我が家は、2019年から年賀状を出すのを止めますという年賀はがきを送りました。
目次
年賀状辞退のハガキを送る
師走に入る前に、年賀はがきを印刷する人を尊敬します。私は、夏休み最終日のように毎年ワチャワチャしていました。
30日、31日は大掃除しているのか?散らかしているのか?お正月準備をしているのか?よく分からない状態で超焦りまくりながら印刷しているのが恒例でした。
せっかちな割には集中が続かないので、最後はバタバタするのです。
膨大な量の年賀ハガキを一気に印刷するため印刷途中のハガキが詰まってしまうのです。
平成最後の年に年賀状を辞退する理由
- 子供たちが大きくなりママ友たちとも疎遠になった(これから会う機会はもっと減る)
- 古くからの友人でももう何十年も会っていない人には送る必要が無いと思ったから
- 知人や友人のご家族が亡くなり喪中ハガキが多かった
- 家族写真を写真館に撮りにいっていたけど、全員が同じ日に集まるのは難しい
- 家族の病気や介護で慌ただしい
- 誰に出した出さないの管理が面倒
- 平成最後(令和元年)の年で区切りが良い
- 子供が巣立つタイミングである
年賀状を出したくなければ出さなければ良いのに優柔不断なB型「この人どうしよう」「この人は切れないな」と結局続けてしまうので、ご近所さんも親戚にも年賀状を送るのを辞めました。自分の都合(事情)で年賀状のやりとりを辞退するため7番目と8番目を文章に入れることにしました。「平成最後の年」、「令和元年を迎え」「2020年」パターンを変えれば、いくつも文例ができます。
実際に、年賀状辞退のハガキに書いた内容
私が昨年出した年賀ハガキ辞退の文例です。
拝啓、師走の候 年末を迎えお忙しく過ごされていることと存じます。毎年心のこもった年始のご挨拶状ありがとうございます。春には、長男、長女が巣立ちますことと平成最後の年を迎えるにあたり、年始のご挨拶状をどなた様にも締めくくりさせていただきくことにいたしました。誠に勝手ではございますが今後も変わらぬお付き合いのほどお願い申し上げます。
12月初旬なら上の文例、喪中の方には1月に寒中見舞いの形でお出しします。
家族写真で年賀状
毎年我が家は、写真館に家族写真を撮りに行き年賀ハガキをデザインしてもらい郵送してもらい自宅で宛名印刷を行っていました。
しかし子どもたちが社会人になると、家族全員が集まれなくなりました。長女は不定期ですし、長男は遊びに忙しそう。次男も難しいお年頃。
婆さんも余命宣告されて(追記:亡くなった)毎年楽しみにしていた家族全員で写真館で撮影が難しくなったのが1番の理由かもしれません。
数年前から年賀状を止めるタイミングをみはからっていた
師走の忙しさに数年前から年賀状を辞めるタイミングをみはからっていました。数年前から疎遠になった人に、年賀はがきを送らずに様子を見ていたのですが相手から年賀はがきが届くので、やりとりが続いていたのです。
キリの良いタイミングで年賀状を辞退する
年賀状を切るタイミングは難しいです。毎年送りあっていたのに急に辞退したら「なにかあったの」と思われるのも嫌ですし。
キリの良いタイミングで年賀状を辞退するのがスマートなやり方だと思ったのです。
私は、送るか送らないかスゴく悩んでしまったけど、はじめから送らないという選択肢の人もいました。例えばシングルの知人・・(気が強い)
そんなもの送らなきゃいいのに・・
変な義務感に縛られ切れないから悩んでいた私とは大違いです。
平成最後の年はいいわけにしやすい
娘が成人式を迎えた年に年賀状辞退のハガキを送るつもりでした。でも結局いつもと変わらない「あけましておめでとう」の年賀状を送りました。
娘の晴れ姿も見てもらいたいという親バカな気持ちもありました。相手への日頃の感謝を伝えるためだったり、なんとなく習慣として送っていたり、本当は辞めたいと思いながら義務感から辞められなかったりするものです。
今の時代、無意味なツールになりつつあります。年賀状を書く瞬間、その人のことを思い浮かべます。でも20年間会いもしない後輩、これから先会うこともないだろう先輩・・もう会うことはない友だち、「元気?あの頃が懐かしいね、また会いたいね」と社交辞令で書いてしまう自分が嫌でした。
優柔不断な私ですが、年賀状のやりとりを最後にできたキーワードは「平成最後の年」でした。
家族は健康、夫婦も良好。子供が元気ならOK
年賀状は生存確認みたいなものです。友達にも旦那にも「家族写真撮らなくなったら夫婦の危機やよ」と話していましたが実際、年賀状を辞退して思ったのは、辞退する前と辞退した後、何も変わらないということです。家族全員健康だし、夫婦関係も良好♡子どもたちもみんな元気です。もうそれでいいじゃんとか思いますけどね。
死ぬまでにやたりたいことリストを1つ達成
もうすぐ50歳!書けば叶う「人生でやりたい100のリスト」、の102番目のやりたいことリストが平成最後の年に年賀状をやめる(おまけ)でした。年賀はがきのやりとりは、辞めたい思いながら辞められずにいました。無理だと思っていましたが行動を起こしてヨカッタです。
バカ正直に「面倒だから送りません!」と書いたらただの無礼者。
50代なので、手指が弱るほど年を取っているわけではないのでよくある文例の「年を重ね・・寄る年波にはかてず」というのも使えません・・