夫の言動が原因となる夫源病(ふげんびょう)は、40代から60代の女性に多いといいます。夫の存在そのものがストレスになるのだそうです。平日夜遅くに帰宅し日曜日は、朝から晩まで眠り続けている旦那。私と子どもとほぼ母子家庭状態です。たまに旦那が早くに帰宅すると何気に生活のペースが狂います。威圧的に命令するのでいま流行りの?モラハラ夫なのかもしれません。認知症の義母の介護も他人事。自分の母親なのに・・一切協力しません。協力する気がないから、ねぎらいの言葉もかけられないのです。「子どもや私に対して上から目線でぞんざいな態度や言い方を改めなかったら将来は、結婚生活を維持できない」と言っても全く通じないかんじ。
定年したら毎日旦那が家にいるってことよね?
今は、良い。今は良いんですよ。仕事をして給料ももらってくるから。でも定年になったら毎日毎日旦那が家にいて趣味も楽しみもなくて朝から晩までテレビを見続けるんですよ。「何もしない旦那がいる毎日」想像しただけでぞぞっとします。朝は、旦那が6時半に自宅を出て高校生・小学生と子どもたちを送り出せば、日中は、私1人自由な身です。途中でご飯の準備があったりディサービスのお見送りや病院の送迎などもあるので全くの自由時間はありませんが自分のペースで生活できます。
毎日爺さんと「どこを片付けよう」とか掃除やゴミの話をしながら自分の時間をすごしています。空き時間にパソコンで作業をこなしていますが、近くに旦那がいると、気になって仕方がありません。いびきはうるさいし見ていないくせにテレビを長時間つけています。うるさいから2階に行って欲しいんだけどうざいったらありゃしない。
おやすみの日は、仕事で疲れているから朝から晩まで眠り続けても仕方ないですが会社をやめてから毎日旦那がいることを想像するとぞっとします。定年後も命令口調だったら「私は、あんたの家来じゃない」とキレてしまいそうです。なんならこっそり離婚の準備もしそうです。旦那名義の貯金を解約し別名義に移し替え準備が整ったところで「離婚」を切り出すでしょう。
60歳から65歳まで年金もなくマイナスだけの人生を極端に依存されたり従わせようとしたらキレるだろうな・・笑。「ワシもワシもとどこにでもついてくるワシも族」「お前も来いというお前も族」どちらも困ってしまいます。これからの自分たちの老後の生活を考えると今から出来ることってあると思うし気をつけないと老後破産やら老後離婚になりかねません。
夫源病チェックリスト
- 結婚記念日は祝う→☓とくになにも
- 外面や世間体が気になる→○自分は、気にする方だけど旦那はあまり気にならないみたい。でも外面は良い
- ありがとうごめんなさいを言える関係→☓自分は言うようにしているけど、旦那はあまりいわない
- 仕事や家事に手を抜けない方→△出来る限り手が抜けることを考えている
- 夫から理不尽なことをいわれても反論できない→☓すぐに反論している
- 夫は、つねに上から目線→○あてはまる
- 人前では、愛想が良いのに家では不機嫌→△どちらともいえない
- 夫は趣味がある→☓ほとんど無趣味。パチンコぐらい
- いつ命令口調→○あてはまる
- あなたの外見の変化に気付く→☓ほとんど気付かない
- あなたが外出すると不機嫌になる→不機嫌にはならないけど慌ててるらしい
- 運転する時豹変する→運転はうまいと思うけどスピードだ出しすぎて怖い。
夫在宅ストレス症候群と夫源病の違い
- 夫在宅ストレス症候群(主人在宅ストレス症候群)心療内科の黒川順夫氏が名付けたもの。仕事ばかりしていた旦那が定年退職して1日中家にいることになり奥さんをストレスを感じることで発症します。胃潰瘍、高血圧、過敏性腸症候群などの身体的症状と過換気症候群、心身症、うつ状態やパニック障害など精神的症状が見られます。
- 夫源病は、大阪樟蔭女子大の石蔵文信教授が名付けたもので頭痛、めまい、耳鳴り、気分の落ち込みなどが見られます。
夫在宅ストレス症候群や夫源病の予防方法
侮れないのは、夫という存在が原因でストレスとなり奥さんが病気になってしまう点です。女性は、家事や料理・洗濯などを毎日こなしながら子育てや介護
旦那さんがいなくても生き生きと生活できる人が多いものです。しかし夫が変われば奥さんも病気にならずに済むのです。夫源病と名付けた石蔵教授は、「夫源病 こんなアタシに誰がした 」「57歳からの意識革命 人生を最後まで充実させるために」という著書を出版しています。女性より男性に読んでもらうと良いかもしれません。
- 奥さんに対して命令口調や上から目線の態度・言動をしない
- 奥さんに対して。ありがとうやごめんなさいをいう
- 奥さんの誕生日や結婚記念日を忘れない
- 料理や掃除など奥さんがいなくても一通りこなせるように習得する、家事の主導権を奥さんだけにしない
- 定年後のプランや生き方を40代~60代のうちに考えておく
- 男は、見た目。年を重ねるごとに明るい色の服を選びおシャレに気を使う
- 社会とつながりを持つ(ボランティアなど)
将来のため、今から老後を見据えた生活をしないと
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