私と義父は、来月の大型ゴミに何を持っていくか確認の話し合いばかりしています。今年度は、大型ゴミを出すのも無料ですが来年度から有料になるだけでなく30分車を走らせて直接持ち込まなければいけなくなるので、大きなゴミを優先して処分しているところです。義母の部屋には、全部で4つタンス(引き出し)でもめちゃくちゃに放り込まれているのでディサービスに行く準備に手間取ります。小さい引き出しも1つあります。別の部屋には、洋服ダンスと茶箪笥が1つずつ。中でも古い引き出し(タンス)は、開けにくくしまりにくいので真っ先にお片付け候補に上がりました。
最初に目標を決める(今日は、古いタンスを1つ空にする)
義母の部屋には、タンスがいくつもあるので何から手をつけたら良いのか悩んでしまいましたが、まずは、古いタンスの中を空にすることを今日の目標にしましたにしました。ゴールを決めていないと終わらない量だからです。それに認知症の人は、大きな変化に対応できずに混乱しやすいのでこっそりひっそり作業をすすめています。大型ゴミの日まで20日前後あるので地味に?地味に時間差でお片付けしていくつもりです。義母が、ディサービスに出かけるのは、8時15分。帰宅するのが4時なので留守の間に「こと」をすすめます。
最初に引き出しの上を片付けようと思いゴミ袋片手に不用品を捨てていきました。まあほとんど90%ぐらいゴミでした。笑。一見片付いているように見えますが、とんでもない状態なんですね。
無造作に放り込まれた洗顔料。義母は、身長が140センチしかないので、洗顔フォームの入っている箱も意識していないような気がします。
まずは、洗顔フォームだけを抜き出し空き箱にいれはじめました。すぐに空き箱に入り切らなくなりました。引き出しの上にあったプラスチックケースのゴミを片付けて入れ替えることにしました。隣の部屋の引き出しから5個。義母の部屋の引き出しタンスの上から23個、全部で28個もありました。
義母の洗顔フォーム在庫数は28個
カチカチのスポンジも見つかりました。これ使ったの何十年前のことなんだろう??口紅も1本見つかりました。義母が化粧をしていたことなんて今まで1度見たことが無い気がします。カチカチスポンジは笑ってしまうくらい固くなっていました。
朝晩洗っても1本で1ヶ月ぐらいは持つので、しばらくは在庫処分してもらわなきゃ!!なんなら私が使っても在庫をゼロにするのに数年は、かかりそうです。腐るものではないから・・と無いと困るからと書い続けた結果がこの在庫の数です。認知症の症状が進行していたのか??在庫があっても繰り返し同じものを買い続けていたようです。片付けられないから在庫の確認もできなかったみたい。認知症とはいっても100%記憶をなくしているわけではないししっかりしているところもあるので義母の部屋に出入りするのは、はばかられるかんじで。最近は、必要に迫られ足を踏み入れるようになりましたが、靴下もストッキングも洗顔フォームも香典袋もとにかくストックが大量にあるということだけでも確認出来て良かったです。
今日は、忙しくて軽くホコリを拭き取っただけで無造作に収納しました。義父は、「義母が死んだ後(この時点で義母が先に死ぬ前提w)ひとまとめにしてゴミに出さなければいけない・・」と話していたので、「生前整理」の「準備」と思いながら片付けました。ただすべての物は、適正量をはるかに超えているので使えるものは、私もつかわせてもらいながら在庫を減らしていくつもりです。
私の洗顔フォーム(ストック)在庫数は、2個
私の場合、在庫確認してから注文するので1~2個しか置いていません。義母は、在庫が把握できずに大量のストックになってしまいました。
大量の在庫を見つけて非常に困っていますが、片付けることができたのも今で良かったし、大量ストックを見つけたタイミングも今で良かったです。私も洗顔フォームは、しばらく買わなくても良さそうです。
タンスの中を空にしただけで大変なのは、ここから
タンスの上に引き出しが置いてあったので片付け始めたのですがゴミ収集車が来る9時半までの間にゴミ袋1杯分出しました。嘔吐物や大便が付着した衣類(着れるものは、洗濯)も見つかりました。片方のペアが見つからない靴下もお片付けしました。タンスの中身をカラにしただけで、本当の仕事はここからです。ズボン・パンツ・シャツ・上着のお片付け基準を決めて捨てる残すの作業をしていきます
認知症の衣類のお片付け基準
好きな洋服や好みもあると思いましたが、今回のお片付け基準は、本人が着やすい衣類、介護する人が着せやすい衣類を残すことにしました。義母は、背が低く背骨が曲がっているのでゆるい衣類が着やすいものの上着の丈が長い大便で衣服を汚されてしまいます。自分の手間も最小限にしたいですしね。
適正量以上だけど・・最初はこれだけ。
義母は、タンスに衣類を入れていても「服がない」「買いにつれてってくれ」が口癖です。今は、ディサービスに週3回通っているので天気が悪くても着替え用や着ていくための上着シャツズボンが一通りあれば十分です。春夏秋冬などの季節を考えてもそれぞれ20着あれば十分だと思いましたが、最初なので多めに残すことにしました。ただシャツも靴下も上着もズボンも死ぬまで買いに行く必要はないということだけでも把握できてよかったです。
とにかく量が多いので半日かかりました。古いタンスは、大型ゴミの日に出せそうです。今日は、お天気が良かったので汚れ物の洗濯物も乾いて良かったです。ホコリでお鼻ムズムズになりましたが、1つでも片付いて良かったです。
実家の母の持ち物が同じような状態でした。
母は急に体調が悪くなって入院してしまいましたが、数年前から勧められるままに多種買い、重複買い、服から着物から、化粧品から小物類まで。
化粧品はある程度生物なので、年数で区切って処分しました。(ほとんど5年以上経っていたので)
生物といえば、冷蔵庫の中も茶箪笥の乾物も、大変な状況でした。
即捨てないとマズいものをだいたい終了した時点で亡くなってしまいましたが、多量の物は父一人では捨てられないし。
叔母たちに服や着物の良い状態のものをもらってもらい、道具屋さんに引き取ってもらえそうなものは持って行ってもらい。
実家に行ける日にゴミ収集日に当たるわけではないので、エコバック持参で捨てにくい物を自宅に持ち帰って捨てています。
30年前に亡くなった祖母のものまでまだ残っていたのにはのけぞりました。
姉や私が処分したはずの書籍類が、くくり紐を解かれて段ボールに整列していたのも、困りました。
物は捨ててはいけないと思い込んでいたのかな。
足腰に痛みがあったので、楽な住まいに転居しても良かったのに移住できなかったのは、モノに縛られていたからか。
まだまだたくさんあります(親族の形見分けでいろいろ貰ってきたような形跡もあり)。
母のもので捨てる稽古ができたので、自分のものも捨てております。
こちらは購入年やサイズで判断できるので、楽です。
ちゃーちゃんさん こんにちは!コメントありがとうございます。ちゃーちゃんさんのお母様も同じような状態だったのですね・・たくさん同じものを買ってしまうというのも私は「嫁」だったので義母の部屋の片付けに遠慮やためらいがありました。でもまだ生きておりますが、ディサービスに行っている間に処分できてホッとしております。じゃないと残った家族がひどい目にあいます。また親世代と私達の世代には、捨てる捨てないの境界線が違っているな~と痛感しました。我が家も処分したはずのゴミが次々と出てきて途方にくれています。私たちは、物にあふれた時代に生まれ生きてきましたがこれから老後に向かって「物を減らすこと」を意識しないといけないですね。ちゃーちゃんさんのおっしゃる親のもので「捨てる稽古ができた」というのは、すごくよく理解できます。とはいうものの・・まだまだ家の中には「残念ポイント」がいっぱいです。頑張って片付けていきたいです。