私が年賀状じまいをしようと思ったのは平成から令和に変わるタイミングでした。
高齢になってから年賀状を辞める人はいても50代なのに年賀状を辞める人なんて周りにはいなかったので当時は勇気が必要でした。
ただ年賀状に縛られているのは、自分たちのような昭和世代だけで平成生まれの子どもたちははじめらから年賀状のやりとりに重きをおいていないのです。
目次
年賀状じまいのメリット、デメリット
年賀状じまいのメリット、デメリットや実際似年賀状を出しませんと書いたことで周りの反応はとくに変わらなかったですね。
毎年、写真館に行って写真を撮って年賀状のデザインをしてもらい家では宛名印刷だけをしていました。印刷枚数は、100枚前後。印刷ミスで年賀状が足りなくなるのもストレスでした。
年賀はがきは、厚みがあるタイプだったのでプリンターにハガキが詰まるトラブルや印刷を終えるまで数時間もかかることもなくなりました。
Facebook、Instagram、Twitter、Lineでやりとりするので特に必要無いんですよね。
メリットのほうが大きかった!デメリットは思いつかない・・
ちなみに平成最後の年賀はがきは、ゆうびんjp のはがきデザインキットを利用しましたよ。
年賀状辞退のハガキを作成
年賀状辞退のハガキは、写真付きにしました。十年前(2009年)と同じ構図とポーズで家族写真を撮り(2019年)以下のようなメッセージを書きました。
私は、平成から令和に切り替わるタイミングでしたが、2020年(西暦)の区切りが良い年、自分やパートナーの年齢の区切りが良い年、子どもたちが社会人になったらタイミング(子どもの就職)、退職など何かきっかけがある年のほうが止めやすいです。
年賀状だけのお付きあいなら無駄なことなのに止めるに止められない人が多いものなんですよね。
旧年中は、大変お世話になりました。心のこもった挨拶状ありがとうございます。春には、長女、長男が巣立ち平成最後の年を機に誠に勝手ではございますが、どなた様にも新年のご挨拶状を締めくくりとさせていただくことにいたしました。今後も変わらぬお付き合いをお願い申し上げるとともに皆様のご多幸を心からお祈りいたします
手書きの年賀状をくれる友だちには胸が痛んだ・・
手書きメッセージ書いてくれてる友達、筆書きな人、毎年版画の力作、家族ニュース形式の楽しい年賀状、そういった方々に年賀状辞退のハガキを送るまでに相当ためらいがありました。
相手から年賀状を出さないと送られるならまだしも、自分から送るのは、申し訳ない気がするんですよね。最後の最後に「どうしよう」と葛藤しました・・
ですが結果から書くと私が年賀状を止めても何も変わらなかったし意外と反応は良くて驚きました
何人に年賀状辞退のハガキを送ったか?
優柔不断な性格なので年賀状辞退のハガキを半数の50人に送り、残り半数の50人には年賀状続行というgoodな?アイデアも思い浮かびました。
50人を選り分けていたら来年また面倒になると思い結局「50枚以上の注文で30%割引」「50枚以上お楽しみ抽選♪」9割(90人)に年賀状辞退のハガキを送ったのです。
親戚の人に出しても失礼にならないか!
親戚の人にも年賀状辞退のハガキを送りました。失礼な嫁、無礼者だと思われるかも?と一瞬思いましたが余命宣告されている婆さんを最期まで家で看ると決めていたので、「介護ファースト」失礼な嫁と言われない自信もあり反論できる強い気持ちにもなっていました。
余命宣告されている時点で「喪中はがきの手間も面倒」ですし!!
年賀状辞退をハガキをおくったあと(寂しい)、(どうして)、(私だけ?)、(何か理由が??)と突っ込まれないか頭を巡りました。
しかし年賀はがきを止めるだけで縁を切るわけではありません。少なくても年老いてから「年賀状辞退」を選択するのではなく今、辞めたいと思ったのです。
喪中の人への対応
喪中の人には、寒中見舞いのかたちで年賀状辞退のハガキを出すつもりでしたが長々書くのも面倒だったので、ちょっと有耶無耶になっています。
年賀状辞退のハガキを送らなかった人
9割の人に年賀状辞退のハガキを送りましたが、担任の先生、顧問の先生、塾の先生、子供の友だちなど、子ども名義の年賀状数枚には、辞退ハガキを送らず「昨年はお世話になりました。今年もお願いします」というありきたりなメッセージを送りました。
ごく親しくお付き合いのある方にも辞退ハガキは送らなかったです。しょっちゅう会っているわりには、年賀状辞退のハガキ送ると言い忘れたっていうだけの理由なんですが。
以上の理由で辞退ハガキを送付した人、送付しなかった人にわけました。「年賀状辞退のハガキを送るよ」とあらかじめ伝えておいて送ったのでで2020年以降は、かなり楽になりました。
辞退ハガキを出すまでに迷いました。無礼ではないか?怒られないか?相手に嫌な感情を与えないか??色々考えました。でも自然消滅よりずっと良い選択肢でしたし、無駄なやりとりを続けるよりスマートなカタチで締めくくりにできました。