婆さんが、夜中にやってきました。私も旦那もまだ起きていた時間だったので玄関の鍵は開けたままでした。婆さんが、「今何時?」というので「11時半だよ」というと「じゃあ付けておいて9時半やで」といっています。?夢でもみたのかと「お母さん夢みたんだね」というと元の職場があった場所まで歩いていったそうです。田舎だから、一歩外に出たら真っ暗なんです。っていうか真っ暗闇で私は、隠居に歩いて行くのも怖いくらいです。隠居に歩いていくまでも目が慣れるとかそういうレベルの話ではありません。何も見えません。隠居には人が来たら反応して電気が付くライトをつけてもらわなければいけないと痛感しました。
おかあさんが歩いていった場所は、写真のとおり?まっすぐの道なんですけどご覧のように真っ暗。真っ暗、あたりの家もほとんど高齢者ばかりなので早々と眠りについているようで何も見えません。街頭はあってもすぐ隣の家に行くのに懐中電灯が必要な暗さです。これでも旧道で昔は、「○○銀座」と呼ばれていたそうです。笑。
「暗くて誰もおらへんかった」と言う婆さん。(そりゃそうだろうよ)と思いながら寝ぼけたのか認知症の症状なのかわかりませんがとりあえず寝室に移動。
昔働いていた職場は、家から2分ぐらいの場所にあります。会社の建物は、今も残っているようですが20年前に別の場所に会社が移動したので20年間使われていません。婆さんは、元あった場所でも働いていて今ある会社でも働いていて会社を辞めてからも何年も内職をもらって仕事を続けていました。
私が、「仕事ってどこ行ってたの?」と聞くと「○○まで」と昔の職場(徒歩2分の)まで行ってきたもよう。お母さんの色々な記憶から途中がゴッソリ抜けていました。「夜だから布団に入って眠ろうか」と促すと「靴がない」と言います。探してもありません。片一方だけサンダルを履いて片足は、裸足で来たのか?落としたのか?隠居の玄関まで行くともう片一方のサンダルが脱いでありました。
認知症の深夜徘徊はよく聞くけど実際に徘徊されると24時間監視することもできず恐ろしいことです。夜中に婆さんが歩いてるなんて誰も思わないだろうし、田舎だから誰にも見られずに済む反面 田舎だから真っ暗闇でその辺に落ちたりすることを考えると非常に危険。行方不明の高齢者情報の安否情報のメールが流れるたび明日は我が身と思います。
義母は、私に「9時半やで付けておいて」としきりに言い私のこと職場の事務員と思っているようでした。私は、事務員になりきり「お疲れ様でした。ありがとうございました」と戸をしめました。お父さんは、ぐっすり眠っているのか起きてきません。中から鍵をしめないとまた徘徊してしまいそうです。深夜徘徊や夜間せん妄は、しばらく無かったので安心していたのですが些細な物音にも敏感になるので介護をするものには精神的負担が大きいものです。バスもね~電車もね~車もそれほど走ってね~田舎だから良いような悪いような。婆さんは夢の中で生きている、寝言と思って付き合うだけの余裕、爺さんがすぐそばで見ていてくれているからで爺さんがいなくなったら介護の負担が一気にやってくると思うと本当にゾッといたします。
翌日爺さんに話すと婆さんは、「○○(私)が寝ぼけたとこやろ?」と言ったそうです。
こちらにも、こんにちは~~
お義母さん夜のお散歩で、お怪我もなく何よりです。ひょっとして田んぼに面した道を行ったのかしら…。
話を合わせて…事務員さんになりきって対応、よくできました。
配偶者など近い身内だと「何言ってんだよしっかりしろよ!」って怒ってしまって、ご本人が混乱しちゃうので。
(義母の混乱にヨメが話を合わせてなり切って対応、ってやったら、横で見ていた義父が「本人は理解してるんだから、子ども扱いするな!」って怒った時がありましたから…義母と義父が二人きりだったらどう会話するんだろう、って心配になった時がありました)
で、半日もしないうちに本人は忘れちゃうのが、定番でした。
ちゃーちゃんさん、こんにちは。子供扱いもできないしバカにもできないし認知症扱いにすると起こるので「あれ?うっかり間違えてしまったみたいね」と天気や天候のせいにしたりしています・・・爺さんは身近なせいか、行動や言動に対して怒ったり正そうとしています。1番近いところにいるので大変だと思います。私も今は・・それなりの接し方ができますが・・これから先どうしましょう!と思っています。怒ったって仕方ないけど怒れる場面がたくさん出てくると思うし・・今は、爺さんと、毎日二人でミーティングしながら介護を続けています。むずかしいですよね。嫁だからワンクッション置けるということもあるしその逆もあると思うし・・今は、こうして嫁姑で手を引いて歩くなんて・・そして手をさしのべてもらえるだけでも感謝しようと思います。