やましたひでこさんの7:5:1の法則をご存知ですか?適正な収納量の割合のことで「見えない収納」は7割、「見える収納」は5割、「見せる」収納は1割に減らしていくものです。
実際には・・押入れやクローゼットなど「見えない収納」は9割?10割?、ガラス扉の棚は「見える収納」は8割、食器棚も8割ほど。「見せる」玄関などの収納は2割ほどです。
引き出しに入っている物と向き合い「捨てる」「残す」の判断を下すために1つ1つの物に思いを巡らすことができます。
目次
子どもが使っていた けん玉が捨てられない
引き出しの整理整頓をしていたら、次男が使っていたけん玉がありました。次男がけん玉にはまっていたのは、保育園の頃のこと。中学生になった今は、けん玉をやることはありません。
ね~けんだまってやる?
やらん
そうだよね。聞いて良かった・・
子どもが学校に行っている間に片付けを始めるのですが、その場にいたので捨てても良いか悪いかすぐ確認できました。
小さい頃の子どもの思い出が捨てられない
最初は、上手に出来なかったけん玉を「もしもし亀よ亀さんよ♪」と足でリズムを取りながら見せてくれたときは、なんとカワイイ!!と思いハートを撃ち抜かれました。
歯ぎしりしたくなるほどカワイイ~~♡
親バカということばがありますが捨てられないのは、思い出のほう。親にとって子どもは、ただただカワイイ良い子、誰かが自分の子どものことを褒めたら誇らしい気持ちになります。担任の先生が子どもの良いところ褒めてくれたらそれだけで「担任見る目ある」と評価するし。
子どもがかけっこで1番を取れば鼻高々。とにかく自分のことのように嬉しいものなんです。成績が良い、運動神経が良い、見た目が良い、こういった情報よりテンションが上がるのは、人柄や内面を褒められたときです。
小さい時だけではない、ずっと続く親バカ
しかも、親バカ状態は・・子どもが小さいときだけの特権じゃないんですね。10才になっても20才になっても30才になっても自分が生きている限り子どもは絶対的存在です。
私も含めて親バカ過ぎて周りが見えなくなる親も多々見てきましたから。
私は、子どもがけん玉をしている姿があまりにも可愛くて思い出だけで9年近くもけん玉を処分できませんでした。可愛かった下の子も中学生で思春期&反抗期のまっただなかです。もしもし亀よ♪をやってくれる雰囲気ではありません。
思い出にすがってしまった・・でも子どもが成長すると家族のカタチ変わりますよね。
子どもが成長すると家族のカタチは変わるよね
子どもが小さい頃、私にとって子どもが第1。今も美味しいケーキを頂いたら子ども→自分→旦那の順で食べたいケーキを選びます。ただ、子どもが成長して思うのは・・お母さん大好き大好きと言ってくれた子どもたちは、そんなこと言わなくなるし・・なんならうざがられる・・
私は、誰もしゃべってくれる相手が居ないから旦那とずっとおしゃべりをしてるので新婚時代に戻ったみたいです。子どもが成長したことで夫婦のカタチ、家族のカタチに変化があったのです。
思い出は思い出、時間軸を「今」にする
見るたびに、捨てなきゃ!と思いながら子供のカワイイ顔のけん玉姿を思い出し捨てるのをためらっていました。でも思い出は思い出でしかありません。
現状、子どもたちは成長して大人になっているし私がどんなに子どもに愛情をかけても20年前と今では、違いすぎます。時間軸を「今」にすることで物は処分できるのです。
思い出プライスレス、その付加価値はいらない
今日は何か「片付けスイッチ」がONになっていたようで、子どもが「いらない」と言ってくれた言葉に迷うこと無くゴミ袋へと投げ入れることができたのです。
一瞬でも「また使うかも」と思った私は、ただの親ばか野郎です。
大きくなって生意気でも変わらずに子どもはカワイイものですし思い出というプライスレスな付加価値を付けると捨てにくくなりますが処分できてよかったです。
けん玉以外の不用品も処分する
けん玉が入っていた引き出しの中から、何のケーブルか分からんケーブルが出てきました。
ケーブル類は、捨てたつもりでいたので入っていたことに驚きました。
何のケーブルか分からない時点で、このケーブルの役目は終わっていますよね
最近は、入れた覚えのないものが見つかり自分でもびっくりします。見ているようで見ずに片付けているのでしょうか?小人が夜中に運び込んでいるとしか思えませんね。
小人たちのしわざに違いありません
小人たちが来る前に捨ててやりました
これも記憶がありません。深夜小人が運び込んだ物が我が家には、たくさんあります。
全然ダメダメだけど・・「見えない収納」は10割越え、「見える収納」も10割越え、「見せる」収納も10割超えだったので物の総量は減っていますw