土曜日に爺さんが、「車庫を解体しようと思うんだけどどう思う?」と旦那に話しかけていました。旦那は、「秋で良いんじゃないの」と極めてテキトーに答えていました。私もスルーして日曜日を迎えました。しかし秋になったらごみ袋の値段が上がることを思い出して「解体でゴミがたくさん出るけど、あんたの小遣いでごみ袋買ってよね。」と言うと「やっぱり壊す」と動き始めました。さすが爺さんより若いだけあって・・仕事が早いです。車庫といっても・・ただのホコリだらけのボロ小屋なんだけどトタンやベニヤを寄せ集めたような佇まい。我が家でも最後の最後の砦?というか魔窟となっていました。
奥には農機具(乾燥機)が入っているので全部は解体できないのですが部分的に解体しておけば後々楽ができます。遠征に出かけた高校生の息子、帰ってきたら車庫が無くなっていたら驚くかな?どんなリアクションするんだろう・・と思うと笑えてきます。安全靴があるのにサンダルのまま屋根の上に上がっていく旦那。おじさんも高いところが好きなのでのぼりたくてウズウズしています。
そしていつも大活躍している爺さんが、姿を見せないのは旦那が主体で解体しているのがたぶん気に食わないんだと思います。笑。まあ~いい、そのうち戻ってくるでしょう。
昔使っていたトタンの米びつが屋根を上がるのに重宝しました。おじさんは、高いところが平気だけど爺さんは、高いところが苦手。それに拗ねているのか今日は姿をあらわしません。
爺さんは、まだ来ません。不貞寝でもしているんでしょうか?まったくしょうがね~な。笑。意外にも手際が良い旦那。(やればできるじゃん)
2時間後、ようやく爺さんが来ました。もともと自分の車庫だったので解体作業で自分がイニシアチブ取れなかったことが不機嫌の原因だったのかもしれません。解体していくにつれなんだかテンションが上がってくる私と旦那。5月の風がとても爽やかに吹き抜けます。見た目もスッキリしてきました。爺さんの解体作業の流儀は、美しく片をつけていくこと。
片付けもいよいよ佳境です。しかし旦那は集中力がないので途中で私のところに来て「解体代は1万円になります」と言いに来ます。テキトーに受け流し(もはや聞いちゃいない)3人で片付けると早いね!!さすが!と褒めちぎります。
朝、ここにあった車庫が今はサラ地になっている心地よさ。風が通ります。若干ホコリだらけだけどなんだかうれしい。
最後は、爺さんも気を取り直して片付けに参加していました。
3人ともおつかれさまでした。去年の秋まで車庫の中には、ガラクタが入りまくっていました。何回かに分けて片付けていき今日の解体作業にたどり着きました。お片付けに目覚めなかったらボロボロの小屋を解体することもなかったと思います。
こんにちは~
車庫の周囲は水田?水が張られてもうじき田植え?
…お家の中に湿気たまりませんか?吹き抜けさせるのかな。
ウチは海が近いので、ほどほどに湿気があり都心ほど暑くならず過ごしやすいのですが東(海側)から風が吹く夏場は室内でもとても湿度が高いです。
台風なんて塩気も運んでくるので、ベランダに金属を置いておくとステンレスでもポチポチ錆っぽくなって。避難ハッチの蓋なんて拭いてもポチポチ。
台風の後は窓ガラスもペタペタします。植栽のヒマラヤスギも台風の後は葉っぱが赤くなってやられてます。
ホントに海岸っぺりのお宅だとエアコンは10年保証の物を買って、塩気で傷んだら修理をどんどん頼むのだとか。
家族が多いと男手がたくさんあっていいなぁ…お家の周りもすっきりしますね。
爺さんもおじさんもご主人も身長差はあるけれど、遠目にみると頭蓋骨の形から肩のあたりがよく似ていて面白いです。
ウチも法事で親戚と会うと、骨格が似てるとか顔のパーツが同じだよとか。
姪っ子とウチの娘が並ぶと姉妹?ってくらい似ております。
眉の形とストレートヘアと肩のがっしり加減(姪は水泳・娘は体操)がそっくりです。
車庫のよこは、田んぼです。家には、湿気がたまったと感じたことはないのですが去年は裏も横も表も小屋だらけだったせいか北側の部屋が、20年目にして初めてカビが発生しました。車庫がなくなってどうなるか?不明ですが今のところは風通しが良いぐらいのメリットしか思い浮かびません。そのうち湿気がたまるかもしれないです。
蛙がゲコゲコ鳴いています。私も旦那も蛙の声を聞くと「なんか落ち着くよね。良い季節」と共通の田舎感で感想をもらしています。久しぶりに帰ってきた娘は「カエルうるさくて眠れない」というので「小さい頃は蛙のお姫様と王子様の話し(自作)してあげてカエルの合唱を聞きながら子守唄みたいに寝たのにね~」と言ってやりました。高校生の息子は、雨が降ると蛙が道路を飛び出してくるのを見て「どうして雨が降ると蛙が道路に飛び出すのか」と質問してきたので「自分の住んでるところの田んぼより向こうの田んぼが良いような気がするんじゃね~か」「はじめての旅だから喜んで飛び出していくのかな。」とテキトーに答えましたが蛙は、とても身近です。ちゃーちゃんさんのように海が近いんですね。うちなんか雪を溶かす塩カルで車が錆びる別の意味の『塩害』があるくらいです。
爺さんと旦那似てるといえば似ています。今は、細いけど究極デブっていたときは、「○○くん(爺さん)かと思った」と近所の人にいわれていました。旦那も爺さんのようにおちゃめなジジイになってくれることを願うばかりです。