けて、和箪笥の小引き出しのしゃれたポーチ(透明に非ず)から出てきました。
    大事なものだからきれいなポーチで小引き出しに入れたんでしょう。

    でもホントに大事なものは別の場所から出てきました。
    今まで使った通帳も束になって出てきましたが、銀行さん統合して名前が変わって通帳も変わりましたよね。
    一冊、旧行名の通帳の表紙に「この通帳終わり」という母の手書き文字が。
    繰り越しした通帳には銀行さんのパンチがあいているんですが、その通帳だけあいていません。
    まさかね~って相続手続きの時にその通帳も問い合わせたら、それが生きている通帳だったんです。
    総合通帳で普通預金だけ引き出してゼロにしてあって、定期預金は動かしていなかったようでした。
    あ、ひょっとするとこの定期預金が、新しいどの通帳にも引き継がれていなかったから、持ち物全部ひっくり返して探していたのかな。
    本人は自分で書いたからこれは違うって、まず除外した通帳が、探していたそのものだったのかもしれません。

    昔っからちょっとおっちょこちょいのところがあったんです…
    まだ若かった頃、片付けをしていて、ポケットカメラのカバーが汚れているからカバーを捨て、ゴミを出しに行って戻ってきたらカバーが鏡台の引き出しの上にちょこんとあって。
    本体を捨ててカバーを残してしまったようで。
    こういうことが何度かあったみたいで、だんだん捨てない人になっていったのではないかと…

    お片づけと、粗大ゴミ出し、お疲れさまでした。
    私もおっちょこちょいだから気をつけなきゃ。
    古い穴の開いた通帳は捨てましたよ~。

    ちゃーちゃんさん、こんにちは。いつも楽しいコメントありがとうございます。ホントちゃーちゃんさんに見られているかのようなかんじですね。安全ピンやらクリップやらわけの分からない錆びたようなものまで色々でてきましたよ。笑。まさにご実家と同じような状態でした。今まで引き出しの中なんてテキトーに押し込んでいたけど今は、若い世代に見られて大丈夫な引き出しにしていかないといけないな~と思っています。ちゃーちゃんさんは、娘さんと一緒にお片付けができてとても良い教育になると思います。私は、47年間片付けられない女だったので子供も旦那も軌道修正するのが大変だけど、なんとなく旦那が変わり始めたので良い傾向かなと思っています。

    婆さんの引き出しの中からは、当然のように糊チューブがでてきました。婆さんは、障子張りができない人で私は、自分の祖母が障子張りをする人だったので当然のように自分でやっていましたが、代々受け継がれるものなんだと思いました。料理も掃除も育児も全部つながているし親がやるように子供が学んでいくのでしょうね。糊は出るかなと思って押したら糊がミサイルみたいにポンって飛びました。

    今日は、婆さんディサービスおやすみで可燃ごみの袋を持ってウロウロしていました。可燃ごみの袋が高くなるという話をようやくディサービスで聞いてきて自分も片付けないと!と思ったみたいで着物や洋服を出していました。ちょっとビックリしました。今まで物を片付けるなんてしなかったのに・・ようやく蛍光灯がついたかんじです・・一瞬だけだと思いますけど。76年間物を捨てない人だったので本当に驚いて「お義母さんありがとう!!」と心をこめていうことができました。婆さんのお洋服は可燃ごみの袋で10袋捨だか20袋ぐらいは、捨てたし衣類リサイクルにも出して少なくて・・勝手に生前整理したとも言えず・・笑。でも我が家も魔窟になる原因となる張本人がやる気になってくれたので・・さらに片付きそうな雰囲気です。まあ認知症なので良いときも悪いときもあるのでしょうけどね。

    障子張り…寒い年末にやらされなければ好きな用事の一つです。やはり子供のころに手伝わされたことがあるため、できます。ダンナはカーテンの家に育ったため、できません。張るのは好きなのですが、ウチはインナーサッシに替えました。寒いんだもん。リフォームしたためきっと娘はできないまま…伝統が途絶えました。
    チューブ糊の実弾化…アレ、音がしますよね、ありましたよー。詰まっていて出ないとつい押してしまいます。アラビックヤマト糊のトップが固まっていて、つい押ししたら外れてだらっと出てしまうことも遭遇しました。
    ジェムクリップ…実家のは広がってしまって挟まらないものばかりで、今回の青色申告の伝票整理の時に選り分けてダメを一掃し、更新してきました。伝票整理のハードルが低くなればいいなぁ…

    お義母さん、お家の中が片付いて見通せるようになってきて、スイッチ入ったようですね。
    見渡せるようになったから、要るもの要らないものの判断をする気になってきたのでしょう。よかったよかった。
    身の回りがスッキリすれば気持ちもすっきりするんじゃないかなぁ。
    気持ちがすっきりして、体調もおだやかに落ち着くといいですよね…

    ちゃーちゃんさんこんにちは、いつも楽しいコメントありがとうございます。チューブ糊の実弾化とかアラビックヤマト糊のくだりとかコメントがマニアック過ぎて笑ってしまいました。しかもアラビックヤマト糊ってどんなんだっけとイチイチ検索してしまい・・画像を見てあああ懐かしいと思ってしまいまたまたツボにはまってしまいました。w
    やっぱり何でも伝統というか、親から子供に受け継がれるものなんですね。インナーサッシあたたかそうでいいですね。廊下や玄関や外壁などどこを見ても昭和感が漂っていて色々リフォームしたいとこばかりですが、まずは、元のような状態に戻すまでの道のりが長過ぎです

    婆さんのお片付けスイッチ入って喜んでいたら爺さんがやってきて「○○(私)がキレイに分類して入れてくれたタンスを全部引っぱりだしてまたヨレヨレにしやがった」とこぼしておりました。一歩進んで九歩ぐらい下がったかな?みたいなかんじです。でも・・ま・・ゴミを捨てる気になったのには驚かされました。

    こんばんは~
    お義母さんのお片づけスイッチは「ごみ袋の値上げ」がキーワードだったみたいですねぇ…そういえば、なんですが、
    ゴミの分別が細かくなった20年くらい前。
    分別が不十分で袋にシール貼られて戻されたりしていたようで「最近はごみを捨ててはいけなくなった、住民税取っておいてけしからん」という言い回しをしていたので当時は「?」だったのです。混ざっているから持って行かないだけで、分ければOKのはず。でも理解できないですよね、きっと。
    …その辺りの誤解があって何年か蓄積し、乾電池がバケツにいっぱい溜められていたり、色ガラスの薬瓶が溜められていたり、金属がくっついている部品?が放置されていたりで「ゴミ分別が放置のきっかけ」になっているのではないかしら。説明会に出ていたとしても難しい人が多いはず…
    そしてお片づけのきっかけが「ごみの有料化」
    お年寄りにとっては…きまりを面倒くさくしてゴミを溜めさせたあげく、早く捨てておかないとお金をもらっちゃうぞ、と言われているように感じるのでは?

    こちらの自治体は粗大ごみは有料、普通のゴミはまだ袋指定ではないのですが、指定ゴミ袋に変わるという噂は時々聞かれます。
    指定袋も時間の問題と思いますし、ウチも今のうちにやっとかないと…

    ちゃーちゃんさん、こんにちは。いつもコメントありがとうございます。ごみ袋の値上げ話を聞いてきて・・ようやく理解したようです。婆さんは、自分が納得したことに対してが愚直に行動をするタイプですが認知症=片付けられないと思っていたので着物とか捨て始めたことに驚かされました。

    ゴミの細分化は理解するのが大変ですよね。実家の高山は、かなり厳しく細分化しているので色々お嫁さんに説明してもらってもすぐ忘れてしまうので高山の人スゴイな~と思っていましたが・・今は自分でも理解できるようになりました。

    牛乳パックはここで・・卵パックはここで衣類はこっちでトレイとダンボールと雑誌と新聞はここに置いてと乾電池はこっちで蛍光灯はここで・・細かくちゃんと分けられ日にちまで把握して・・婆さんが認知症になったおかげで自分がしっかりせざるを得なくなったので良かったのかもしれません。じゃなかったら私は、永遠にズボラ主婦を卒業できなかったと思いますw

    >お片づけのきっかけが「ごみの有料化」
    お年寄りにとっては…きまりを面倒くさくしてゴミを溜めさせたあげく、早く捨てておかないとお金をもらっちゃうぞ、と言われているように感じるのでは

    確かにそうだと思います。親世代の片付けというのは、本当に大変!!ゴミの有料化が良いきっかけになって良かったです。ちゃーちゃんさんのところは、粗大ごみが有料で普通のゴミは、無料??ってこと??

    私たちのところは、粗大ごみ無料から有料に、可燃ごみも不燃ごみも1袋17円から1袋45円になるっていうだけでも皆あわてて捨てまくっています。合併する前は、ゴミ袋が結構高くてゴミ袋が高いことに地元ではトラウマがあるみたいです・・時代の流れで・・いつかは値上がりしたり有料になっていくものだと思うので今から持たない暮らしをすると良いのでしょうね。ちゃーちゃんさんは、しっかりとされているから大丈夫だと思いますけどね。(*・・*)

    初めまして。ブログ村のランキングからきましたが、ほんと
    うちと同じ状況で。でも捨てられて良かったですね。うちも
    新築しましたが裏に大きな蔵があるので、本宅で捨てたつもりの
    古ダンスが、もったいないからと中身を何もいれないままで
    裏の蔵に持ち込まれていますわ。来月から地元自治体の粗大ごみ
    有料化するのに捨てたいのに、舅の目の黒いうちはなにも手を
    つけられない。家族いなかったらゴミ屋敷にするタイプの舅です

    夢穂さん、こんにちは!!コメントありがとうございます。たったいま夢穂さまのブログにお邪魔いたしましたところです。お写真がキレイで感動しました。そしてちこり村や丸亀製麺の写真があって・・うれしくなってしまいました。我が家も粗大ゴミが有料になると聞いてからせっせと断捨離しまくりました・・去年と比べるとみちがえるように美しくなりました。(当家比)うちの爺さんは、78歳で婆さんは75歳なので昭和生まれ。もののない時代を生きてきただけあってなかなか捨てられませんでした。婆さんは認知症ということもあって・・・そっち系で片付けられないタイプで。爺さんは物を処分するのが勿体無くて溜め込む系。私は、どこに何を捨てたら分かっていないおとぼけ系の嫁で家の中も外もひどいことになっていました。

    >舅の目の黒いうちはなにも手をつけられない。

    ああ!理解できます。私も婆さんが認知症になったおかげで?よし捨てるぞ!!婆さんの生前整理だ!という気持ちになりました。爺さんは、あの年齢にしては、断捨離にめざめてくれたものの「もったいない」という気持ちは抜けきることはありません。爺さんがちょこっと片付けたら「スゴイね!その年齢で物を処分していくことは、価値があることだよ!!なかなか捨てない人の方が多いもんね!!子どもや孫の世代で使わないものは今捨てて置いてくれると助かるし有難いこと」と褒め称えやる気にさせています。笑。

    人間って自分も高齢者も明日も明後日も生きているつもりだし死ぬ気はしないものですが、本当に明日死ぬかもしれないというところをくぐり抜けると意外となんでも捨てれるものなのかもしれません。でも高齢者の片付けは、体力も気力もないと難しいことだなと痛感いたします。

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    西ちゃん押入れを改造したパソコン部屋でレビュー記事を得意とするブログを書く人、地元ライター
    岐阜県田舎村在住ブログ歴15年のブロガー。押入れを改造したパソコン部屋が私の仕事場♪当ブログは2016年8月に開設。 整理整頓が苦手で片付けられないまま一生終えそうだったけど、家族の葬儀をきっかけに、暮らしを整えるようになりました。カメラ、食べ歩き、ウォーキング、ラコニック手帳を愛する50代。 詳しいプロフィールはコチラ