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なぜか捨てられない微妙なもの
なぜか捨てられない微妙なもの・・ありませんか???
使っていないのに捨てられない、壊れてないから捨てられない、今度使うかもしれないから捨てられない。何年も捨てようと思っているのに捨てられない・・さまざまな理由があって微妙な物たちが家にはびこっています。
もし家族の誰かが死んだら・・
もし家族の誰かが死んだら・・自分かもしれないし旦那かもしれないし・・爺さんかもしれないし・・こればかりは年齢順ではないし誰にも分からないところです。
ただこういうのを明確に想像すると片付けがはかどるんですね。葬儀をしなければならない前提(妄想をふくらまし)捨てられない物に1つ1つケリをつけていくのです。
少し前に近隣で一人暮らしの男性が亡くなりました。お別れに行ったらそこの家から出た娘さんが帰っていらしてて・・部屋が片付きスッキリしていて驚きました。
家族の誰かが亡くなると片付けが大変
大婆ちゃんだが亡くなった夜、縁側の洋服や荷物の移動が大変でした。
とにかく通夜葬儀まで時間が無いのです。やることが盛りだくさん過ぎて決めることが多すぎて本当に大変。
当時、相当散らかっていたので一睡もせずに片付けてフラフラヘラヘラだった記憶があります。
強烈に困った体験、散らかっているのを一晩で片付けるパニック体験したから片付けが出来るようになったようなものです。今も、すごく片付いたいるか?といわれると自信がありませんが・・旦那とスムーズに連携プレーは取れるようになりました。

旦那死んだら~~困る~
あれ以来、とにかく物を減らしまくって今に至ります。
通夜、葬儀では縁側をキレイにしておかないといけない
田舎の葬儀は、お坊様は縁側から入られます。(他の地方も同じ??)
僧侶が玄関から入ると、縁起が悪いからなんですね。棺も縁側から出します。
だから葬儀のときは縁側をあけっぱなしで片付けておかないいけないのです。なにか物を置くには便利な場所・・今、縁側に置いてあるのは掃除機とアイロンと座布団だけ。毎日使うものなので縁側が定位置になのです。
四十九日や一周忌は、日にちが決まっているので前々から準備ができますが葬式だけは、短時間で家全体を片付けなければいけないので日頃から移動できるものは別の場所に移動させておいたほうが良いんですね。

縁側に物をたくさん置いてるといざというとき慌てます。
新しい物は捨てにくい、捨てられない
片付けをするたび、何だろうね?コレ。と爺さんと首をかしげていた筒。
値札が付いたままなので新しい物です。爺さんは、葬式のとき庭で使うやつ?と言っていたものの、正しい名前も分からないものを今後使うとは考えられません。何か分からないのに、新品だったので捨てれなかったのです。
爺さんは、「葬儀屋さん来た時聞いてみれば良いよ」と言ってましたが、葬儀の準備で忙しい最中に「これ何ですか」と聞くのも想像できなかったので処分しました。これから先も、押入れを開けるたび何か分からない謎の筒が出てきて「何やろコレ?」と首をかしげるのも・・・なんだかな。笑。

35円の値札が付いていました。覗き込むとブラックホールみたいに吸い込まれそうな。「筒、葬式」で検索したら、どうやら花立て???という名前がついているっぽいですが、もしかして間違っているかもしれません。
3年間押入れに入れたままでしたが捨てました。捨てると気持ちまでスッキリするものなんですね。3新品だから捨てれない・・コレも呪縛なんでしょうかね?

剣道着の移動も大変
縁側の竿には、剣道着が3人分掛かっていました。3人分と書いていますが剣道着は、袴と剣道着と1枚ずつでは無いので練習用、試合用、夏用の薄いもの、冬用の厚いもの。それぞれ3人分なので結構な量になります。剣道着の移動も大変です。重いですし多いですし私は背が低いのでハンガーからおろすのが、とてもしんどいのです。もうすぐ50で肩も上がりません。

(これは高校生の子の剣道着と袴、引退したので処分したい)
中学生の下の子は、部活と水木金土の稽古があります。でも私は1週間に1~2回。真ん中の子は、月1回程度なので別の場所に移動しても問題ないのです。

下の子は高校でバスケ部に入ったので、今は私の剣道着だけです。・・そして私は1週間に3回(水木金)と剣道の稽古を小中学生としています。
思い入れがあると捨てられない
剣道の小手、破れたので鹿の革で縫いました。縫う時、針が刺さらなくて大変でした。思い出というより大変な思いをして縫ったので捨てれませんでした。
大変な思いをして縫った割には一度も使われず・・1年放置。ちなみにキレイに洗ってあるのでニオイもありません。一度洗ったので革がゴワゴワしています。でも何度か稽古をすれば手になじむようになるものです・・って思いながら捨てれなかったのですがようやく捨てることができました。

家の中を見渡すと、まだまだ処分できるものがいっぱいありそうです。大ばあちゃんのときは慣れない介護に戸惑いながら・・婆さんは認知症になるし・・一人で奮闘していた記憶があります。
十分に片付けられず近所の人から「片付けたの?」と呆れられたぐらいですからね。思い出すと今でも頭がカ~っとしますけど。

あのときは恥ずかしかったし自分に怒れてくるけど、まあ仕方なかったな・・介護もあったし。
恥をかいたのは、今となっては良かったことなのかもしれない・・・
思い込みで捨てられないだけかも?
捨てられないのは自分の思い込みだけで実は不要な物が家には、いっぱいあります。不謹慎ですけど明日家族の誰かが死んだらって思うと掃除がはかどります。今年の夏は、暑くてダラダラしていたので死蔵品がたくさん出没しそうです。
リュースバザー、リサイクルボックスへの選択肢
下の子が小学校を卒業して1年経ちました。小学校の体操服は、買うときに値段が高いのでリサイクルボックスに持っていくのにもためらいがあります。近所の子にあげるという方法とリュースバザーに持っていくという方法もあります。リュースバザーがあっても「どんな顔して持っていけば良いんや」。とか考えると億劫になります。
だからといって燃えるゴミに入れて捨てるのも躊躇しました。昨年は、リュースバザーがあったけど今年は、リュースバザーがあるかどうか分かりません。今捨てたいのに、リサイクルボックスの回収は、2ヶ月後です。資源回収は3ヶ月後。
お古やお下がりって、兄弟間なら平気ですが・・あげるほうも躊躇します。自分もそうであったように、もらっても顔で「わあありがとう♡うれしい」と言っても家ではためいきついてるのかもしれません。
本当に気を使います。家にお下がりをもらっても子供にも好みがあるので着たり着なかったりするし勿体無いと思って捨てずに居ても何年か経ったら結局着なかったということも多いのです。
大人は、(メーカー品だから値段が高いのはこっち)といった目で見て選ぼうとしますが子供は違います。知ってる子のお古は、喜んで着るってこともあるし「そっち残すの」と思うこともあります。

真ん中は、新しいものを買いたがらないです。上下700円のペラペラ服を1年中着ています。紙みたいにペラペラしたのをずっと着ています。1年中というか・・3年間(1000日間)着ています。
真冬でも寒くないのか、ずっと。笑。
「その服もうそれだけ着たら十分だよ、捨てれば」と言っても毎日着るんですよね。お願いだから新しいの買って!と言った割には、結局同じペラペラの色違い。(少し値段が上がり800円になっていました。笑。)

真ん中の子も社会人になり・・今は、ブランド品の洋服買いまくっています。反動だったのだろうかw
年齢が高くなったら自分が死んだときのことを想像して通夜や葬式をしてもらえうような部屋にはしておかないと。