縁側の押入れスペースには、めったに使わない物を入れていました。
何度か処分をしているので、以前と比べると不用品は少なくなりました。でも子育て中は色々な物が入っていましたよ。
特に多かったのが夏休み用の工作グッズ。100円ショップで買った和紙と木のカワが入っていました。
何かに使うかも?という呪縛
うちの子どもたちは夜になると、こんなかんじのもの無い?と突然言ってきます。田舎なのでお店は7時には閉店するし欲しいものを急にいわれても用意できないのです。
工作用に買い求めたグッズは、何年もの間、押入れに収納したいました。何かに使うかも??思い処分できなかったのです。家族も私も、工作グッズが家にあることすら忘れていたほどです。
和紙は、100円ショップで買ったものですが新品だったから捨てにくかった・・木のカワは、15年前に木工工作で使ったものです。値段も結構するしステキなので何かに使えそうな気がしていました。
もったいなくて捨てられなかったのです。使わないのにずーっと押入れに入っていました。
捨てられない呪縛みたいなものがありました。何かに使うかも?という呪縛で捨てられなかったのに「何かに使った」記憶は、一度もありません。だって入れていることすら忘れているのですから。
捨てれば良いのに捨てなかった15年前の自分に「そんなもの十年間一度も使うことは無いと言ってあげたいです。
今すぐ捨てられなくても捨てるタイミングが来るかも?
新品のものや値段が高いものは処分しにくいものです。今すぐに捨てられなくて私みたいに15年ぐらい経って冷静になり捨てるタイミングが来ることもあるんですよね。我が家は「とりあえず取っておけば?」と無責任発言な家族が多いので物も増えるばかりでした。
思い込みで捨てられない
考えてみたら、何かに使うかも?あると便利だからとっておこう!と思っても再登場は、まずありません。
捨てずにとっておいても何年も使っていないものはたくさんあるんですよね。何かに使えそうと捨てられないのは、捨てるのに抵抗があるからなんでしょうね。
捨てられないじゃなくて、捨てたくないから言い訳しながら取っておくかんじです。
お金を出して買ったから何か役立って欲しい・・捨てるのは、いつでも出来る!その積み重ねで溜まっていく気がします。
何でもかんでも捨ててしまうと不便なこともあるけど、捨ててしまっても存在すら忘れて入るようなものは、あっても必要ないもので代用品で澄むこともあるのでしょうね。
針金を見るたびに過去の挫折を思い出す
夏休み中、針金アートを作ろうと子どもたちと悪戦苦闘したこともあります「お母さんが見本を見せるね」となるはずだったのに、器用に操れるはずもなく挫折した・・苦い思い出。針金を見るたび、胸が苦しくなります。
針金アート出来ない~~(不器用な自分にうんざり秒で作るの諦めたw)
針金アートはできなかったけど、家の修繕に針金が役立ったよ・・ってことも無かったな。
過去の失敗、挫折、屈辱を何らかのカタチで昇華させたいという。
夏が終わる季節の変わり目で私は夏休みの工作グッズを処分しました。人間は、生きているだけで物に囚われがちです。
こんな性格なのでミニマリストにはなれそうにありません。ただ「何かに使えるかも?」と考えて逃げる癖だけは昔よりマシになりました。
存在すら忘れてた工作グッズ