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芸人さんの食レポ(食リポ)を参考にする
食レポ(食レポ)といえば、「まいう~」の石塚英彦さんや「○○の宝石や」の彦麻呂さんを思い出しますが、グルメタレントだった渡部建(呼び捨て)が突然失脚して、グルメ枠以外の芸人さんも食レポをしている様子が流れることが多くなりました。
グルメ番組は、表現パターンの宝庫だと思いませんか!
絶妙すぎる爆笑問題の食レポ(食リポ)
テレビをつけたら江口のりこさんと爆笑問題が下積み飯ツアーをやっていました。
江口のりこさんがハマっているという下北沢のスイーツのお店にむかいながら「人に教えたくない、本当は誰にも秘密にしたい」と説明します。美味しいお店ですよ!とウンチクを語らなくても期待が高まります。
オシャレなスイーツのお店に到着すると爆笑問題が「俺らが絶対似合わない」「おじさんは絶対行かない店」とお店の感想を話します。映像を見ていなくてもオシャレな店舗ということが伝わってきます。
お店に入ると「アンアンに載っていそうな文字が壁に書いてある」店内の雰囲気を紹介するのも絶妙でした。
「美味しい」のバリエーション
3人は、短いコトバで的確に、「味」を表現し どのように「おいしい」か発します。「箸が止まらない!」美味しいを伝えるバリエーションの豊富さに驚かされました。
ブログの表現もバリエーションやパターンを増やすと、より伝えやすいと思ったのです。
ワンパターンな表現からの脱却
食べ物を紹介するブログを拝見していると、写真の背景にもこだわりアングルも素晴らしく映し方もキレイ。ブログでは、目に映る情報が最初の印象となりますが表現のバリエーションが多いと読者にも「美味しい」を伝えやすくなります。
もっと・・具体的に表現して欲しいわ~
ワンパターンを自覚している私・・食レポ(食リポ)の表現を参考にして、単調なブログから脱却しようと思いましたよ。
記事の表現力を広げれば、もっと楽しく記事が書けそうですもん。
表現方法を身につける、表現の幅を広げる
テレビを見ていると食レポの上手いタレントさんと下手なタレントさんとの分かれ目は、ワンパターンかどうか?というところです。表現辞典なども参考になるかもしれないですね。
食べ物が美味しいときは「美味しい」以外のコトバは見つからないものですが表現方法をメモしておくとワンパターンな表現方法から抜け出せます。
取材をした上で情報を仕入れることで美味しい表現に深みが増します。語彙力が少ないと単調で稚拙な表現になります。
店舗の面構え、看板など外観を伝えていきます。
(1)取材した情報
最初は取材した情報から入ります。情報収集していない場合は店構え、看板の雰囲気、店内の雰囲気などを伝えます。ブログには、定休日や営業時間、混雑状況、駐車場の情報も書いてあると便利ですよね。
飛騨牛、肉質、A-5、サーロイン、ブランドなど・・
(2)見た目をあらわす表現
食べ物の見た目をあらわす表現は「美味しそう」だけではありません。
ふわふわ、ツヤツヤ、切った断面が芸術的、厚みがある、ボリューミー、こぼれ落ちそう、照り照り感、アートみたいな、餡ぎっしり、採れたて、ずっしり重さを感じる、作り手の思いが伝わるような、サシが入った、ツヤツヤ、ふっくら、透明感ある、マーブル状の、
(3)香りをあらわす表現
香りをあらわす表現・・
ナッツ(くるみ)の香ばしさ、食欲をそそられる香り、磯の香り、小麦本来の香り、芳醇な、ラム酒が香る、鼻をくすぐる
(4)温度をあらわすコトバ
温度をあらわす表現・・
熱々の、冷たい、ひんやり、あたたかい、ほくほく、湯気が立つ、はふはふ
(5)触感、食感をあらわすコトバ
続いて触感、食感をあらわす表現
プチプチ、プリプリ、弾力がある、しっかりした噛みごたえ、しっかりした(食感)、みずみずしい、ドロっとした、トロンとした、なめらか、もっちり、もちもち、肉厚、つぶつぶ、シャリシャリ、外はカリ中はフワ、スっと、ガリガリ、からっと、口当たりが良い
(6)歯ざわり舌触りをあらわす表現
歯ざわり、舌触りをあらわす表現
シャキシャキ、シュワシュワ、とろ~り、とろ、ふわふわ、ふっくら、もこもこ、ボロボロ、かたい、やわらかい、クリーミー、ミルキー、ねっとりした、しっとりした、ほくほく、しゅわっ、じゅわ、ザラザラ、面白い、つるつる、踊る、サクサク、サクッとくる、音が良い、きめがこまかい、舌の上でとける、噛んでないのにとけていく、ゼラチン質、クリームのように、粉雪みたいな、コリッとした、のどごし、溢れ出る肉汁、ほんのり、ほのか
(7)硬さ柔らかさ、質感をあらわす表現
硬さ、柔らかさ、質感をあらわす表現
氷のようにかたい、石のようにかたい、頬の柔らかさ、歯ごたえがある、ほろ、
(8)味をあらわす表現
味をあらわす表現・・食べ始めと食べ終わったあとは違う表現になります。
まろやかな、まとまりがある、軽やかな、ジューシー、食べたことが無い味、インパクトがある味(口に合わないとき)、さっぱりしている、素材の味が引き立っている(薄味のとき)濃厚、ガツンとくる味(こってりしているとき)、絶妙、ほっとする、まったり、キリッとした・・
まだまだ続きます。あまじょっぱい、あとを引く美味しさ、あっさり、やさしい、ほろ苦い、癖になる、口の中で香りが広がる、口の中で美味しさが広がる、口の中でコクが広がる、ごはんがすすむ、どこか懐かしい、田舎を思い出させる、マイルド、絡み合う、上質な甘み、甘みにクセが無い、早く二口目を食べたい、日本人好みの味、繊細な、噛めば噛むほど、飽きない、脂ののった、独特の、洗練された、口に広がる、強調しすぎない、主張する、~が欲しくなる、体にしみる、あるかないか程度の、・・色々ありますね。
(9)風味をあらわす表現
風味をあらわす表現・・
香ばしい、ごまの香ばしさ、ほろみがかったカラメルのような、苦みばしった焙煎珈琲のような、コクがある、スモーキーな、果実酒のような、ワインのような・・
、
(10)甘さを表現する
甘さをあらわす表現・・
とろけそうな甘さ、さっぱりした甘み、甘さの10段階でいうと10、軽やかな甘さ、甘さ控えめ、上品な甘さ、後引く甘さ、微妙な甘さ、ねっとりした甘さ、きりっとした甘さ、甘じょっぱい、甘辛い、甘酸っぱい、爽やかな甘さ、やみつきになる甘さ、フルーティ、自然な甘み
(11)美味しさをあらわす表現
美味しさや食べ終わったあとの感想をあらわす表現・・
スパイシーな、美しいサシ(霜降り)、肉々しい、ごはんをおかわりしたくなる、永遠に食べていられる、くせになる、箸が止まらない、毎日来たい、幸せを感じる味、文句なしにうまい、声にならないほど美味しい、3日あけずにまた食べたくなる、のどがなるほど美味しい、ダイエットを忘れる、贅沢な、バランスがとれた、フレッシュ、塩味がきいた
食レポでいい表現があったら、追記していきますね。
食べものの表現だけでなく音、色、におい、材質など文章で伝えるブログでは、色々なパターンを覚えればワンパターンな表現から脱却できそうです
美味しい・・