爺さんに電話がかかってきました。
「こちら○○○新聞の者ですが、○○○○(爺さんの名前)いらっしゃいますか?」
「どのようなご用件でしょうか?」
「事件の被害者のことを調べておりまして・・」
「どちらからおかけですか?」
「○○新聞です。」
「新聞社のどこの部署ですか??どこの配属ですか?」
「・・う・・・・(言葉に詰まる)」普通ならこのあたりでガチャっと切れます。
そいつは、なおをも電話を続けました。
このあたりの人たちは8割~9割は△△新聞をとっています。○○新聞はとっているひとは、1割切るほど少ないです。電話をかけてきた相手は、一般常識的なことも知らないようでした。
「そちらの電話番号を伺ってもいいですか?」(うちはナンバーが表示されない)
「少々お待ち下さい。(しばらく保留)0577 33 ○○○○」
0577と聞いて「ん」と思いました。33にも「ん」と反応しました。私の出身地飛騨高山電話は、0577から始まるのですが、そいつは、0577というわりには飛騨弁ではありませんでした。どうせ全部デマカセなのでしょうが「○○新聞におつとめの割には、言葉遣いおかしいですよね?」といいましたが相手には通じていませんでした。
飛騨に住んでいると飛騨弁のニュアンスや独特のイントネーションは、うつりやすいものです。大手新聞社を名乗った割には電話の応対も無様でした。大手新聞社でなくても電話の応対や話し方は、最低限必要なスキルです。低姿勢に敬語で応対することもできないようなやつなので就活も全部失敗、社会からドロップアウトしたような人間だと思いました。
こんな若者を大手新聞社が雇用するわけがありません。私が社長ならどんなにイケメンでも面接の戸をあけた瞬間不採用だな。
同級生の○くんは新聞社勤務でしたが学生時代は、成績優秀で早稲田大学を卒業して、家柄も良かったし非の打ち所が無い優秀なタイプだったので、よけいにそう思いました。
「飛騨からかけているのに言葉が違いますよね」、と告げると
「いやはい・・・電話は名古屋からかけているので」
「それにあなた声がとてもお若いですよ」
「はい、私お若いです。」
「お!若い?お若い?」
めちゃくちゃ厳しめに突っ込みましたが、その若い詐欺(下っ端)野郎には通じていなかったもようでした。
「あんたさ詐欺か何かやろうとしているんじゃないの」
うちの爺さんさ~~ボケて見えるけど、実は私より、めちゃくちゃ?ちょっと?しっかりしているので、この手の詐欺まがいの電話なんて、一撃です。
高齢者だけの自宅を狙っているのだと思いました。
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