嫁いだ時に置いてあったお皿は、私の趣味に合わないものばかりでした。私が買い揃えた食器も使っているうちに全部割れてしまい結婚して20年以上我慢して嫁ぎ先の食器を使っていました。
今、考えると嫁ぎ先に順応する良い嫁を演じていたのかな・・と思います。でも・・趣味の合わない食器を毎日使い続けることはストレス以外のなにものでもありませんでした。お皿や茶碗が意図せず割れるたびに「うわ♡割れた♡」と思っていたぐらいです。
目次
嫁ぎ先には必要以上にご飯茶碗(食器類)があった
嫁ぎ先には、必要以上にご飯茶碗がありました。ご飯茶碗だけでなくお皿も湯呑もお椀もバカみたいにたくさんありました。私が嫁いできた頃は、葬儀会場が無かったので家や公民館などを借りて葬儀をしたからです。
葬儀だけでなく様々な行事を家で行っていたようです。そのたびに家の人と隣近所で協力しあって料理をこしらえてお客様にふるまって・・・ということをしていたようです。
葬儀会場を利用するので、家で料理を作ってふるまってというのは過去の話となりました。
お気に入りの茶碗の出番は、いつまでも回ってこない
大量のご飯茶碗を残しておかなければいけない理由を考えながらハッとしました。これでは私が買い揃えた美濃焼きのお茶碗の出番はいつまで経ってもやってこないことを!

美濃焼は、和モダンな雰囲気がお気に入りです。出番もなく待つのは悲しいことです。


美濃焼のお茶碗カワイイですよね~
古いお茶碗が3軍だとしたら、2軍も控えているし1軍も控えている状態でした。でも3軍の数が、あまりにも多すぎて私が買い揃えた茶碗はお蔵入りになっていたのです。
古いご飯茶碗が捨てられない理由
古いご飯茶碗を処分したくてウズウズしていた私ですが、捨てられない理由がありました。


ね~古い茶碗いらないよね・・もう何十年も使ってないから捨てたいんだけど。

ああ。いいんじゃね!捨てれば!捨てれば!
なんと、かなりあっさりと捨てても良いんじゃない発言。私は、旦那を納得させるため悪い企みを考えている悪代官のような気分で色々考えていたのです。
- 燃えないゴミ袋を車で40分かけて直接処理場に持っていく
- 毎月4~5個ずつコッソリ燃えないゴミの袋にいれて処分する

不燃ごみのたびに、4~5個ずつ茶碗を入れて旦那に捨てにいってもらっていましたが最後の頃になると、10個~15個といっぱい持っていってもらっていました。
古いご飯茶碗の数を数えてみる
古いご飯茶碗の数を数えてみました。数を把握すると余分に持ちすぎていることに気付きます。
昔の飯椀なので、カタチが尖っています。お客様に・・コレでお出しするのか・・と思うと全然自分の趣味では無いですしテンションが下がるばかりです。


老後に超貧乏生活になったとしても この茶碗でご飯は食べたくないなぁ・・

婆さんの趣味?のご飯茶碗。全部3軍。

テンションが下がる茶碗でわざわざご飯を食べることはないのです。

こいつらも捨てたい!どこからか濃い色の茶碗まで出てきました。

隠居からやってきたのかもしれないです。爺さんの仕業かも??

とりあえず、1回洗って冷静に、どうすべきか考えたのですが結局処分の方向へ・・
捨てることの迷い
捨てることの迷いは昔ほどありません。壊れているもの、かけているもの、ヒビが入ったものは、迷いなく捨てられるようになりました。
100才のおばあちゃんの目線、義母の目線、義父の目線(爺さんは最近ヨボヨボしているので、あまり出歩かなくなったから)色々な目線がなくなったことで捨てやすくなったのです。
家族の目線があるから捨てにくい
自分は嫌いなのに、家族が好んで使っている食器もあります。うっかり割れると心の中で「ひゃっほ~」と喜んでしまいます。笑。我が家の不燃ごみコーナーは、家族が目にする場所にあるため、見られたりバレたら戻されるかなという危惧がありました。ただそれだけなのです!

古い食器は、なかなか割れません。割れたとしても次が控えているというか無限ループというか、途切れること無くエンドレスで登場します。
テンションが下がるお茶碗を誰にもバレずにコッソリ捨てるには、1ヶ月に1回の燃えないゴミの日に少しずつ処分するのがベストという私なりの結論。

婆さんが亡くなった日の当日、「不燃ゴミの回収日」でした。しかしお通夜や葬儀の準備に追われ不燃ゴミを回収場所まで持ってくことができなかったのです。余命宣告をされていたので、その日に向けて連休中も不用品をまとめて袋に入れていたのでいつもの3~4倍も不燃ごみが溜まっていました。

ペットボトルのゴミもいつもの倍でした。処分してスッキリです。

旦那が燃えないゴミを置きにいったついでにリサイクルボックスに衣類と牛乳パックとダンボールと新聞紙を持っていきました。「セット」で作業をこなしたときには「言われなくてもできる子(夫)に育ったな」とうれしくなりましたよ。
キッチンの押入れも少しずつ物を減らしています。残っているのは、お猪口と徳利と残りのご飯茶碗・・早くスッキリさっぱりしたら気持ちいいでしょうね。
時々「もうすぐ50歳!書けば叶う「人生でやりたい100のリスト」」を見直します。あ・・コレ出来てないなと思ったり、簡単そうなのに出来ていないな、と思うこともたくさんあります。33番目のリストは、台所の茶碗をお片付けするでした。茶碗を捨てるのは簡単そうで難しいことです。
西ちゃん、今晩は。
古い食器は、ストレス発散で割ってしまえば簡単に捨てられますよ!
ただし、どう割るかが問題です。
以前テレビで見たのですが、コンクリートの壁又は床に投げつけてましたよ。
厚手のごみ袋に入れたり、新聞紙で包んでから投げる….そうです。
怒りのパワーを古い食器にぶつければ、罪悪感は生まれずに済むと思います。
私は、割った後始末が大変なのでそのまま捨ててますけどね(^_^;)
だって、結局割れた食器を片付けるのも自分なので(^_^;)
るぅさま!!こんにちは!!あああ!その手がありますね。割れてしまえば「あ!割れたから捨てた」となりそうです。毎月5個ずつコッソリ捨てを企てましたが 毎月割りながら10個捨てにしてみます。なんだか忍びない気もしますけど。笑。処分したい食器は、やまほどあります。あらゆる方法を試して断捨離します♪