私が、住んでいる地域では、通夜、葬儀、四十九日法要と一周忌法要、三回忌法要で和尚様に拝んでもらうのが一般的です。地域や宗派によって色々違うものなんですね。
初盆に初彼岸は、近隣の人が仏様を拝みにきてくださり、一周忌法要で親類の方々にもおまいりしていただく流れです。
和尚様に拝んでもらう前と後の2回(お茶を出すタイミング)
四十九日法要ではお寺様がお二人いらっしゃるので拝んでもらう前と後の2回お茶をお出しします。私の地元では、読経の前と後の2回のタイミングです。
以前は普通の蓋付きの湯呑に茶托に菓子器という組み合わせでお出ししました。
普通の湯呑より、カッコウが良いわね。
お寺様の人数は、四十九日法要と一周忌法要は2人だったので、2つ分購入しましたよ。
普通の湯呑と比べると値段が高いだけあって、いかにも和尚様専用!!といった佇まい。
うちは、年寄が多い家なので、確実に必要になります。
仏具関係は、値段が高めなので少しずつ買い揃えるようにしているよ。
専用のお盆が便利
以前は、家にある普通のお盆にお茶を用意してお持ちしたんですよ。
お寺様用お給仕セットで出さなければいけないという決まりはありません。ただ、実際に普通のお盆に乗せてお茶を持ってくると、どことなくスマートじゃないのです。
専用のお盆が付いているお給仕セットならスマートにお茶を出せるんですよね。この専用のお盆がちょうど良いサイズ感。お盆にはノンスリップ加工がされています。
和尚様へのお茶の出し方(美しい所作)
出し方として普通のお盆の上にお給仕セットを乗せて持っていくのが所作としては美しいです。
僧侶用お給仕セットには、普通の茶托と足付きの高茶台の2種類あります。僧侶用には高茶台が正式みたいです。ただ、私はオッチョコチョイなのでこぼしてしまう可能性大。あえて低めのものにしました。
焼き物の種類で値段が変わるお給仕セット
生協のチラシで(山中塗の茶托と有田焼の湯呑)掲載されていたお給仕セットも良かったのですがネットで調べて安いほうを買おうと思ったんですね。ネットで探したら生協のチラシに載っていたのと似ている商品を見つけ(値段が生協より安かったので)即購入。
湯呑も有田焼、九谷焼と焼きで値段が変わります。九谷の青粒鉄仙や白粒鉄仙はモロ私の好みでしたが、値段が・・w
実物を見ればまったく違うのでしょうが佐賀県の有田焼も石川県の九谷焼、目を凝らして見比べてみましたが一緒に見えたという(違いのわからない女です)
有田焼も九谷焼も美しい色彩で品があり豪華でキレイなことは間違いありません。
高い湯呑が割れたらショックなので丁重に扱っているよ。
こちらは2個セットで値段が高い方です→お寺様用お給仕セット
有田焼の湯呑、こんなのがあるんですね。
実家の母は仏具周りにお金をかける人だったし、祖母は仏壇の洗濯にキッチリお金をかける人でした。
でも仏壇や仏具周りにお金をかけるのは、ご先祖様のためというより自分自身のためだと気付いたんですね。仏壇や仏具周りに、それ相応のお金をかけていれば突然何があっても恥をかかずにすみます。
義母が亡くなったので50代にしては熱心な私。仏具周りにお金をかけてる理由は、自分が恥をかきたくないからなんです。仏具まわりのものは、1つ1つ買うと高いので行事が1つ終わるたびに1つずつ買い足していますよ。
四十九日法要 無事終わった!肩の荷がおろせる~