私は、毎日爺さんとおしゃべりをしています。おしゃべりの内容は、家のこと、片付けのこと、子どものこと、旦那のこと、私の予定、婆さんのことなどなど。それから葬儀のことをよくはなしています。先日婆さんの弟(叔父さん)が来たので爺さんと叔父さんと3人で世間話をしていました。叔父さんのおうちは、いつでもキレイに片付いていますが「家の中のことは女の人、家の外のことは男の人、自分は家の中に何があるかさっぱりわかっていない」とはなしてくださいました。
家の中や外には、男の人の担当、女の人の担当のようになっていてモノを置く場所は、どちらか一方が把握しているケースが多いようです。万が一誰かが亡くなったらどこに電話をかけるのか?を記した不幸があったとき連絡が必要な親類縁者の電話番号は、冠婚葬祭コーナーと電話台の中に書いてあります
葬儀のときに使うもの一式。こたつ、座布団、布団。台所の茶托・菓子器・お盆・菓子鉢のコーナー。私は、自分が死んだ時みんなが困らないように子供と旦那にどこに何を置いているか説明しています。覚えているかどうかは別にして・・だいたいどこに何があるのかお互いに把握しておかないと!一方が依存していたらどちらが先に死んでも残ったほうは不幸です。
いつ誰がどんな順番で亡くなるかわからない
爺さんとは、たびたび葬式の話をします。爺さんは、「病気がちな○が先に死ぬかもしれんな・・次が婆さんで・・その後俺」と言っています。子どもたちも爺さん大好きだし、この家の大きな柱なのでずっとずっと長生きしてほしいと思っています。「おとうさん1番年上やけど最初に死なないでね・・もう1回ぐらい葬儀の練習して葬式が上手?になってからちゃんと盛大に見送るからね・・」とはなして三途の川を渡るのは、ずっとずっと先でありますように祈っていたりします。身体障害者も精神障害者も認知症もいると周りからは、大変ね!といわれるけど大変だけど不幸とは思っていないんですよね。まあ~認知症の婆さんの言動には、苛立つこともあるしブログで毒吐いてるし文句たらたらなんだけど、みんながみんな長生きできたら良いなと思っています。
認知症の婆さんへの感情
誰かが死んだら・・家族の誰が死んでも寂しいし心に穴があきそうです。爺さんと犬猿の仲だった婆さんですら死んだら爺さんが寂しくて泣くなだろうなって思うと想像しただけで私も泣けてきます。婆さんが死んだらいろいろなことから解放されるとしてもやっぱり今日生きている人が明日死んだら悲しいし寂しいだろうな。まあ~嫁の私が感じる寂しさと旦那が感じる寂しさと爺さんが感じる寂しさは、まったく違っているかもしれないけど。いつ誰がどんな順番で死んでいくのか?それは誰にもわからないわけで。家族の誰もが、依存しない関係性が理想だし一人ひとりの家族が自立していると良いんだろうな。
武蔵川部屋の食費は、15万円。うちの食費は、○○万円。エンゲル係数高すぎだろうよ・・と思うけれどやっぱりみんなに長生きしてほしいな・・と。
先日、婆さんが可燃ごみの袋を持ってウロウロ歩き回っていました。ディサービスで「可燃ごみの袋の値段が上がるって聞いたから何か今のうちに捨てておこうと思って」と言っていたので驚きました。爺さんと2人で婆さんの荷物をめちゃくちゃお片付けしまくったので捨てるものなどほとんど無いのです。
正直桐箪笥に入ってる着物は、全部捨てて欲しいぐらいなんですけど。爺さんに「爺の葬儀のとき黒の着物を着るから捨てたらダメ」と言ったのは爺さんより自分の方が長生きすると思っているから。爺さんも「婆は、俺より長生きするつもりらしい」と言っていたので笑えました。
曽祖母の葬儀のとき黒の着物を着た婆さん満腹中枢がいかれているのかひたすら食べ続けて着物を汚しまくってうんこ漏らしまくりで臭い思い出しかありません。
当時は、紙オムツもつけていなかったのにトイレに誘導するのも一苦労。絶対にトイレに行かないと言い張り(あげく漏らす)着替えをさせなければいけないのは私。ちょっと黒い着物見るとうんこの臭いしか思い出せないのでとっとと捨ててほしいんだけど・・婆さん長生きするつもりらしいから・・せいぜいブログのネタで登場するぐらいだけど毒を吐き続けていくかな・・笑。最近の婆さんの口癖は、私の認知症は治ってしまった
風邪じゃないんだから治らんっつうの!!認知症が治ったので自分は、とてもしっかりしていると思いこんでいるようです。
おはようございます~
「治った」って言うと思います。実家母も「もう大丈夫なんだ」って言っておりました。
「リハビリへ行ってきたから、大丈夫なんだ」
(車椅子押してリハ室へ付き添ったら、回転式寝台?のようなものにベルトで体を留めて、立つ練習をしてました)
これだけ人の手をかけてもらったら、治る、って思うんでしょう。現代の医学だしって。
着物はお義母さんにわかる場所にあった方が。
確認できる場所にないと、無い、って色々買いたがりました。母。
で、対策としてベッド周りに出して(かごに小物やスカーフとか)おいたり。
何だか、幼児のおもちゃとお片づけのエンドレスループに入ったみたいな、変な時間がありましたっけ。
こういうときは孫とかヘルパーさんが居てくれると、気持ちが対象から離れたので…
爺さん、ううむ、軒が伸びましたか…(なんとなく予想していたのですが…)
行動力ありますね。
ちゃーちゃんさん、こんにちは!いつもコメントありがとうございます。
>爺さん、ううむ、軒が伸びましたか…(なんとなく予想していたのですが…)
コメントを読み終わったところで「軒伸ばした」と報告に来ました。(>_<。) 壊すはずだった車庫の軒を伸ばすなんて!しかも軒を伸ばした所で何をするのか意味不明なんですけど行動力あり過ぎで・・しかも軒を伸ばす必要性を1%も感じていない私にはまさかの展開でした。ちゃーちゃんさんの予想大当たりだったので思わずなんじゃこれと笑ってしまいました。 >「リハビリへ行ってきたから、大丈夫なんだ」 (車椅子押してリハ室へ付き添ったら、回転式寝台?のようなものにベルトで体を留めて、立つ練習をしてました) これだけ人の手をかけてもらったら、治る、って思うんでしょう。現代の医学だしって。 なるほどね~~うちの婆さんは、危ないから杖をさしだしても「自分はしっかりしてるから」と思っているし危ないからと手押し車をすすめても全否定です。でもディサービスでは、ちゃんと使っているみたいで・・そのおかげで自分は、完治したと思いこんでいます。最近は、ちょっとわがまま娘みたいになってきてすごく甘えてきます。婆さんなので可愛くはないですけどwズボン脱がせてだの手引っ張ってだの要求が次々と出てきます。 >着物はお義母さんにわかる場所にあった方が。 確認できる場所にないと、無い、って色々買いたがりました。母。 >幼児のおもちゃとお片づけのエンドレスループに入ったみたいな、変な時間がありましたっけ。 あらら!!そうなんですね。難しいものですね・・色々工夫したいと思います。うちの婆さんは、「穏やかでおりこうさん」なときと「頑固一徹婆さん」なときがあって・・対応に苦慮します。婆さんの扱いは人間形成(修行)が必要です。本人は長生きするつもりなので私もドンと腰をすえてがんばっていきたいです