昔は、「台所は女の城」といいますが大家族の嫁からすると台所は「城」というより「戦場」です。時間と戦いながら食材と格闘していかんじ。
朝は7時。昼は11時。夜4時前にご飯を食べにくるので・・子どもたちのお弁当を6時半までに作り送迎をして夜は、夜で送迎が忙しくてバタバタ。買い物に行くお店は10時開店だから落ち着かない日々を送っていました。
毎日休みなく続く台所しごと
家族の食事を準備する台所は、買い物から戻れば食材を冷蔵庫など各スペースに配置(収納)して何を作るか決めたら作りはじめて盛り付けて食べさせて片付ける・・という一連の作業を行います。
家事に休みは無く365日エンドレスです。家族の人数にかかわらず世の中の家事をこなす人々を尊敬します。
巨大な南瓜が切れずに奮闘してジャガイモの皮をむくのに30分。ピーマンの種を取るのに20分、玉ねぎスライス用の玉ねぎの皮をむくのにひたすら格闘。修行僧のような気持ちでやっいます。大家族に求められるのは、スピードと量。
旦那と子供がどこにも出かけない日でも、高齢者のご飯を作るのは結構なストレスで私も休みたいな・・と思っていました。今は、別々に食べているので土日はゆっくりさせてもらっています。
同居だとちょっと大変。病気になっても誰も変わりがいないっていう切なさ・・ためいきしか出ないんですよね。
ストレスを片付けで解消する
ご飯を作るのは、嫌いじゃないんですよ。むしろ好きな方です。家事ランキング一位は、食事を作ること。二位は、なくて・・三位四位が掃除と裁縫っていうぐらいなものです。でも毎日、終わりのない作業と化しているので・・ため息しか出ないっていうね。心が荒んでいるのか最近物を捨てるのが快感になっていることに気付きました。
嫁に来た頃、ストレス解消にコッソリ婆さんの物を捨てていたことを思い出しました。
何度か、死にそうになった婆さんの物は、爺さんと一緒にずいぶん捨てたので捨てるものが最後はほとんど無かったぐらいです。
婆さんの物を捨ててるとき楽しかったし気持ちよかったな~~
婆さんの食器を捨てる
今日は、婆さんの食器を捨てました。子供が小さいとき100円均で買ったお茶碗ですが、頑丈で1メートルぐらいの高さから手を滑らせても割れません。
一旦捨てかけたのですが婆さん用に使えるかな~と残しました。でも毎日コレを見るたび「ああ今日も作らねば」という悲壮感しか感じなくなったので処分することにしました。婆さんは健在です。(代わりの茶碗は、まだまだあります。)
お茶碗と同じシリーズで100円ショップで買ったものです。落としても絶対割れないんですね。20年間割れないってコスパ最強!!割れ無さすぎ茶碗なので「子供用」にはピッタリだけど、見るだけでウンザリ気分満載でテンションだだ下がりです。
割れてもいないものを、見るだけでテンションが下がるというだけでお片付けする私。
捨てるの超キモチイイ
家族が家事に非協力的だとお片付け依存に陥りやすい
家族が家事に非協力的だと過剰な捨て活に走りやすいのだそうです。確かに片付けにはまっているし捨てはじめるとテンションが上がり爽快感がありブログ記事まで書いたりします。笑。
家族が家事に非協力的というのもあてはまります。うちの家族は、私が求める100分の1ぐらいやしかやってくれません。仮に手伝うと「やってやったぞ!オーラ」がスゴイです。なんやそれと思います。
何年も続けていたら、少しは身についてきたみたい
お片付けに夢中になる人は元汚部屋の住民
片付けに夢中になる人の多くは、元汚部屋の住民です。
物を溜め込んでしまう過去の片付けられなかった自分に戻る恐怖心からで「捨てる、捨てない」の正しい判断ができないだけです。
「だらしなく片付けられなかったお母さん」が急にキビキビ「捨てる?」「捨てないの?」と捨て魔になったら家族もどう対応したら良いか分からないですものね。
過去の片付けられなかった自分には戻りたくない
毎日のストレス解消に、お片付け。ミニマムな暮らしや何も持たないことへの憧れの気持ちはありますが大家族なので自分がイメージ通りにはなりません。家族が私と旦那と二人になったら、もっとスッキリするだろうな・・とは思いますけど。
家の中も台所も、とにかく物を捨てないことには始まらないと思っています。物を捨てる行為にいたるまで葛藤があったりして色々考えさせられるようになりました。
写真のマグカップは、ニトリで買ったもの。下の子と色違いで恋人同士みたい。笑。♪
物を処分することで本当に大切なものが見えてきます。生きてるだけで知らず知らずのうちに物を持ちすぎてしまうんですよね。
当時は、爺さんとおじさんが一緒にごはんを食べていたのでちょっと大変でした。