砂壁が汚い場所ランキング第1位が、ここです。台所とトイレを挟んだ廊下に面した砂壁。お勝手口を開けると我が家の分別ゴミコーナーがあります。もともとこの場所には、蓋付きの大きなごみ箱が置いてありました。でも義母は、瓶でもごみ箱でもフタが面倒で嫌いという理由でフタを外してしまいました。台所で出るゴミを入れるせいかごみ箱の中も臭うし汚れるので時々洗うようにしていました。でも洗うのすら面倒になりここ数年はダンボールをごみ箱にしていました。
ダンボールなら汚れたら捨てるだけなので合理的です。しかし2016年夏のお片付けブームにゴミ箱の撤去を決めました。家族も最初は面倒だなと思っていたようでごみ箱を置いていないのにゴミを放置していく有様でした。しかしゴミを置いた人(犯人)特定するようになったらゴミを放置する家族もいなくなりました。お勝手口を開ければすぐに指定の可燃ゴミ袋が置いてあります。ゴミが出たら直接ゴミ袋に捨てに行くようにして台所のゴミも居間のゴミも慣れてしまえばごみ箱のない生活も平気になってくるから不思議です。そんなわけで以前は、ごみ箱を置いていた場所の砂壁の汚れが気になりはじめました。見て見ぬふりをするのですが汚いから目についてしまいます。
居間の砂壁も汚れてはいますが、コルクボードを上から覆ってしまい隠しているので問題ありません。しかしお客様がトイレにいくとき目につく場所なので一周忌までには、なんとかしたいと思っていました。
コンパクトデジカメで撮影すると、汚れが目立ちにくいしわかりにくいのですが実物は相当薄汚れていてズボラな奥さんなんだろうなという印象をあたえてしまいます。実際ずぼらなんですけど。笑。デジイチで撮影すると「どうしてこんなに汚れているの??」っていうぐらいおぞましく汚れているのが分かります。長年の汚れなのでどうしようもありません。はがすのも面倒だしお金がかかるリフォームは、無理無理。
ちょうど、親戚の長男くんの結婚が決まったので義父と一緒にお祝いを持っていきました。その家も子どもが3人(全員社会人)。やはり子どもがいる家の砂壁は、相当やばいことになるようです。しかし几帳面なご主人がプロ顔負けのDIYで砂壁を隠しておられたので爺さんと「こういう感じに直したらステキね」という話をしながら帰ってきました。
家に戻り(ベニヤ板をはる)(コンパネを貼る)(ウォールシートを貼る)と話し合いウォールシートの粘着力では、砂壁にはったところではがれてしまうことからウォールシートは、却下。結局家にある材料を貼るようにしました。爺さんは、新建材といっていましたが(たぶん)そんな良いものではなくペラペラのベニヤ板風の板切れ?を活用することにしました。義父は、横に貼ったほうが簡単と言い始めましたが面倒でも木目を縦に貼った方が良いよね・・とちゃっかり意見だけ言い(難しいとできないかもしれないから簡単な方でOKだよね)と一言添えたら俄然やる気がUPしたようで長さと高さと幅をはかり作業にとりかかってくれました。
男の人って単純だわw!!いつも仕事が雑な爺さんですが、私がいちいち突っ込みをいれるせいか最近は仕事が丁寧になってきました。私は、時々カメラを持って「美しい」「素晴らしい」「大工さんみたいね」と褒めちぎり爺さんのやる気に火をつけます。笑。
難しかったらまっすぐに横板をはるようにお願いしたら三角の切れ込みを入れて作り付けのような仕上がりになっていました。
爺さん「どう?」と心配そうに聞くので「ふわ~~すごいね最高!!」と大絶賛したら満足そうな顔をしていました。
なんか、すごいよな!!昭和10年代生まれ!!お金なんてかけなくても創意工夫が半端ないです。
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