認知症の義母、普通に会話はできますが時々おかしいと「やっぱり認知症なんだな」と思います。認知症になる前の記憶は驚くほどちゃんとしています。でも今聞いたことは、すぐ忘れます。今自分がどう行動すればいいのか組み立てられないみたいです。
爺さんが朝寝坊をすると「死んどるかもしれんで見てきて」と言われます。笑。私のところまで来なくても自分で戸をあければ早いのにそれがわからないみたいです。
土曜日か日曜日かわからなくなる件
私「お義母さん今日は土曜日だからディサービスはおやすみだよ」
婆さん「わかった、土曜日だね。休みだね」
数分後・・
婆さん「今日は、日曜日」
爺さん「今日は土曜日だからディサービスは休み。」
婆さん「また嘘言ってる、私を騙そうとしてる」
爺さん「そんなら○○(私)に聞いてくれば良い」
婆さん「爺さん土曜日って嘘つくんやけど」
私「今日は、土曜日やでディサービスおやすみだね、明日行こう。」
婆さん「そうか今日は土曜日か・・」
典型的な認知症のひとです。
野菜をディサービスに持って行きたくなる件
婆さんは、野菜を収穫しディサービスに持っていこうとします。しかし採れたて野菜ではなくしなびています。本人は、悪気はまったくなく純粋に家で作った美味しい野菜を届けたいと思っています。でも収穫して何日も経っているのでもらった方には、ありがたくありません。何度も説明しても理解できません。私と爺さんが小芝居をしながら野菜から目をそらさせディサービスの車に乗せて成功したと思ったらディサービスから電話がかかってきます。「○さん家に電話をかけてくれって・・野菜を持ってきてもらうように何度も何度も言うのです」と困惑された様子でかかってきました。事情を説明しようと思うのですが迷惑をかけているのが電話の声で伝わってきたので恐縮しすぎて言葉までもつれてしまいました。笑。
自分の家ではないところでディサービスを待つ問題
ディサービスは家の前まで迎えに来てくれます。婆さんは、部屋で待っています。今日は天気が良かったせいか家の前の石に腰掛けていました。私は今日は、暖かいねと言って10分も経たないうちに行方不明になりました。ひえ~~田舎とはいえ・・田舎だからこそ居なくなると大問題だしパニクります。精神障害の叔父さんの検査のため朝からバタバタしていたのに婆さんの捜索活動まで加わり疲労困憊。数分して爺さんがよその家のベンチで腰掛けている婆さんを発見し「もしこれからいなくなったらあの場所にいるかもしれないので捜索するように」と言われました。
今まで認知症のニュースを見るたび「うちは徘徊しないから良かった」と思っていましたが認知症がじんわり進行しているのか今日は、たまたまなのか謎でございます。
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