最近「爺さん」のことをコメントに書いてくださる方が増えてきました。私は、爺さんが大好きですが私の爺さん愛がブログを通して伝わっているようでとてもうれしいです。去年まで、わが家の敷地内にはいくつも小屋が建っていました。作ったのは爺さんです。よくもま~~ここまで作ったな~と思います。それを次々と解体しています。解体業者を頼むほどの大きさではありませんが残されたところで女の私では、どうしようもない・・手がつけられないと思っていたのでとても有り難いです。
2016年の2月に爺さんは心筋梗塞で倒れドクターカーで救急搬送されました。もしあのとき亡くなっていたらと思うとゾッとします。そして、この一年間私と爺さんは、とても楽しくお片付け生活を満喫してきました。爺さんには、いつまでも元気できてほしいけどいつか死ぬ日がやってきます。順番からいったら年齢が高いひとや体の弱い人からということになります。爺さんは、この1年間すごく頑張って片付けを続けてきたのは、「あのとき自分が死んでいたかもしれないと」思っていたからだと思います。明日も明後日も当たり前に生きていても寿命は誰にも分かりません。爺さんは、60歳以降もずっと働いていました。心筋梗塞で倒れる直前(77歳)まで仕事をさせてもらっていました。10年前「仕事を辞めるべきか続けるべきか」私に相談したらしいです。私は、まったく覚えていませんが「そりゃつかってもらえるなら働いたほうが良いよ・・75歳ぐらいまで頑張って!」と言ったそうです。また「そのころには、私も子育て終わって働きに行くからね~」とも言ってたそうです。だから「75歳まで働いた」+「2年働けた」ということが喜びだったみたい・・仕事を辞めて1年経ちますが色々片付けて過ごす時間が楽しくて仕方ないようです。
爺さんのお片付け

「会社におるときは(お昼にならないかな~)ってずっと思いながら仕事してた」という爺さんですが今は、解体作業に夢中です。高齢になると親世代の片付けに難儀する子供世代が多いと聞きますが爺さんは真逆です。自分で課題を見つけ行動していく姿は、正直真似できないけれど生き方としては、見習いたいです。
爺さんは、高所恐怖症
爺さんは、高所恐怖症なのでいつも自分は下にいます。はしごをかけてのぼりはじめてすぐ断念します。一応は挑戦しても恐怖心が勝つみたいです。いつもおじさんに指示を出しています。自分は、疲れると座って休んでいます。おじさんは、屋根に登って瓦を3メートルぐらい先にガンガン投げ落としています。

瓦を落とした屋根や柱も解体していきます。

爺さんは雨に濡れるのもひどく嫌がります。雨降りにちゃんと傘をさします。私はガサツなので傘持たずに走るタイプです。爺さんは、雨に濡れたくないのであちこちに傘を置いているのでかさ。天気がいいときは、解体作業もすすみます。

写真にすると4枚ですが時間にして3時間ほど。爺さんの解体は、NO STOPです。
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