講習会や武道場で一般的な黒い防具袋以外の防具袋を見かける機会が増えてきました。
ボストンバッグ、大容量ワイドタイプの防具袋を使ってきた私ですが、今回購入したのは、SHIKI(色季)のトート(防具袋)。
普段から重い重い!と文句を言いながら運んでいた私・・今回は、軽くて持ちやすい防具袋を選びました。
SHIKIトート(防具袋)を選んだ理由と実際に使ってみて感じたことをレビュー記事としてまとめました。
SHIKI 色季のトート(防具袋)を選んだ5つの理由
防具袋には、ボストン、大容量、トート、リュック型があります。しかしリュック型の防具袋を背負う自分が想像できなかったので軽くて持ちやすそうなトートタイプを選びました。
色々な形やサイズ、重さをリサーチした上でSHIKI 色季のトート(防具袋)を選んだ5つの理由は以下の通りです。
- 持ちやすい
- 取り出しやすい
- 自立式
- 軽い
- ポケットが少ない
実際に使った評価。
ポケットは内部に2つ、外側に1つと少なめです。内部ポケットはマジックテープ式。貴重品(財布や剣道手帳など)を収納するとき心配に感じました。
周りの反応は上々♪
周りの反応は、「え!これ防具袋!入れやすそう」「カッコイイ」「カワイイ」「防具袋に見えない♡」「防具が軽く感じる」と嬉しい声ばかり。
① 持ち運びやすい防具袋!
防具袋は、色々なタイプがあります。自分の性別、年齢、体力を考慮して持ち運びやすさを優先してトートタイプを選びました。
階段の昇り降りもあるから持ち運びやすい防具袋を選んで正解だった!
大容量ワイドタイプは、ズッシリ肩に食い込む感覚でしたがトート防具袋は、持ち運びやすいと感じました。
② パカッと大きく開き防具の出し入れが楽々♪
防具袋を選ぶとき取り出しやすさも重視しました。稽古前や稽古終わりに、いつももたつくのです。開口部が大きくパカッと開く色季のトート(防具バッグ)は防具の出しが入れがしやすくて楽々でした。
取り出しやすい!早く準備でき早く片付けられるよ
③ 自立するから使い勝手抜群!
色季のトートバッグ(防具袋)は、軽量でありながら自立式です。今まで使っていた大容量ワイド防具袋は防具を入れていても防具を取り出しても形が気に入らない!!クシャ、よれ~とするのがイマイチだなとずっと感じていました。
色季のトート(防具バッグ)は防具を入れた状態なら自立しており見た目がシュッとしています。
まっすぐ自立していてカッコイイ♪
防具を取り出しても自立式と思ったら違いました。防具を取り出すとスッキリ折り畳めます。防具を入れた状態でも出した状態でも非常にスッキリしています。
④ 軽くて持ちやすい
他の防具袋に比べて軽い点もSHIKI色季防具袋を選んだ理由の1つです。以前使っていた大容量ワイドタイプの防具袋は、ペラペラ素材なのに重い!防具袋が大き過ぎると肩に負担がかかるのです。
重量を比較してもSHIKI色季の防具袋のほうが軽量。おまけに肩への負担も少なく持ちやすい!!
見た目重視ならお洒落な寶船(ほうせん)の帆布生地の防具袋も捨てがたいと思いました。しかし軽さや持ちやすさで選ぶならSHIKI色季の防具袋に軍配が上がります。
軽くて持ちやすい
筋力の衰えを感じる50代、肩への負担を考えると持ちやすさや軽さを重視して正解でした。
⑤ ポケットが少ない
初めて買った防具袋にはポケットがありませんでした。これまで使っていたワイド大容量防具袋は、外側左右にポケットが2つ(合計4つ)付いていました。新たに購入したSHIKI色季(トート)防具袋は、内部に2つ、外側に1つポケットがあるだけです。
ポケットは、必要最小限でOK♪
剣道の稽古や試合で私が持っていく(防具袋に入っているもの)をご紹介すると・・
剣道手帳、貴重品、水筒(ペットボトル)面手ぬぐい、着替え(剣道着、袴)、剣道用マスク(2枚以上)、筆記具、小手サポーター(予備も)、ふくらはぎサポーター(予備も)、審判旗、紅白タスキ。
防具袋にポケットが多いメリット・・貴重品や剣道手帳、よく使うもの、あまり使わないもの(審判旗など)小物を整理して分けることができる。
防具袋にポケットが多いデメリット・・ポケットの数が多いと、どこに何を入れたっけ?と各ポケットを探しまわらなければいけません。
ポケットは多いほうが良いの?
私自身、ポケットが多いと全部のポケットを探さなければいけないので不便に感じていました。
自慢のSHIKI色季(トートタイプの防具袋)徹底レビュー
私が購入したのは色季(トートタイプの防具袋)のファスナータイプ。サイズはL、色はグレーです。購入に至った経緯とともにレビューを書いています。
和の風合いが感じられるむら染め、上質なベルベット風起毛生地
和の風合いが感じられる むら染め。上質なベルベット風起毛素材。ベルベット風起毛素材とは何か?と検索したらハイミロンと呼ばれる素材で手触りが良いのが特徴です。全体的に軽く持ちやすいです。
底(下)部分には、丈夫な帆布を使用
傷が付きやすい底(下)に丈夫な帆布を使っており耐久性は悪くありません。全体に帆布素材を使っているとイメージしていたため「思ったより安っぽい生地だ」と感じましたが全体に帆布素材を使われていると防具袋が重くなります。
軽量と耐久性を重視すると色季の防具袋を選んで良かったです。
大人っぽくお洒落な色合い
折込タイプはMサイズ、Lサイズともに6色展開。ファスナータイプは、Mサイズは6色展開。
Lサイズは、ブルーとグリーンが売り切れており4色展開。どの色も大人っぽくお洒落な色合いです。
シックなダークグレー 、大人っぽいパープル、優しいライトパープル 、流行りのアースカラー(カーキに近い)グリーン、あずき色に近いレッド、デニム風のブルーどれもステキ。
全部ステキ!めちゃくちゃ悩んだ!
(当初は、ライトグレー、アイボリーも販売していたようですが現在は販売終了)
防具袋は、長く使うものだから自分好みの色を選ぶのが正解だと思います。
周りから浮かない色、ダークグレーに決定
好みの色を選ぶべきか?年齢に応じた色にするべきか?防具袋ぐらい何色でも良いのではないかと思いましたが剣道界では派手な着装を慎むべしとのこと。大人なのに注意されるのも嫌だなと思い直し周りから浮かない色「灰色」に決めました。
ダークグレーなら武道場に持ち込んでも浮かない、悪目立ちしない、剣道着を着た状態で防具を持った自分、着替えた状態で防具を持った自分、花の都パリで持ち歩いても大丈夫!(フランスに行くのは最初で最後w)色褪せにくく汚れにくい!!
経験上、一目惚れした個性的な色は飽きてしまう・・
幸い?ファスナータイプのLサイズは、ブルーとグリーンが売り切れていたので4色から選択することになりました。
私の場合、好きな色、好みの色ではなく灰色にするために答えを導き出したかんじ♪
他の四色と比べるとダークグレーは地味ですが殆どの人が黒の防具袋を使っているのでグレーでも目立つようです。
剣道着や袴を包む風呂敷とも好相性だった!
消去法から灰色(ダークグレー)に決めたわけですが剣道着や袴を包む風呂敷が和テイストの赤色!灰色に赤の組み合わせも好相性でした。
色季の防具袋は、どの色も甲乙つけがたい色ばかり。私のように色で悩み・・決めかねている人は、手持ちの小物との相性を考えて選ぶのも良いかもしれません。
SHIKI色季(トート)防具袋 刺繍色は撫子色に決定!
袴のネーム刺繍と同様に防具袋の刺繍色にも悩みました。控えめなダークグレーの防具袋なので刺繍色は好きな色、明るい色、カワイイ感じの色から選ぶことに・・。
色の組み合わせで失敗したくなかったのでSHIKI色季の竹刀袋でダークグレーに撫子色の刺繍を施したのを見本にして撫子色に決めました。
実際刺繍された撫子色は、自分がイメージしたよりカワイイ、若い色に感じました。地味な刺繍色だと目立たないし派手すぎても浮いてしまうし難しいものですね。
SHIKI色季(トート)防具袋 ネーム刺繍の(フォント)はローマ字書体
SHIKI色季(トート)の刺繍色にも悩みネーム書体にも悩みました。日本語の書体(行書、楷書)は、どちらも好みではありません。隷書(れいしょ)があったら即決めていたと思います。
購入したファスナータイプは、表に刺繍をする場合(横書き)裏に刺繍する場合(縦書き)名前の刺繍が横書きと決まっていたためローマ字書体で刺繍をお願いしましたが、オシャレなロゴ風ではなく普通のローマ字書体だったのでイメージとはちょっと違う!というのが正直な感想でした。
SHIKI色季(防具袋)のファスナータイプか?折り返しタイプか?
ファスナータイプと折り込みタイプがあります。
折込タイプに改良を加えたのがファスナータイプ。
SHIKI 色季トート(防具袋)にはファスナータイプと折り返しタイプがありました。
ファスナータイプと折り返しタイプ、2つの特徴は・・
- ファスナータイプ・・中の防具を隠せる、折り返しタイプより値段が(少しだけ)高い、折り返しタイプより軽い
- 折り返しタイプ・・防具を折り返して収納するのでファスナータイプより重い。ファスナーが壊れる心配がない
私は、軽量のファスナータイプを選びました。
SHIKI 色季(防具袋)のファスナータイプ、折り返しタイプの重さ
SHIKI 色季シリーズ ファスナータイプの重さはMサイズ1.1キロ。Lサイズ1.2キロ
SHIKI 色季シリーズ 折り込みタイプの重さはMサイズ1.3キロ。Lサイズ1.4キロ
Lサイズに決めた理由
最近小さい防具袋を良く見かけます。剣道仲間は、コンパクトなMサイズを使っていました。
でも・・大きいほうが使いやすいと言っていたのでLサイズに決めました。
コンパクトサイズは持ち運びが楽よ。でも大は小を兼ねるっていうし小さいより大きいほうが便利よ
防具袋は、自分が使う防具の大きさに応じて決めると良いと思います。
小学生が使うならコンパクトで持ち運びやすいM。一般や学生(中学生~高校生)さんならLというかんじですね。体がすごく大きい男性の防具は、入れにくいかもしれません。
私は、チビ(150センチ)だけどLサイズの防具袋にしたよ
防具、小物、剣道着、袴を入れてちょうど良いサイズ感でした。
中学生高校生一般になると稽古量も増えるため防具が密集し風通しが悪いと臭いの原因になります。
剣道着や袴、着替えを入れるスペースを考えるとLのほうが使い勝手が良いです。防具袋に面、垂れ、胴を入れるとこんな感じになります。
面の中に甲手を収納します。
面の中に甲手を収納しても、まだまだ収納できます。
面手拭い、マスク、甲手サポート、ふくらはぎサポートなど色々入った小物入れも収納できます。
防具袋の内側には、マジックテープ付きの内ポケットが左右についていますが私は巾着に小物類を入れています。
最後に剣道着と袴を収納できるのも計算されつくされたサイズ感で感動します。
ファスナーを閉めればOK♪
SHIKI 色季(防具袋)は、真横の隙間から小物が落下しないよう注意する
実際に届いたSHIKI色季の防具袋は、防具を収納した上に剣道着と袴を入れた風呂敷が入るサイズ感でとても気に入りました。剣道着と袴を入れない状態だと真横に隙間ができるので小物や貴重品が落下しないとも限りません。
日本国内の移動なら問題ないですが海外に行くときは防具袋は飛行機の積み込みでひっくり返ることが多いと聞きます。真横の隙間から小物が落下しないよう注意が必要です。ファスナー付きの小物入れや巾着などを用意すると安心です。
ボストン型→大容量防具袋→色季トート防具袋それぞれ一長一短
私が剣道を始めたのは平成20年(2008年)。
剣道歴15年?にして防具袋の買い替えは3回目となります。初めての防具袋は合皮ボストン。(写真はありません)。
合皮(ポリウレタン)の防具袋は、カワイイ形がお気に入りでしたが防具を入れなくても重くて、持ち手が3~4年で壊れてしまったため買い替えなければなりませんでした。
次に中高生に人気の大容量防具袋を8年近く使ってきました。値段の割に耐久性抜群。ただ身長150センチの私には大きすぎ小柄な体には持ちにくさを感じていました。
大容量(ワイド防具袋)防具袋の重さは1.7キロ。防具袋に7キロの防具を入れると肩が悲鳴をあげます。(体の割に防具袋が大きすぎたせいかも??)。
ただ、身長150センチの私には大きすぎる!防具を取り出すと袋がヨレヨレするのも気に入らない!!大容量防具袋の、大きすぎる、重すぎる、型崩れ、ポケットが多すぎるといったデメリットを補う防具袋を買い替えたくて色季(SHIKI)トート型バッグを選びました。
色季のトート型防具袋は、大容量防具袋と比べると価格が高い!!寶船の竹刀袋の生地と比べると生地は少々安っぽい!
でも軽く持ちやすく武道場や体育館の隅に置いても自立型だから格好良い!
それぞれの防具袋に一長一短あるけど、色季トートは軽くて持ちやすい♪
自分の年齢や体型に合わせて選ぶ
一般的には黒色の防具袋が多い剣道界。剣道の先生方は、年齢が高齢のせいか皆さん黒。
寶船の防具袋は、値段が高いだけあって目立つし格好も良い!ただ今の自分が持ち歩くには防具袋だけが立派過ぎて逆に恥ずかしい!。
色季トートは、今の私のレベルや50代という年齢や体格を考えると本当に買って良かったです。
ササっと片付けてサッと持ち運べます。稽古が始まる前にサッと取り出せる!終わったらサッと仕舞える!色季トート(防具袋)は、軽く持ちやすい防具を出し入れしやすい防具袋です。
自分の年齢、性別、筋力を考慮して防具袋を選んだよ!