義母の寝室だった北側の部屋は、陰気臭い空間だったのでできるだけ近づかないようにしていました。なんだか空気がじとっとしていたしどことなくカビ臭いんですね。20年住み続けた我が家に昨年初めてカビが発生しました。大工さんは、「台所が隣だから湿気がこもってしまったのかな?しばらく様子を見てから考えよう」と言い残し帰っていかれました。原因は、特定できないまま仮定を3つ。
部屋にカビが発生した原因を考える
- 婆さんが出入りしないので風通しが悪い
- 家の周辺に建てた小屋があるため風通しが悪い
- 雑巾がけをしたあと敷物を敷いたせい
手始めに爺さんが建てた小屋をぶっ壊すことにしました。これが原因かどうかは、わかりませんがとにかく小屋を1つ壊しただけでわかりやすく風通しが良くなり陽当りが良くなったのだけは確かな話でした。爺さんは、自分が建てた小屋なので「前から建ってるから今カビるのは、腑に落ちん」と言っていましたが以来カビが発生しなくなったので結果オーライでした。
物を減らしたことで湿気やカビ対策につながった
カビが原因であらゆるものを片付けて処分しました。婆さんの衣類もガンガンお片付けしました。ゴミ袋何個分になったかわかりませんが、婆さんがいつ死んでもいいように生前整理し茶箪笥と洋服ダンスも大型ごみに出してしまいました。婆さんの嫁入り道具なのにw今は、婆さんもそこそこ必要以上に?元気ですが当時は、寝たきりだからもう長くないかともしれないよね?と婆さんの寿命を縮めて?爺さんと話していました。笑。奇跡的に復活したのが良かったのか?悪かったのか?今に至りますが・・とにかく捨てて捨てて捨てまくって物を減らしたことで湿気対策やカビ対策につながったようです。
私も旦那も頻繁に出入りをするようになったので以前より風通しが良くなりカビに悩まされることはなくなりました。先日の片付けをしたら押し入れのスペースがあきました。出しっぱなしだったコタツ布団を押入れに収納したら部屋がもっと広くなるだろうなと思い「暖かくなったら押入れに敷くすのこを作って」とお願いをしておいたのです。
押入れ用のすのこの完成
以前は、カビ臭いと感じていた北側の部屋ですが気がついたらニオイも消えてクリーンになっていました。座布団を新しく買い替えたから?古いものを処分したから?湿気がこもらなくなったのは風通しが良くなったからだと思いました。物を減らすことで湿気・カビ・防臭対策につながったのです。少し前に爺さんにお願いしていた「すのこ」ですが爺さんはすぐに仕事にとりかかり完成したもようです。家の中を1つ1つ見直して整えていくのは、楽しいことです。
布団やこたつ布団を収納していたらコタツ用の敷き布団と掛け布団のペアが見つからなくてちょっとモヤモヤしました。
私は、敷き掛けペアで置いておいたほうが次に使うとき便利で良い~と思ったのですが爺さんは、無頓着なので「敷くのコレだっけ?」と聞いてもテキトーな返事しかしません。(もしかして敷きは買ってなかったのかも)と思いながら他の押入れを開いてみたら入っていました。たぶんテキトーにしまいこんだのは、爺さんです。
同じ種類のペアが見つかるとホッとします。靴下は、片方失くすしなんでもすぐ失くす探し物ばかりのズボラ人生とはもうおさらです。ペアが見つかり収納する喜びをひしひしとかみしめる私。
押入れの中が片付いていくと、以前捨てるかどうか迷っていた電気カーペットも俄然捨てたい衝動にかられます。100歳の曽祖母が亡くなったとき義母は、すでに認知症で葬式なのでぼんやりしてるばかりで全然使えないっていうか足手まといでw私は、この家のどこに何があるか自分の家なのに何もわからず探し出せなくて非常に困りました。あの困った経験があるからこそぬるぬるとしただらしない生活を変えることができたのです。片付けれない女は、何歳からだって返上できます。気づくのがちょっとばかり遅くなりましたが前より少し物を片付けられるようになって今の自分が好きになっていたりします。
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