今日、うちの亀が卵を産み落としました。私は泣いています。

陸上競技場

今日うちの亀が卵を産み落としました。卵のママ&パパは、うちで飼っている亀の「亀吉」と「ねこにゃん」です。今日は、多治見市で陸上の大会があったので子どもたちをバスにのせ自分は、車で陸上競技場に行くつもりでいました。しかし今日に限って家に立ち寄りました。亀のオケを旦那がのぞきこんでいました。旦那が「これ卵か?」と言っていました。昨日水を変えたら亀吉とねこにゃんは、ものすごく喜んで「おかあさんありがとう」とバシャバシャ手をふってくれていました。そのときは、卵は、ありませんでした。だから昨日から今日にかけてどちらかが卵を産んだようなのです。旦那は、スプーンみたいなものにのせようとしていました。「ちょ!!あんた!触るんぢゃね~よ~カメの卵だよ!!昨日水替えたとき無かったからどっちかが産んだんだ、写真撮りたいけど~多治見まで行かなきゃ!私は競技場行くけどくれぐれもさわらないようにね」と矢継ぎ早に言い残し家をあとにしました。

多治見までの1時間40分。私は、幸せな気持ちに包まれていました。2人はとても仲良しだったけど・・いつから男女の仲だったんだろう?おさななじみが急にデキてたかんじです。亀吉とねこにゃん、どっちがオスでどっちがメスだったんだろう?。お天気が良い日は、ねこにゃんの大きな甲羅の上に亀吉が乗っていたけど・・それはただの甲羅干しであって、親密な仲ではなかったはず。いつのまに??いつのまにそんなに深い仲になっていたのだろう?私は、目頭が熱くなってきおました。卵の殻を割って子亀が出てくるところまで想像していました。小さくてカワイイ命、子亀をどうやって育てよう?赤ちゃん亀の餌はどうしたら良いんだろう?と亀のことばかり考えていました。「うちの2人(亀)がね~~」と年上の知人が孫が生まれると聞かれて無くても孫のはなしを始めるのに似ています。私も誰かに話したくて仕方がありませんでした。

実家の母が道路を横断中の亀を拾ったとき、なんてステキ!下の子が亀を拾い自転車のカゴにのせてきたときもなんてステキと思ったけれど今日この瞬間に立ち会えた喜び。旦那と結婚したときより幸せ。一刻も早く下の子に喜びを伝えなければ!と思いながらも陸上競技場についたら亀モードから陸上モードになり真面目に応援しました。

陸上競技場

競技がおわり保護者の方とお話しをしていたら「小学校のうさぎ小屋で赤ちゃんが生まれた」「1羽だけだったのに?とシングルなのになぜか・・?」「山から相手が夜這い?で的なことで赤ちゃんがうまれたらしくて子供に説明どうするんや?」と噂話で盛り上がりました。私は、うさぎの話しの乗っかり今日生まれた亀の卵の話をしたところ学校の先生が、「亀の卵は気温によってオスとメスが決まるんですよ」と教えてくださいました。

亀のはなしをしているとき、私の目は完全にハート型になっていて・・とてもとても大好きで愛しくてたまらないという顔になっているはずです。亀の話しをちゃんと聞いてくれる人は、無条件で良い人だとおもうしゴロゴロにゃーごと擦り寄りたくなるほどなのです。

全種目応援を終えて下の子と車で帰ってきたのですが陸上のはなしより亀のはなしばかりしていました。もしかしたら家につくころにはカラを破って産まれているかもしれない。親亀にふまれてなければいいけど。それにしても生まれてくる命に関われるって幸せ。

帰りに図書館に立ち寄り「カメの育て方」の本を借りるため職員さんのところでたまらず本を開いてカメの卵のところを凝視していた私。ちょっとビックリされながら我にかえりました。聞かれてもいないのに「今日うちのカメが卵を産み落としましてね」と話し始めるところでした。なにこれ・・完全に親バカぢゃん。

カメの卵

帰りもニヤニヤしながら運転していました。ねこにゃんは、相当なお年寄りだけど性格は、あらめ。たぶん経産婦。

人生の傷のようでたくましい左手の傷!

卵の大きさから言ってねこにゃんが産んだに違いないはず。

借りたばかりの本で得た「卵を孵化させる時は、親ガメから切り離す、上下逆にしたら孵化しない」という情報を下の子に説明しながら私は産まれてくる命を想像して早く家に帰ろうと思っていました。

カメの育て方

孵化させるための砂をどうしよう?上等な砂が良いのか?それより孵化させるための場所をどうしよう?洗面器だったら子亀が逃げ出すだろうな?と子亀が逃走するところまで想像していました。

家につき・・私はカメのオケを見ました。水が濁ってて卵が割れているのがみえました。1日幸せな気持ちでいたのに・・子亀はいなくて・・卵が割れている・・。ああだめだったんだ。

亀吉は、バカだから・‥卵を口でつつこうとしていました。ねこにゃんが、激しく暴れながら「おめ~ざけんな!卵にふれんじゃね~!!クソッタレ」と烈火の如く怒り出し「我が子を守ろう」としたので私も完全にねこにゃんと同じ気持ちになっていました。割れた卵でもあきらめていないんだ・・と思ったら涙が出ました。「何やってんだよ?亀吉」と腹立たしく思いながら卵は、たぶんダメだったし孵化させることができなかったけど「母」って偉大と思ったらまた泣けました。

今回は、ダメだったけど私は1日生まれてくる命を想像して幸せな気持ちでした!今度は、孵化するといいな。また卵産んだときのために本読んで勉強しておこうと思いました。

 

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    西ちゃん押入れを改造したパソコン部屋でレビュー記事を得意とするブログを書く人、地元ライター
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