こんにちは!嫁ぎ先に代々伝わる昭和な食器を捨てたい西ちゃん(プロフィールはコチラ)です。
目次
昭和な徳利&お猪口を使う機会はあるのか?
昭和を感じる徳利1ケース分、処分しました。今の時代、人を集めて、大勢で自宅で飲む機会は無いと判断したからです。コロナウィルスのワクチンを接種できる日が先か、新しい生活様式に慣れるのが先かは分かりません。
昔は、何かあるたびに酒を飲んでいた
昔は、家を建てた、結婚式、通夜、葬儀、法事、お祭り、会合があるたび近所や親戚を集めてお酒を飲み、徳利をお猪口は、欠かせないものでした。でも今は、飲酒運転も厳しくなったこともあり若い人は、酒やビール、焼酎を頼まずにコーラを注文するのも珍しくありません。
昔だったら飲み会で飲まないと「付き合いが悪い」と絡まれたり「飲めないの?」とバカにされることも多かったですが今は、別に飲もうと飲ままいと人付き合いには関係無いと考える人が増えています。
田舎の新築祝いは「日本酒一升」
25年前に家を建てたとき新築祝いは「日本酒一升」が定番でした。正直もらって困るお祝いです。
今は、お祝いで持っていくのは「お祝い金」ですよね。
昭和、平成、令和と時代も移り変わり「酒」をガバガバ飲んでいる人を私は知りません。コロナ禍で5人以上の飲み会自粛などと聞くと(5人のメンバーに入れるかな?)と考えますがアルコールは弱いほうです。
捨てたい理由(1)お酒を飲む機会が減った
老いも若きもお酒を飲まなくなり日本酒離れも進んでいます。2020年5月に一周忌法要を行う我が家。和尚様に拝んでいただいた後、皆で会食をして再び家に戻ってお酒をふるまうのが習わしでした。
それは、とても無駄なことで負担に感じていました。でも今年(一周忌)も来年(三周忌)もコロナで法要を縮小化するため、徳利は必要ないと判断しました。
捨てたい理由(2)趣味にあわないから
捨てたい理由は、昭和っぽくて私の趣味にあわないからです。お客さまにお酒をふるまうなら自分で選んだ徳利をお出ししたいですし。
捨てられない理由(1)家にあるものだから
捨てられない理由は、昔から嫁いだ家にあるものだからです。親世代が生きているうちは、親世代が購入したものを勝手に処分できません。使わないのに置いておくのはスペースの無駄ですが、捨てたら捨てたで、「もったいない」と言われそうで捨てにくいんですね。
昭和な食器は、自分の子世代も使わないと判断したらとっとと処分するべきでしょう。
捨てられない理由(2)ほぼ未使用だから
捨てられない理由は、ほぼ未使用だからです。家を新築した24年前、大工さんたちに日本酒をふるまっていた記憶がうっすらありますが、24年間で使ったのは3回だけです。
割れても欠けてもいないですし、ほぼ未使用だと捨てにくくて残してしまったというのが本当のところです。
捨てるモノ、残して使うモノに分ける
捨てたいモノ、残して使うモノに分けることから始めました。自分で捨てられないことが分かっていたので、処分する予定の食器には「処分」の貼り紙をしました。→時間と労力がかかるリフォーム前のお片付け♪
捨てるまで2ヶ月迷いに迷った
捨てるのに2ヶ月かかりました。不燃ごみの回収は毎月1回で捨てるチャンスを逃すと翌月まで持ち越しです。先月捨てそびれて、今月もギリギリまで捨てるか残すか迷っていました。
夕方5時から回収が始まるのですが4時55分まで「どうしよう」となっていました。
ギリギリまで悩んだ挙げ句「処分」と書いたケース内の徳利を、全部処分することにしました。
前の法要で使った最低限の数の徳利だけを残しました。
お片付けできない理由→(旦那)
スムーズに処分できたわけではありません。不燃ごみの回収日・・うちの旦那は、不燃ごみの袋がいっぱいにならないとモッタイナイからと次の月に持ち越そうとするのです。
不燃ごみは、毎月毎月捨てたい派の私と袋いっぱいになったら捨てる派の旦那。旦那と私の価値観の違いがスムーズにお片付けできない理由です。
自分の意思でお片付け
旦那が回収日に持っていかないからお片付けできないというストレスを抱えていましたが誰にも見つからず、誰にも見られず誰にも咎められること無く捨ててやる!私は燃えて勢いづいていました。お片付けを夫婦二人三脚でやろうとしてもダメですね。
自分の強い意思で不燃ごみの袋に放り込みました。台所の押入れスペースは、かなり大きいので物はいくらでも入ります。でも使わないものを何年も何十年も持ち続けるのは意味がありません。
一番上の徳利が入ったケースはカラになりました。
まだまだお片付けは終わらない
残るケースは、3つあります。まだまだお片付けは終わりません。貧乏性な性格ゆえお片付けできないことも多い私ですが、今回のギリギリ作戦は非常に良かったです。時間に追われれば迷うことなく捨てられるます。
来月の不燃ごみの回収日は、一周忌法要の日と重なります。今から捨てる気まんまんです。
20年間未使用、木の食器セット
押入れには、20年間未使用の木の食器セットが入っていました。私は使いません。使わないのに捨てることができません。
だからといって人に押し付けるのも苦手です。「使わないのに・・どうしよう・・捨てられない」と思っていました。
「処分」「使わない(食器)」「使う(食器)」と貼り紙を貼って押入れに収納していたところ、娘が見つけて「何コレ!使わないならもらっていく」欲しい」というので持っていってもらいました。「捨てる神あれば拾う神あり」「渡りに船」とはこのことですね。
自分が要らないものでも欲しい人が手をあげてくれたおかげで捨てずに住みました。みんなHAPPYです。
木の食器は、インスタ映えするようでサラダ入れる~~と持っていった娘。同じ木の器でもツヤ消しのほうがナチュラルで今の時代にあっている気がします。私の中の「昭和」が2つ我が家から去っていきました。めでたしめでたし。