ぬかるんでドロドロ!冷蔵庫の食べ物を腐らせる認知症の義母

月曜日と木曜日は、義母がディサービスに行く日とゴミの日が重なります。義母は、昔から冷蔵庫や冷凍庫に入れておけば絶対に腐らないと思っています。腐りそうなものも復活すると勘違いしているようで冷蔵庫に入れておけば絶対安心と思っているフシがあります。時々チェックしないと大変なことになっています。どうしたらこんなにぬかるむのか私には、謎です。

賞味期限

認知症の影響?冷蔵庫の中身を腐らせる

アルツハイマー型認知症の影響なのか義母は、冷蔵庫の中身を腐らせます。今日も確認したらぬかるんでドロドロになっていました。変色したもの。腐敗したものを家族がタイミングを見計らい処分していきます。自分で買ったものを捨てるときのキモチと家族が買ったものを捨てる気持ちは、ちょっと違います。制御不可能な認知症。まったく手付かずで大量に捨ててしまうのは「もったいない」ことです。

はいいていることも入れたことも覚えていないのか?腐ってかびた食べ物をどうして食べたらいけないのかまったく理解できません。「お腹壊すから食べれないよ」というと「なんで??どうして食べていけないの」と言われます。「お腹の調子が悪くなると便が漏れてしまうからね」優しく諭すしかありません。便を漏らしたら、私が拭かなければいけない・・着替えもさせなければいけない・・家族は義母1人ではないので大変です。

冷蔵庫の中身を勝手に処分できない

入れたことも覚えていないのに、冷蔵庫の中身を勝手に処分しにくい状況があります。入れたことは、忘れてしまっているので無いことにも気付いていないかと思いきや無かったら無かったで「食べ物がなくなった(盗られた)と思われるのも嫌だし、うちの義母は、ネ申さま仏様に何度も失くなったもののありかを尋ねたりするので頻繁には処分出来ない状況です。1番は、お金を持たせないことです。お金がないこと、自由に使えないのはかわいそうだと思うけど財布を取り上げないととんでもないことになります。

認知症の家族

冷蔵庫の中で物を腐らせるのは、今にはじまったことではありません。うちには、3つ冷蔵庫があります。隠居用の冷蔵庫と私が使っている本家(ほんや)用の冷蔵庫、義母は、何でも腐らせてしまうので義母用の冷蔵庫を使っています。腐らせてしまうのは、今にはじまったことではないのですが認知症だから腐らせてしまうのか?認知症になりやすい性格だから冷蔵庫がぬかるむのかよくわかりません。

私が、冷蔵庫をキレイにする理由

20年ほど前に、1冊の本を読みました。タイトルも著者も覚えていないんだけど(友人が立て続けに3人離婚した・・3人とも嫁が冷蔵庫の中を腐らせてぬかるんでいる)という内容でした。ずぼらでだらしない性格の私ですが、「結婚したら冷蔵庫の中を腐らせないように気をつけよう」と思いました。結婚して20年近く経ちますが賞味期限は多少切れてもOKと判断するとしてw野菜室のキュウリやトマトは、出来る限り腐敗しないように気をつけています。腐りかけてたらすぐに処分です。そんなわけでズボラな割には片付けています。

カビ

かびてしまったり腐ってしまったり・・本当おぞましいです。

異常な買い置き、食料の在庫管理ができない

食料を異常に買いまくり異常な量の食べ物をストックしてしまう・・そのわりには、在庫管理ができていないから物を腐らせたりしまうのです。それが認知症なんですけど。義母の場合食べ物を腐らせるのは、結構前からでした。10年前もそうでした。1日に何回もしつこく同じことを聞いたりそれが問題行動といえば問題行動なんだけど、性格がしつこいから?と思っていました。認知症というのは、境界線がわかりません。嫁の私が、お姑さんをボケ老人扱いするのは、はたから見たら「いじめ」に見えてしまうかもしれません。昼夜逆転するようになり大便を漏らすようになったとき初めて「病院に行かなければいけない」と思いました。認知症の進行は、止められないし調子が良いときと悪い時があります。家族(とくに実の息子や実の娘・妻や旦那さんなどのパートナー)というのは、どこかでもしかしたら「認知症では無いのではないか」「治るんぢゃないか」と期待しているところがあります。

現実を受け止める

うちの旦那なんか見てると、現実を受け止めきれていない気がします。毎日のように問題行動が見られるわけで・・私がしんどくなり話していると逆ギレしますからね。゛(`ヘ´#) 本当「屑かよ」って思ってしまいます。認知症は、まぎれもない現実で受け止めなければいけない事実です。嫁の私は、義母とは血がつながっていないから冷静でいられますが血のつながった家族だからこそ受け止められないことがあるような気がします。認知症は、じんわり進行します。時々「嫁」という立場から離れたらどんなに楽だろうと思うことがあります。でも家族みんなが現実を受け止めていくしかないし「負」や「不幸」を嘆くより残された「生」の部分をより良いものにしたいと思っています。順番からいって高齢の家族が先に亡くなる可能性の方が高いです・・行きているうちに伝えたいこと教えてもらいたいことを吸収していく・・親孝行って親に何かをプレゼントすることでは無いと思うし外食を一緒にすることでもありません。

若いものに任せて安心な状況にしておきたい

若くてもしっかりしている人も多いのですが、うちの場合は義父がしっかりしていてシャキシャキだからどうしても息子(旦那)が育っていないところがあります。でも旦那には、親孝行って親を安心させることだよね。と話しました。若いものに任せても安心な状況にしておくことが私たちに出来る親孝行だなと思いました。

認知症の家族には、家族の手助けが不可欠

認知症の家族がいると家族の手助けが不可欠です。義母が部屋を片付けていないときは「片付けられないずぼらな性格だから仕方ないと思うだけでしたが認知症が進行し着替えを準備するのにも私が大変になってきたのです。

片付けられない掃除が苦手な私

義母と同じように私も片付けられない女で掃除が苦手です。自分のお片付けに目覚めた年に・・まさか義母のお片付けまでする羽目になるとは想像もしていなかったけれど不潔で不衛生にしていると大便を漏らすし着替えさせなければいけないし私自身が今以上に大変になるので義母のためというより自分のために片付けなければいけなくなりました。

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    西ちゃん押入れを改造したパソコン部屋でレビュー記事を得意とするブログを書く人、地元ライター
    岐阜県田舎村在住ブログ歴15年のブロガー。押入れを改造したパソコン部屋が私の仕事場♪当ブログは2016年8月に開設。 整理整頓が苦手で片付けられないまま一生終えそうだったけど、家族の葬儀をきっかけに、暮らしを整えるようになりました。カメラ、食べ歩き、ウォーキング、ラコニック手帳を愛する50代。 詳しいプロフィールはコチラ