親が片付けられないタイプだと子どもも片付けられない子になります。私の母親(70代)は、モノが捨てられません。実家に帰るといつも机の上にモノが色々置いてあります。机のスキマにお茶菓子やコーヒー、ミカンを載せていきます。笑。
親に似たから片付けられないのは仕方ない問題とあきらめていました。
母、娘、子、三代にわたって片付けられないタイプ
片付けられないのは、だらしない性格だから仕方ない。お片付け能力は努力では改善しないと思っていました。整理整頓や収納が得意な人は自分とは違う人種で母、娘、子、三代にわたって片付けられないのは遺伝と思って生きてきました。
年末年始や家庭訪問のときだけ死ぬほど頑張って掃除していました。とにかく片付けが嫌いでした。
親が片付けられるようになると子ども似てくる
親が片付けが苦手だと、高確率で子どもも片付けが苦手です。「親が片付けられるようになると子どもや家族も自然に片付けができるようになる」と数年前に聞いたとき「嘘」と思いました。
お片付けに目覚めた頃は、「お母さん、片付けに狂ってる」と言われながら片付けていました。私のペースやルールを家族に押し付けても家族との足並みは合いません。
子どもたちといっても大きくなったこと、男の子なのでモノが少ないこともありますが2人ともめちゃくちゃ部屋がキレイです。
モノが多いと在庫が管理できない
モノが多いと在庫が管理できません。散らかっているから欲しいときにモノを探しても見つからず買い足します。我が家も同じものが余分にいくつも出てきました。
子ども用のエプロンも2着出てきました。自分にエプロンをあててみたら小さかったのでお片付けしました。片付けられないと在庫を把握できないから無駄に2着も3着も買ってしまうのです。
モノが片付けられない=在庫管理ができない=余分に買う=お金も空間も無駄という悪循環です。
片付けられないと空間とお金の無駄遣い
片付けられない人は、お金も無駄遣いしがち。余分なモノを置くから空間も無駄遣い。
福袋で洋服が増えていく
実家の母親は、毎年行きつけのブティックで洋服の福袋を買ってきます。私は無駄だなモッタイナイと思いながら眺めていますが、福袋をあけながら「こんなに高いのが入っていた」と嬉しそうにしているので何もいえません。
普段着よりオシャレな洋服ばかり入っています。旅行やお出かけに着ていけそうです。高い洋服がどんどんタンスに溜まっていき部屋中大変なことになっています。どうするんだろう?いつ捨てるんだろう?どこに着ていくんだろう?せめて何回か袖を通せると良いのですけど。
いつ読む農業用図鑑
居間は、全体的にモノであふれかえっており捨てれば良いのに、いつ読んでいるか謎の農業用図鑑が40年以上前からずっと本棚に置いてあります。農業用図鑑、値段は高いと思います。シリーズで何冊もあります。父母のどちらかが亡くなったら私が紐で結わえて処分しなければいけないのだろうなと思っています。
私はお片付けに夢中なので、とにかく家にある冊数は限られています。
いつ使う?来客用布団
母親は、私たちが家族がいつでも泊まれるように来客用布団や毛布も積み重ねています。子どもたちも大きくなり実家には泊まりに行くことはもう無いでしょう。
飛騨高山には、宿泊施設がたくさんありますし。もし両親どちらかが亡くなったら、お仏壇に線香をあげにいくくらいと思いますが、泊まりに行くことも無いと思います。
私のように片付けが苦手な親に育てられた子ももたくさんいます。 50代は、戦後うまれの親に育てられた世代なのでモノは増やしても捨てるのは苦手な人が多いのではないでしょうか? 片付けが苦手な子どもは、親が片付け方を知らないから子どもに伝えていないだけで、スッキリ片付ければ誰でも気持ちが良いはずです。 国語理科算数社会のように家庭科で収納術やお片付けの手順を教えてもらえれば良いのですけど。片付け方を教え伝える