趣味では無いご飯茶碗を処分する
趣味では無いご飯茶碗が家には、たくさんあります。亡くなった義母が買い揃えたものです。
義母が生きてるうちは、捨てにくかった・・でも亡くなっても、すぐに捨てられないものなんですね。
そこで何回かに分けて処分する方法を編み出しました。
何回かに分けて捨てる
私みたいに嫁ぎ先の茶碗を捨てたいけど捨てにくいという人は、こっそりと分けて処分するといいですよ♪
「ご飯茶碗を捨てるコッソリ計画」を遂行することにしました。
捨てたい理由は「自分の趣味ではないご飯茶碗」だから。
ご飯の味噌汁とお漬物。私たち日本人のDNAには、ご飯と味噌汁が美味しいという図が刷り込まれています。飯碗の手ざわり1つでご飯が美味しく感じるもの。
古い食器でも自分が気にいったものなら美味しく感じるし安い茶碗でも自分が好きな柄や手触りなら、それを使いたいと思ったんですね。
ご飯は五感で味わうものなので自分が美味しいと思える茶碗があれば良いよね。・・と。
ご飯が美味しくなる粉引飯椀
テレビでご飯を美味しく感じる山田隆太郎の粉引飯碗を紹介していました。
値段を見たら、結構お高い!
「粉吹」とも呼ばれ素地に白泥をかけて白化粧を施した飯碗で土のザラザラした質感が特徴です。粉引飯碗作家の山田隆太郎さんは、多摩美大を卒業されたあと岐阜県多治見市で陶芸(焼き物)を学んでおられています。
岐阜県民としては親近感がわいて、すぐさま欲しくなりましたがすぐSOLD OUTするみたいですね。
こだわりの飯椀は他にもあって土井善男 作の「緑白釉碗」岡崎慧佑 作の「めし椀」蜂谷隆之 作の「たたらば椀」、光藤佐 作の「刷毛目めし碗」などご飯が美味しく感じられる和食器が存在します。
ご飯茶碗12個処分
コソ泥のような?スリル感を感じながら今回処分したご飯茶碗12個。
先日洗ったばかりなのでピカピカ光っており一瞬迷いが生じました。飯碗から「私たち生きているのよ!」と叫び声が聞こえてきそうでした。
「割れてないのに捨てるよ。ゴメンね。家に居ても良いけど出番が無いのよ」と心の中で謝りながら燃えないゴミの袋に入れていきました。
今月は他に捨てるつもりの燃えないゴミがたくさんです。
お客様用の茶碗
生前だったら義母に「それはお客様用の大事な茶碗」と言われ とがめられそうです。でももう居ないし。今までだってお客様用にご飯茶碗が必要だったことなんて、数えるほどでした。
旦那の弟一家が全員遊びに来ても我が家のお茶碗にプラス4個あれば良いだけです。
自分が使わないものは、次の世代も使わない
私の代で使わない茶碗を次の世代が使いません。勇気をふりしぼり捨てます。犯罪者が、遺体の顔に服や布を被せる・・アレに似ています。
古びた新聞で隠し「燃えないゴミ袋」に入れたら迷いが吹っ切れました。
最初の計画では「毎月5個ずつコッソリ処分する」でした。
でも同じ種類の茶碗が12個あったので同じ柄の仲間が一緒に処分したから茶碗も寂しくないはずです。笑。
家に眠る死蔵品、不用品。嫁の私には捨てにくいものでしたが、全部出して個数を確認したことで必要な数以上の不用品、死蔵品だと納得できました。時間はかかりますが少しずつスペースを広げていきたいです。
気にいったお茶碗なら100円ショップのものでも美味しく感じますよね?。女性だとサイズ感も大事。私は卵かけご飯に白身は使わない派です。