うちの爺さん、家の周りに小屋を建てまくって78歳にして解体作業をしているんだけど・・まだまだ我が家には、「格好悪い場所」がいくつも存在しネタが尽きることはありません。笑。今まで小屋が建っていたので気にならなかったというか外からは見えなかったんだけど・・家の四隅のコンクリートのところが不格好に崩れれていました。誰が何の目的で崩したのかと思ったら犯人は、爺さんでした。
なぜ家の四隅のコンクリートを破壊したのか?
俺のトラクターが曲がる時トラクターのタイヤが乗り上げるからハンマーで壊した!というのです。ああああああ!なんてことをするんだ?と呆れてしまいました。四隅のコンクリートを壊したのは、何年か前みたいですが小屋に隠れていたので誰も気づかなかったのです。爺さんは、見えないだろうという場所にものすごくイイカゲンな人なのです。でも壊したものは仕方がありません。風水的にどうなのよ?どうなのよ?こういうの欠けてるのあまりよろしくない気がします。しかしコンクリートなど素人では簡単に直せないので半ばあきらめていました。
人をやる気にさせるには褒めてから改善的を指摘する
隣のおじさんがやってきて「ずいぶん家の周りキレイになったけどこのコンクリートだけは、格好悪いよ」と本人に言っていました。
褒めたあと改善点を指摘するという高等テクで爺さんのやる気に火がつきました。上から見るとこんなかんじ。
無残なコンクリート。爺さんが「直したで踏んだらダメ」
といちいち注意するので苛立ちながら「せいぜい猫に足跡つけられんように気を付けて」と冷たく言い放ってやりました。笑。
そしてコンクリートを流し込み3日が経ちました。おおおお~素晴らしい!!とても素人がやったとは思えない!!
と褒めまくり「爺さん自分で壊したんだからね!!直す当たり前やし」と釘をさし「この板抜けないじゃん」「野良猫が通る時つまづいて困るよな」と突っ込んだら笑ってました。
さて・・爺さん、明日はどこを直そうか?
追記:爺さんが、「もう何も無いよ~片付けたで!!」というのでカメラ片手に見に行きました。いや~本当スッキリ。何も置いていないとスッキリ見えます。築20年の我が家だけど、修繕するたび家の場所場所に愛着がわいてきます。
板も抜けたみたいです。「どうやって板抜いたの?」と聞いたら「ドライヤーで抜いた」と言っていたけど「爺さんソレってドライヤーぢゃなくてドライバーの間違いぢゃね?」と突っ込みまして・・四隅もスッキリ完成しました。
爺さんの片付け方を見ていると、ちゃんとあらゆる方向から物事を見ているというのがよくわかります。遠くはなれた場所からどう見えるか?近くから見た時どう見えるか?カメラ的目線で片付けるようになったのが、よくわかります。
家の周りとか片付くと、本当に気持ちが良いです。何か行事があるから・・誰かが来るから慌てて片付けをして元通りになっていた過去の自分たちとは決別です。いつまでにやらなければいけないとか、期限を決めるのではなく一生かけて家を整えていくという感覚。1つ片付くと1つ課題が見つかりますが家のあちこちに愛着が持てるのは幸せなことだと思いました。
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