50代から始める生前整理

50代で始める生前整理

50代になった途端、お葬式が立て続けに入りました。高齢で亡くなった方、病気で亡くなった方、いろいろです。おくやみ欄には90歳~100歳に近い年齢の人が多い印象で日本人の平均寿命がのびたことを実感として受け止めています。

旦那の同級生が突然お亡くなったのは、大きな衝撃でした。毎日、一緒にいる家族がある日突然死んでしまったら私は受け止められるだろうか?と考えてしまいました。日々の雑用に追われ自宅の片付けも進みません。

自分もいつか死ぬのだけど、自分も家族も(まだ若い、死ぬわけない)と思っている節があります。家事は、ほとんど私。1日留守すると洗濯が溜まり散らかっています。自分が死んだあとの家のルールを確立しておかねば!と思いました。

50代で始める生前整理

生前整理とは、生きているうちに身辺の整理をすること。50代で生前整理をはじめるメリットは、体力があること。自分のためというより遺された遺族(家族)のためにも一人で始めるのではなく家族で始めるのが理想です。社会人として自立していく子どもたち、老後に向かっていく自分たち夫婦、タイミング的に50代で始める意義があります。

生前整理(お片付け)の秘訣

生前整理とお片付けは同義語ではありません。経験上モノを処分しないと片付けは進みません。普段使っているモノ、使っていないモノを最初に分けてしまいます。続いて残す、捨てる、保留の判断をします。モッタイナイという理由で残しそうになったら「いつ使うか」「いつ使ったか」「誰が使うか」「誰が使ったか」を明確にすると答えを決めます。

お片付けするには質が良いものは「売る」か「人にあげる」私は、そのひと手間も面倒なので処分の選択が多いです。

どこから始める生前整理

ズボラな性格なので生前整理はしなきゃと常々思いながら継続して片付けるのは苦手です。今日こそは片付けるぞと思っても腰が重いため取り掛かりが遅いのです。だからいつも何からどう手を付けたら良いの?と考えているうちに日にちが経ってしまいます。

昔の私はモノがまったく片付けれずモノで溢れかえっていたので片付けをするたびに達成感がありました。今は中途半端にモノが少ないため「どこから始めたらいいの」となってしまうのです。

計画を立てて片付ける

私のように中途半端に片付かない人は、計画的に作業をしていくと効率が良いです。

不用品の判断基準を決める

不用品を仕分ける時、最初に捨てる判断基準や捨て方を決めてしまいます。また在庫として余分に持ちすぎないために買い替えのタイミングも決めておきます。

不用品の判断基準
  • 郵便物、DM(→すぐに全部処分)
  • 取り扱い説明書(→Evernote エバーノートに保管する)
  • 段ボール箱、オシャレな箱(すぐ捨てる)
  • 紙袋(ゴミ箱の代用として利用)
  • 新聞、広告、牛乳パック、トレイ、ペットボトル、アルミ缶(リサイクルボックス行き)
  • 使っていない家具(→大型ゴミで出す)
  • 読み終わった本、雑誌(リサイクルボックス行き)
  • 古い写真(ピンぼけ写真、小さく写っている写真、映りが悪い写真、同じような構図の写真のお片付け)
  • 壊れた家電、欠けた食器、趣味に合わない食器(迷うことなく不燃ごみ行き)
  • タオル(肌触りが悪くなったら処分→月1回捨てる日を決める)
  • トイレットペーパー(消費ペースに合わせる、在庫2つ以下になったら購入)
  • 洗剤(消費ペースに合わせる、在庫が1つ以下、また残りわずかになったら購入)
  • 薄汚れたフキン(→月1回捨てる日を決める)
  • 数年間着用していない衣類、サイズが合わない衣類、手持ちの衣類と合わせにくい、流行遅れ(数年前のデザイン)今、着たら似合わない衣類(買った時より年を取っているので似合わなくなっていることを自覚する)
  • 履物(一足買ったら一足処分する)
  • 傘(家族1人1本まで→色を統一する)
  • グロス(リップブラシで使い切ったら処分する。)
  • CD4枚以下
  • 文庫本3冊以下
  • 書籍5冊以下
  • メガネ(新しいメガネを買ったら処分する)

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    西ちゃん押入れを改造したパソコン部屋でレビュー記事を得意とするブログを書く人、地元ライター
    岐阜県田舎村在住ブログ歴15年のブロガー。押入れを改造したパソコン部屋が私の仕事場♪当ブログは2016年8月に開設。 整理整頓が苦手で片付けられないまま一生終えそうだったけど、家族の葬儀をきっかけに、暮らしを整えるようになりました。カメラ、食べ歩き、ウォーキング、ラコニック手帳を愛する50代。 詳しいプロフィールはコチラ