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2011年から、ずっと押入れが私のパソコン部屋。
2011年の写真フォルダーから「押入れパソコン」の写真を見つけました。パソコンを始めたばかりの頃から、ずっと押入れが私のパソコン部屋でした。
押入れ=収納スペースだけではない
押入れ=収納スペースには違いありません。押入れは、布団や座布団など見られたくないもの見せたくない物を置くのにちょうど良い場所です。一畳ほどの大きさで上段と下段に分けられており、物が入る広々した収納空間でありながら戸を閉めれば中が見えません。
広々した押入れを有効活用する
広々した押入れを有効活用すればパソコンデスクさえ買わずともパソコン部屋に早変わりするピッタリ空間なのです。一方で、家のガラクタも放り込みやすい場所なので片付けながら自分だけの空間を作っていくと良いんですね。
一人部屋や書斎を作るのは難しくても押入れならなんとかなる
私が押入れをパソコンルームにしたのは、押入れ中段板をデスク代わりに使っていた友人の影響です。家を建てた友人の家にお邪魔にしたとき、自分だけの空間を押入れに作った友人のアイデアを見て自分一人の書斎は難しいけど自分一人の空間なら作れそうと思ったのです。
当時、私は嫁いできたばかりだったので中板の下にロータイプのパソコンデスクを置き今のスペースの4分の1のスペースを自分専用の空間にしていました。狭いながらも押入れがコックピットみたいになり楽しかったことを思い出します。
当時のネットの友達にも「押入れにパソコン入れてるなんて面白そう!写真見せて!」といわれたのに、当時の写真は、1枚も残っていません。何故ならあまりにも汚すぎて写真を撮れなかったからです。
押し入れは、広くて便利!活用の幅は無限大
押入れは広くて便利なんですよね。使い方の幅は無限大に広がり楽しいものです。おまけにDIY初心者でも押入れの中ならやりたい放題なんですよね。笑。
写真は、ロータイプのパソコンデスクから普通のパソコンデスクを入れた2011年頃の1枚です。
写真撮影用に必死でキレイにしましたが今見るといかにも押入れのままですね。
最初は、4分の1のスペースを使っていたのに、2分の1のスペースに広がりました。押入れなのでお客さま来たら押入れの戸をパシャンと閉めるようにしていました。
戸を閉めれば散らかった部分を見られずに済むからです。笑。太った人が痩せて見える洋服を選ぶのに似ていて、部屋が片付けられない女は、汚い場所をスグに隠す方法とか考えるのが得意なんですよね?(その前に片付けろって話ですが。)
当時の椅子と机は、サンワダイレクト楽天市場店で買ったものです。
自分だけの空間・居場所作り
押入れの広い空間を自分だけが所有する贅沢感?私の場合、家が狭いわけじゃないけど。自分だけの時間って大切だなと思う毎日です。背もたれの高い椅子に座れば、母や妻としての気配すら消してしまえます。笑。
押入れを有効活用すれば「おうち時間」の楽しさが無限に広がるよ。
押入れなのに「コックピット」と呼ぶワクワク感、書斎を持つような自分だけの空間作り。しかし押入れ空間の活用には、メリットデメリットがあります。
押し入れを活用するメリット
- 正面や側面が覆われているので勉強机、パソコン机として適している。
- 視線に余分な物が入ってこないので集中力を維持しやすい
- 壁紙を貼ることでプチリフォームが楽しめる
- 自分だけの書斎・秘密基地・コックピット感
- 狭いようで意外と広い
押入れを活用するデメリット
- 物の収納スペースが減る(物を減らさなければならない)
- 照明やコンセントがない(当たり前だけどw)
- 押入れの引き戸が無駄になる・・
デメリットもあるんですね。私は居間の押入れをパソコンスペースにしたので・・雑多な物を収納するスペースは減りました。そしてパソコンスペースを広々と快適にするために余分なものはどんどん捨てています。
もちろん他の押入れには布団や座布団などを収納していますが、1つの部屋の押入れをキレイに片付けると他の押入れも順番にキレイになっていくものなんですね。
狭い住宅事情を考えると押入れこそ自由度が高い空間といえる
狭い住宅事情を考えると押入れは、自由度が高い空間です。小さいお子様がいる家ではキッズスペースや2段ベッドなどにも活用できます。
既婚者なら各々に家に自分だけの居場所を作ることができるのです。
押入れの正しい活用方法
押入れの中の荷物を取り出すと、想像以上に物が入っています。何度も出したり入れたりしていると、奥から「こんなものが!!」と思うような物がわんさかでてきます。
押入れを何に活用するか誰が使うか考えるところかはじまります。お子様の空間、自分用の空間、パートナーの空間。ベッドや机なら、中段の板をつけたままにして活用できます。私は、中段板を半分切り落としさらにスペースを広げたくて全部取り外しました。
中段板がないだけとスペースが丸っと空くので私のように横幅が広い作業机をドーンと置くことも可能になります。反対に押入れの中段板をパソコンデスクや学習机にすると椅子を用意するだけなので非常に安上がりです。
学習机買わずに全員押入れデスクにさせても良かったかな
中段板を机として活用する
押入れの中段板は、そのままパソコンデスクとして活用できます。ただ注意したいのは、床から中段板までの高さです。通常91センチ~85センチに決まっているため、子供用の学習机として使うのは、向いていないかもしれません。
高さが合わないと椅子や足置き台も必要になります。私のいえの大工さんは低めで床から80センチぐらいが中段板の高さでした。普通のオフィスデスクが70センチ前後です。また板の上は、学習マットやこたつ用の天板を置いて活用するのもおすすめです。
天板だけで買ったら意外と高かった!!
暗い押入れに照明は絶対必要!
押入れは、暗いです。電気が無いので照明は自分で用意しなければいけません。押入れの内部は、暗いので照明をつけずパソコン画面に向かうと視力が低下します。私は、ディスプレイモニターをノングレアにしたりパソコンメガネをつけて視力低下を食い止めておりますが、最初のパソコン環境で視力が悪くなってしまったので蛍光灯などで全体を照らすなど工夫してみてください。
中段板を外すのは意外と大変!
押入れには、上段と下段の仕切り板があります。私の場合ですが中段板を半分切って、半分残していたのですが、板があると便利な反面、狭くなるというか制約があります。結局全部外しました。中段板が邪魔になったのです。丸っと押入れのスペースが部屋のような空間になりました。過去記事はコチラ→「押入れパソコン大改造!中板を取り外す(番外編)」
中段板をはずすのは素人では難儀します。だから絶対に取り外した方が良いと言えません。外して良かった!広々と使える!!というのが正直な感想ですが、 後からでも外せます。だから最初は、中段板を利用しながらコックピット作りを楽しんでいかれると良いと思いますよ♪
現在は、大きなパソコンデスクを置いています。机が大きくなると本当に仕事がしやすいです。押入れの中なので集中を妨げる要素は見当たりません。毎日PCに向かうのが楽しくて仕方がありません。秘密基地やコックピットみたいです。壁紙もシールタイプなので簡単に貼ることができました。明るい色にしたので部屋そのものが広がるような錯覚すら覚えます。
押入れの大容量空間は、やがて魔窟と化す。
昔の私は、とにかく物を溜め込むタイプでした。押入れの戸で隠された部分に、物を詰め込んでいました。奥のものは、取り出しにくく物を入れすぎて?カビ臭いかんじだったんですよね。
何度も押入れの中を整理整頓しました。見えないから大容量空間だからこそアレコレ放り込み、何が入ってるか把握してないから必要なものを取り出せず同じものをいくつもいくつも買っていたのです。
押入れの中も詰め込むことなく、どこに何が入っているか把握できるようになりました。
大容量空間は物を収納するスペースは、便利ですが魔窟になりやすいのです。でも押入れをパソコン部屋にしていくことで、物を減らすことができたし家全体が片付いていったので私は思い切ってパソコン空間にして正解だったと思っています。
子供3人に買った学習机は社会人になり速攻で処分しました。勉強机で勉強するわけではないし、大型ゴミとして処分するにも大きすぎるし重いし。