平成8年(1996年)に結婚した年に家を建てました。築24年の戸建てです。24年の間に台所、お風呂、洗面所、トイレなどの水まわりは相当ガタがきています。
一戸建ての場合、10年未満でリフォームする家は4パーセント。10年~20年でリフォームする家は22%。20~30年でリフォームする家は35%、30年~40年でリフォームする家は25%。40年以上でリフォームする家は13%だそうです。
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築年数が経過している家ほどリフォーム費用が高くなる
台所は、15年前にガスコンロを交換しただけで傷んだ箇所を見過ごしながら生活してきました。我が家の木製システムキッチンの傷みも相当ひどいです。調理をするためのワークトップ(人造大理石の部分)も割れてヒビが入っているのです。2017年頃の台所の写真です。記事はコチラ。
写真で見ると傷んでいないように見えますが・・このとき既に人造大理石割れていました。ひび割れを放置すると割れたところから水や油が漏れはじめます。引き出し棚部分もどんどんボロボロになります。
お片付けにはまる前の我が家のシンク下は、鍋がいっぱい入っていましたが、ゴチャゴチャしていました。人造大理石が割れて水漏れするためシンク下の鍋が汚れてしまうっていうお恥ずかしい状況でした・・(/ε\*) (/ε\*) (/ε\*)
費用がかかるからリフォームの夢をあきらめる
水まわりは傷みやすくリフォームしたいと思っていても費用がかかるのがネックになっていました。我が家も過去に何度か「直した方が良いね」という話になり何度も立ち消えました。でも今回は、大工さんに相談してカタログをもらい希望を出して見積もりを出してもらうという第一段階までこぎつけました。
リフォームの夢
リフォームしたいと思ってから何年も経っています。書いて叶える50代の「人生でやりたい100のリスト」にもリフォームをすることばかり書いています。願わくば、この際リフォームしたい場所を全部 直したいところです。予算オーバーした段階で台所以外は先延ばしにする予定です。
水まわりのリフォームで家が半分建つって?ホント
水まわりのリフォームは、お金がかかる!家が半分建つぐらいかかった!と聞かされました。リフォームにかかるお金の相場を調べてみました。150万円、トイレのリフォームは、40万円、玄関のリフォームは40万円、洗面所のリフォームは30万円。廊下のリフォーム30万円。ザッと見積もって290万円。税金込みで300万円ちょいです。
でも実際にリフォームした友人は、予算より300万円オーバーした!と言っていたので300万円にプラス300万円だったら、ちょっと厳しいです。
老後の蓄えと下の子の教育費を貯めるために節約しまくっているので、貯金も貯めていきたいけど、タイミング的にリフォームするのは今かなと思っています。
我が家のリフォームの優先順位
我が家のリフォームの優先順位は1、2、3。。見積もりを出してもらった段階で洗面所やトイレは後回しにするかもしれませんが今回直すのは、ほぼほぼ水まわり。
- システムキッチン(人造大理石が割れている)
- ガスコンロ(ガス点検は大丈夫だったけどコンロが古いため同じ部品が無いので買い替えのタイミング)
- キッチン床(人造大理石が割れているのとキッチンなので床が汚れている)
- 洋式トイレ(水漏れ)
- トイレ床(水漏れで床が傷む)
- 洗面台(水漏れ、水濡れ)
- 洗面所の床(床が劣化)
- 廊下のフローリング(長年使い続けて相当劣化)
水まわり(キッチン、洗面所、トイレ)リフォームに妥協はしない
台所は、主婦がいつもいる場所です。水まわりなので傷みやすい場所です。傷みが早い割には水まわりなので修復が難しく小さなストレスが溜まります。友人も予算よりオーバーしてもキッチンのリフォームは正解よ。リフォームでお金支払って貧乏になっても妥協したらダメね~と言っていました。
50代、あと何年台所に立つのだろう?
我慢して騙し騙し使えば、あと何年か使い続けることもできるはずです。でも50代の私。昨年婆さん(義母)が亡くなり、やっとで台所が自分のものになったというのに・・ボロボロっていう・・
今使っている台所は、婆さんが決めたシステムキッチン。あと30年ヒビ割れた人造大理石の上でご飯を作るのかという・・・悲壮感。年金生活に入る前も心配ですが収入が今より下がったらゼッタイにリフォームするタイミングを失うと思いました。
リフォームするなら今、今しかない!!と思いました。予算内で希望通りのリフォームが行えるのか?あちこち直したいところばかりです。見積もり書見るまでドキドキです。
キッチン流し台のメーカー
最初に届いたのがリクシル(LIXIL)のカタログでした。低価格帯のアレスタ、リシェエルSI。傷みにくいホーロー製キャビネットのセクショナルキッチン エクシィなどのシリーズがありました。ワークトップがステンレスでキャビネットがホーロー。(意外と低価格)
でもホーローキャビネットは、LIXILよりタカラスタンダードのほうが良さそうだったのでタカラスタンダードのカタログから選ぶかもしれないです。(カタログが届けば・・ですが)
クリナップのステディア(STEDIA)は主婦に人気が高いようです。ステディアはデザイン性、施工性、機能性、コストが良いシリーズです。クリナップにはステディア(STEDIA)よりグレードが高いセントロ(CENTRO)というシリーズも展開しています。
家電でもおなじみのPanasonic。大工さん的にはIHは掃除が楽♪と勧めてみえましたがIHにする気はないし食洗機も設置しない予定なので選択肢からPanasonicは消えています。トイレメーカーでおなじみのTOTOもシンクがキレイっていうし悩みますね。他にはナスラック。トクラス。トーヨーキッチン、ハウステックなど・・さてどこのメーカーのカタログが来るのやら??
キッチンの天板(ワークトップ)
カウンタートップとかワークトップと呼ばれるキッチンの調理スペース。ワークトップはステンレスや人工大理石を使うことが多いようです。
ステンレス製のメリット。コストが安い。耐水性に優れている。傷がつきにくい。汚れにくい。耐熱性が良い。強度が強い。掃除がしやすい。最近はステンレス表面が凹凸しているエンボス加工やバイブレーション加工を施しており傷が目立ちにくいものとなっている
ステンレスのデメリット。シンプルだけど定番の銀色は業務用の厨房を思わせる。
人工大理石のメリット。高級感がある。耐水性に優れている。汚れが目立ちにくい。見た目が良い。カラーバリエーションが豊富でカラフル。手入れがしやすい。天然石と比べると安価。ポリエステル系はアクリル系があり、ポリエステル系は安価。
人工大理石のデメリット。ステンレスと比べるとコストはかかる。ポリエステル製の樹脂でできており耐熱温度は200度。長年使い続けると黄色っぽく変色したりヒビが入って割れる。
クォーツストーン(エンジニアドストーン)のメリット。天然石に近い質感で強度が高く耐久性が強い。見た目も魅力的で高級感がある
クォーツストーン(エンジニアドストーン)のデメリット。人造大理石と比べると値段が高い。
タイルのメリット。海外では多く見受けられるタイル。個性的なデザインのキッチンができる
タイルのデメリット。施工に時間がかかる。目地が黒ずむのでお手入れが面倒。
ホーローのメリット。日本では少ない普及していない。スチールたわしでこすっても傷がつきにくく掃除がしやすい
家族の意見がまとまらない
リフォームの話が決まってから驚いたことがありました。家族の意見が全然まとまらないことです台所に立つ機会が多い女が主導権を握るのかと思っていました。いつもみたいに自由にすれば?と言われると思っていたら大間違いでした。昔から台所は女の城というじゃない?ですか。城主は、この私!
男は機能性、女はデザインと使い勝手
男の人が思い描くキッチンの理想は機能性重視ということ。一方女の人が思い描くキッチンの理想は、使い勝手の良さとデザインなんです。毎日使うと汚れてしまうから汚れにくい台所にはしたいけど、素っ気ない台所は嫌なのです。見た目のデザインの良さも大事です。お金がかかっても譲れない戦いは始まったばかりです。
キッチンリフォームの費用
キッチンにはI型、L型、対面型があります。我が家は壁付きI型です。I型から対面型などに変えると費用がかさみます。現在の位置を変えると排水管や排気用ダクト、電気配線などの別途工事が必要になるためシステムキッチンにプラスアルファーの費用がかかります。我が家は、基本のレイアウトは変えずにリフォームを行う予定です。続いてキッチンをリフォームする上で現状の不満を使いにくい部分などを書き出します。
築24年、家と家族との調和が絶対条件
新築の家ならば、カタログでオシャレなシステムキッチンをサクッと選びたいのですが・・築24年の我が家。リフォームの絶対条件は本来の家の床や壁と調和が取れていることです。
我が家は、6人中5人が男です。台所のリフォームに関して家族の意見と私の意見が全くまとまっていません。予算よりオーバーしてもキッチンのリフォームだけは妥協したくないという女心。どこまで叶えられるのでしょうか?お金もかかるので家族との調和を取りつつすすめていきたいです。